可愛い柄が載ってる上履きって、とっても目を引きます。
デコパージュの上履きを履く時、子供の目が輝くのを私は見逃しませんでした。
作ってあげてほんとによかったと思った瞬間です。
子を想う親なら、我が子が園で少しでも楽しく過ごしてくれたらと願うものです。
デコパージュの上履きにその想いを託しましょう。
この記事では、男の子に履かせたいデコパージュの上履きの作り方を動画も交え詳しく解説していきます。
デコパージュするペーパーの柄の選び方や、自分で左右を見分けられる方法、動きの激しい男の子のデコパージュ上履きを長持ちさせる方法などについてもお伝えしますね。
基本的には切って貼るという簡単な工程ですが、ちょっとした工夫で綺麗に仕上がりますよ!
是非お子さんと一緒に柄を選び、お子さんの大好きな柄で一緒にデコパージュ上履きを作ってみましょう 。
デコパージュした男の子の上履きの作り方
1番簡単な柄を切って貼るデコパージュ上履きを一緒に作ってみましょう!
用意するもの
- 上履き
- ペーパーナプキン
- はさみ
- デコパージュ専用のり
- デコパージュと水を入れる容器2コ(紙コップなど)
- セロテープ少し
- 平筆
- 平たい箱
ペーパーナプキンの柄の選び方
お子さんの足が小さい場合は、小さめの柄が良いです。
なぜかというと、上履きが小さいのに柄が大きすぎると、上履きに収まりません。
柄の周りに色がついているものではなく背景が白のペーパーナプキンを選びましょう。
上履き自体が白なので、上履き全体に貼る技法以外は むきません。(全体に貼る技法は切って貼る技法より難しいのでここではやりません。)
デコパージュ左右
市販品の上履きは左右が同じ柄になっていますので、お子さんが自分で履くときに間違いやすいですね。
ハンドメイドの場合は、わざと左右の柄を違うものにしてあげます。
左右柄を変えることで、お子さんが右と左の見分けがつき自分でもさっと履けるようになりますよ!
作り方
作り方について分かりやすいよう、動画を撮ってみました↑
まずはこちらをご覧になってイメージをつかんでください。
その後、以下の解説をお読みになって、ゆっくり作って行きましょう。
まずテーブルが汚れないように下に新聞紙などを引きます。
ペーパーナプキンの柄の部分だけ一枚にしていきます。
セロテープを少し取りペーパーナプキンの(大体3枚になってます。)白い部分をセロテープにつけ剥がしていきます。
つけたい柄を選んでハサミでカットしていきましょう。
ペラペラで飛びやすいので、なくならないように平たい箱を用意して入れておくといいです。
容器の一つにデコパージュ液、もう一つに水を入れておきましょう。
さていよいよ切り取った柄を貼っていくんですが、その前にスムーズに行くためにやっておくことがあります。
先ほど切り取ったペーパーナプキンの柄を上履きのどこに置くかをかイメージしましょう。
そうすると「カットした柄が足りない。」とか、「同じような柄がくるから違う柄にしよう。」などと気づきますね。
デコパージュ液を貼り付けるときに気づいてカットすると、すんなり作業がいかなくなります。
大体でいいので貼り終わったことをイメージをすることが私のやっていることです。
では、イメージしたところに柄を貼っていきましょう!
まず、上履きの貼りたいところにカットした柄を仮置きします。
平筆にデコパージュ液を取り、その柄よりも少し大きめに塗りましょう。
青い丸でかこんだ部分がデコパージュ液を塗る部分です。
デコパージュ液をつけたところに 柄をのせます。
さらに平筆にデコパージュ液を取り、柄の上から重ね塗りします。
この時の注意は、ペーパーがシワになったり空気が入ったりしないようにはじから塗ることです。
ここの力の入れ具合は少し難しいかもしれません。
強いと切れてしまったりもするし、弱いときちんと密着しません。
ただ、失敗したと思ったら水をつけた筆でこすると、はがれますのでやり直しがきくので安心してくださいね。
このようにして全ての柄をつけていきます。
全てつけ終わったら1回乾燥させます。
触ってみて乾いたかを確かめましょう。(急いでいるときはドライヤーで乾かすこともできます。)
仕上げにもう一回デコパージュ液をつけます。これで完成です!
