かぎ針編みを始めるなら、まずは比較的簡単なコースターが最適です。
ですがやってみようというワクワクした気持ちはあるのに、何から始めれば良いのか迷ってしまって、足踏みしてしまいがちです。
せっかくのやる気を諦めてしまうのはもったいないです。
そこで今回は初心者さんでも取り組みやすい、かぎ針編みで編むコースターの簡単な作り方を動画と画像付きで解説します。
- かぎ針編みでコースターを作る際に準備するもの
- かぎ針編みの基本的な編み方
- 綺麗に作るポイント
かぎ針でコースターを編む際に準備するもの
まず始めに、かぎ針編みでコースターを作る際に必要なものを2つ、他にあれば便利だなというものをご紹介します。
何をどれだけ揃えればわからない場合は、以下のようなセットを買っておけばとりあえず間に合います☟
かぎ針の種類
かぎ針には号数というものがあり、2/0号(直径2ミリ)〜10/0号(直径6.0ミリ)まで、号数が小さければ細く、大きくなるほど太くなっています。
かぎ針には号数やミリ数の記載があるので参考にしましょう。
また毛糸の帯に、編むのに適したかぎ針の号数が書いてあるので、使いたい糸に合わせた号数のかぎ針を用意します。
おすすめの毛糸
コースターを編むのに適した糸ですが、私のおすすめはコットン糸です。
毛羽立ちも少なくみっちり編むことで安定感が増し、吸水性も良いので暑くなる季節にもおすすめです。
しかし基本的に、糸や紐であればかぎ針で何でも編めてしまうので、自分の好きな毛糸や麻糸、ビニール紐などで挑戦してみるのも楽しいですね。
あると便利なもの
こちらでは、コースターを編む際にあれば便利なものをご紹介します。
- 目数、段数リングもしくは安全ピン(何段編んだのかの確認や、拾い目をする時に便利です)
- とじ針(編み始めの糸や編み終わりの糸始末に使います)
- ニットゲージ定規もしくはメジャー(10センチ四方の中に何目何段編めるのか計測して編む寸法を決められます)
簡単にコースターを編める基本的な編み方
ここでは、かぎ針編みの基本的な編み方をご紹介します。
この編み方さえマスターしてしまえば、コースターはもちろんネクタイなど、編めるバリエーションが広がっていきます。
つくり目、くさり目の作り方
編み始めの「つくり目」の作り方になります。
こちらはかぎ針編みをする際に必須になります。
くさり編みの編み方
自分の作りたい大きさ分くさり編みを編みます。
使いたいコップなどの大きさに合わせても良いですね。
こま編みの編み方(1段目)
かぎ針編みの基礎的な編み方です。
こま編みで1番難しいと言われている1段目ですが、
ここを乗り越えてしまえば簡単です。
こま編みの編み方(2段目以降)
1段目を編めれば、後は自分の作りたい大きさまで同じ編み方の繰り返しです。
どんどん編んでいきましょう。
編み終わりの糸始末
糸の始末もとても簡単です。
専用のとじ針がなければ、針穴の大きな布団針や使用している糸が通る針なら何でも大丈夫です。
かぎ針編みでシンプルな四角いコースターを編んでみよう
まずは、細編みで簡単なコースターを編んでみましょう。
1つ編み終わる頃には、編み方も覚えられるので自信がつきます。
編み図の見方
くさり編み、細編みはかぎ針編みで使われることが多いので、編み図の記号を覚えるととても便利です。
- ⬭・・・・くさり目。編み始めの編み方です。立ち上がりのくさり目と同じものになります。
- ⬯・・・・立ち上がりのくさり目。次の段にいく時に「立ち上がりひと目」などで記載されます。
- ×・・・・こま編み。他に+で記載されることもあります。
完成図
こちらでご紹介したシンプルな四角いコースターは、同じ編み方を繰り返すので難しく考えずに挑戦できます。
使用する編み図の記号も2つだけなので、編み図を自分で書いてみるのもおすすめです。
私は単色で1枚と、太めのかぎ針で違う色の糸2本を一緒に編んでみました。
簡単に作れるコースターは練習にもおすすめ
今回ご紹介したかぎ針編みで編むコースターは、1つの編み方さえ覚えてしまえば作れてしまうとても簡単なものです。
私もコースターで細編みだけを覚えて、ネクタイやルームシューズなどバリエーションを増やすことができたので練習にもおすすめです。
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見た目もちゃんとしたものが編めるようになるので、親しい人にプレゼントすると喜ばれますよ!
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かぎ針でコースターを編む際に押さえておきたいポイント
とても簡単にマスターできるかぎ針編みで編むコースターですが、きれいに、より満足できるように作るためのポイントがあります。
編み目の数を数える
とても基本的なことですが、編み目を数えることは本当に大切です。
慣れないうちは編みながら数えることをおすすめします。
目数リングで印をつけて後から数えても良いのですが、万が一編み始めでズレていると編み直しになってしまいます。
始まり、終わりの拾い目を間違えない
目数リングや安全ピンなどで始めと終わりの目に印をつけておきましょう。
こちらも編み目がズレるのを防ぎます。
編む際の力加減
慣れるまで難しく感じるかもしれませんが、糸を引く時の力加減がまばらになると、編み目の数が合っていても綺麗にはならないので注意が必要です。
指が痛くなりました。
かぎ針編みで簡単に作れるコースターまとめ
ここまでかぎ針編みで編むコースターの簡単な作り方をご紹介してきました。
- かぎ針編みでコースターを作る際に必要なものはかぎ針と毛糸の2つ
- 基本的な編み方の1つ、細編みを覚えてしまえばその繰り返しで編めてしまう
- 編み目を数えながら力加減に注意して編むことで綺麗に仕上がる
かぎ針編みの良いところは、揃える道具が少ないことはもちろん、間違えても出来上がったものに納得がいかなくても、毛糸をほどけば何度でもやり直せるところですね。
かぎ針編みで素敵なコースターを作ることができるようになれば、ネットでも十分に販売できますよ。
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なお、かぎ針で編む「あみぐるみキット 」を以下の記事でご紹介しています。
ご興味があればご覧になって下さい。
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ハンドメイド作家に人気の資格については、以下の記事を参考にして下さい。