<注意>平筆が乾いていたら水をつけてデコパージュ液をつける前に洗います。
デコパージュするときは常に筆が乾燥しないようにします。
筆が乾燥してしまうと柄が破れてしまうから気をつけましょうね。
なお、デコパージュを基礎から体系的に学びたい場合は、好きな時間に取り組める以下のようなPBアカデミーの通信講座を利用すると良いですよ。
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男の子用のペーパーナプキンの柄
女の子用のペーパーナプキンっていろいろあるけど男の子用のってホント少ないんですよね・・・。
探すのに困ってしまう~ ! というお声がとっても多いです。
男の子が大好きなのは車や飛行機、電車柄です。
それが見つからなかった場合は以下のような柄がいいでしょう。
まずはアルファベット柄です。
男の子・女の子を問わず使えて意外とペーパーナプキンに多い柄だと思います。
アルファベット柄の中でも色をブルー系やグリーン系などの男の子っぽい色にしてあげるといいですね。
次に動物柄です。
ライオンやゾウ・キリン・カバ・クマ・カエルなんかは男の子らしく仕上がりますよ。
それから楽器もいいと思います!ギターなんかいいですね。
次に、月とか星とか宇宙とか土星などの柄も男女問わず使えます。
デコパージュした柄がはがれにくくする方法
女の子に比べて動きの多い男の子はデコパージュした柄もすぐはがれてしまうのでは? という質問をいただきました。
実際に長持ちしない場合も男の子の方が多いようです。
これを回避する方法があります!
それは動きの多い部分やよく触る部分・折れる部分に柄を貼らないこないことです。
ちょっと難しいですよね。
では、想像してみてください。つま先立ちになってみてください。
それか上履きを持ってつま先を折ってみましょう。
線が入ってしまう部分 、そこは動きが大きくはがれやすい部分です。
それと、上履きを履く時に引っ張る部分がありますよね。そこに柄を貼る場合もありますが、そこを踏んだり、頻繁に持つのではがれやすい部分です。
それから柄を切る場合に真四角に切ると角が四つできますね。角ははがれやすいです。
柄を四角く切ったとしたら、そこから角を取りましょう。
さらに丸みを持たせて切ります。
とってもとっても持ちが良くなる方法です!
大きめに切ったペーパーナプキンの余白を指でちぎっていきます。
すると貼った後も目立たないし、角も出ない、すごく薄くなってるので格段にはがれにくいです!
少し手間はかかりますが、お時間ある方はやってみてください。
男の子のデコパージュ上履きの柄がはがれやすいことについては、この後からお伝えする
上履きの選び方、デコパージュ専用液の選び方、洗い方を注意することでも、もちがとても良くなります。
上履きの選び方
上履きは以下のようなキャンバス地、布製にしてください。
ビニール製だとしっかり貼っても、一部に傷が入っただけでピリピリ~とはがれてきてしまいます。
デコパージュ専用液の選び方
デコパージュ専用液の選び方も、はがれにくい男の子用デコパージュ上履きを作るためにとても大切です!
私も以前に違うデコパージュ液を使っていた時は上からの重ね塗りを5回もしていましたがもちが悪かったです。
それがこのデコパージュ専用液にしてからはとても持ちが良いです。
デコポッジからでている布用デコパージュ液「ファブリック」がおすすめ!
通常のデコパージュ液はつけて乾燥すると硬くなってしまいますが、こちらのデコポッジ布用デコパージュ液は固くならず柔らかいままなのでとても持ちが良いです。
洗い方注意
以下の洗い方を注意して長持ちさせましょうね。
デコパージュ上履きは、ブラシなどでゴシゴシ洗うと傷がつき、そこからはがれてきてしまいます。
デコパージュしていない中の部分はもちろんブラシでゴシゴシ洗っていただいて大丈夫ですが、デコパージュした部分はティッシュを水で濡らし軽く拭いてあげてください。
デコパージュ専用液をつけ大部分は汚れがつきにくくなってますのでそれで十分です。
いちばん NG なのはつけ置き洗いと、 ぬるま湯で洗うです。
ここで私のイチオシ・・・デコパージュ専用液をつけた部分は汚れが付きにくくなってると言いましたよね。
私は柄をつけた部分だけでなく仕上げに全体にデコパージュ液をつけます!
これでデコパージュ上履きは、ぬらしたティッシュをしぼり軽く拭くだけで OK です!
男の子用のデコパージュ上履きまとめ
最後にハンドメイド・デコパージュ上履き男の子用のまとめます。
最初に書いた通りデコパージュ上履き作りは切って貼るという簡単な ものです。
しかし、上履きやデコパージュ液の選び方・洗い方・ひと手間加える(角を作らない・柄のはじをちぎって薄ーくする)などで仕上がりや柄のもちが違ってきます。
せっかく仕上げた上履きの柄を長持ちさせたいですよね。
保育園や幼稚園で上履きを履く時期の何年間かは、過ぎ去ってしまうとあっという間でした。
今でもつけた柄を覚えています。良い思い出です。
あなたも、息子さんの為に世界にたった一つの愛情あふれるデコパージュ上履きを作ってあげてくださいね!
デコパージュ上履き以外にも巾着袋を作ったり、ハンドメイドでお子さんにたくさん愛情をプレゼントしてあげて下さい。
なお、ハンドメイド作家に人気の資格や通信講座について、以下の記事にまとめました。
こちらもご参考にどうぞ。
また、ご紹介したPBアカデミーの口コミについては、以下の記事をご覧になってください。