レジンアクセサリーを作るとき、金具をつけるためにレジンパーツに穴を開ける必要があります。
硬化後のレジンはかなり固いので、穴開けに悩みますよね。
そこで本記事では、レジンパーツの穴開け方法や注意点について解説します。
- レジンに穴を開ける方法8選(定番・お手軽)
- レジンの簡単な穴開けを実演【動画】
- レジンに穴を開ける際の注意点
本記事をお読みになると、8通りもの穴開けの方法がわかり、作るレジンアクセサリーに応じて適切に対処できようになりますよ。
レジン作家を目指すなら必須の知識です!
なお、作品を作りながらレジンアクセサリーを基礎から勉強したい場合は、以下のオンライン講座を検討してみてください☟
レジンに穴を開ける定番の方法5選
まずは基本的なレジンの穴開け方法をご紹介します。
どんな穴にするかで方法が変わりますので、あらかじめ作品のイメージを決めておいてくださいね。
ピンバイス
ピンバイスは手のひらに収まるサイズのドリルです。
私は手芸店で見かけて買いましたが、今は100均でも買えるところがありますね。
こちらの動画が非常にわかりやすいのでご覧ください。
薄い硬化済みレジンだったら貫通させることも簡単です。
ヒートンを付けたいなら貫通させなくてもいいですから、ピンバイスでの穴開けで十分ですよ。
電動ドリル
それなら電動ドリルがおすすめです。
力いらずで、あっという間に穴が開くので、厚みのあるレジンも、穴開け箇所が大量でも疲れることなく作業できます。
シリコンモールド
「通し穴付きシリコンモールド」というものがあるのです。
これなら型にレジン液を流し込むだけで、穴が開きます。
という場合には不向きですが、この型を使うメリットは何と言っても簡単であるということ。
レジン初心者さんが穴開けを体験するには、シリコンモールドがおすすめです。
棒状のシリコン
シリコン製の油引きやハケを見たことがありませんか?
「棒状のシリコン」というのは、油引きやハケの先端部分のことなのです。
クリアファイルを小さく切り、真ん中に目打ちで穴を開けます。
そこにカットしたシリコンの棒を刺したものを、レジンを入れたモールドに固定して硬化。
クリアファイルがシリコンの棒を固定してくれているんです。
しっかり穴を開けることができました。
上手く貫通していなくても、薄いレジンの膜なら目打ちで貫通させられます。
通し穴付モールドに比べ、好きな箇所に穴を開けられるところが魅力ですね。
ホールメイカー
レジン液「月の雫」「太陽の雫」でおなじみのパジコさんが販売している「ホールメイカー」。
ホールメイカーはレジンに穴を開け、簡単に美しいビーズが作れる優れものなのです。
ビーズの他にもボタンが作れたり、これが1セットあるだけで、かなり作品の幅が広がりますね。
そしてさまざまな穴開け方法がある中で、最も簡単なのでは?と感じます。
手芸店で見つからなくてもネットで買えます☟
レジンに穴を開ける手軽な方法3選
ここまで紹介した方法で十分キレイな穴を開けることができますが
と感じていませんか?
ということで、大きな穴の開け方をお教えしますね。
ストロー
ストローにレジン液が付着しても、意外と簡単に外せるんです。
中に粘土を詰めることで仮固定でき、ストローの中にレジン液が入ってくるのを防ぎます。
同じストローを繰り返し使うのは、ストローがボロボロになってしまうので厳しいです。
たくさん作りたい場合は、その分だけストローをカットして使ってくださいね。
リング状のシリコンモールド
リングが作れるシリコンモールドがあるのです。
それがこちら☟
このモールドで硬化させたレジンは、そのまま指輪にしてもいいですが、パーツとしても使えます。
大きな丸カンを付けたり、真ん中にレジンを流し込んで枠代わりにするのもいいですよ。
フリーハンド
粘度の高いレジン液なら、フリーハンドでの作品作りも楽しめます。
穴を描いてしまうことも可能です。
大きい穴のパーツは大きな丸カンで簡単に繋げられて楽しいです。
ネックレスができました。
レジンに穴を開ける際の注意点
様々なレジンの穴開け方法がありましたが、穴開けに関する注意点があります。
それは以下にまとめました。
- 工具の先端に手を置かない
- 破片が飛んでくることもある
- 一気に力を入れると作品が割れることがある
主にピンバイスや電動ドリル、目打ちで穴を開ける際の注意点ですね。
破片の他にもレジンの削りカスが飛んでくることもあります。
眼鏡をつけるなどしてケガを防ぎつつ、穴開けに挑戦しましょう。
レジンの穴開け学習法
レジンの穴開けが上手になってくると、アクセサリーも手早く作れるようになってきます。
ただし自称レジン作家では、作品は売れませんよ。
正しい技術を学んで、お金をいただけるレベルのスキルを身に着けてください。
アクセサリーって鑑賞するものじゃなくて身に着けるものですよね。
技術が不確かで、すぐに壊れちゃったら役に立ちませんから。
自己流で間違ったクセを付けないようにしましょう。
レジンを学ぶ本はたくさんありますよ。
具体的な本については、以下の記事をご覧になってください。
レジンアクセサリー作りにおすすめの本11選|初めの1冊から売り方の本まで
もう1つ、レジンの通信講座も人気があります。
一定のレベルで講座を卒業すると認定講師資格が取れます。
認定講師資格は作品を販売するとき、作家のプロフィール欄に書くと良いです。
レジン作家の先生の作品って言うと、やっぱり売れ行きが良いんですよ。
無料で資料請求をして受講申し込みをすると、受講料が20%Offになりますよ。
なお、PBアカデミーの「レジン講座」について詳しくは、以下の記事をご覧になってください☟
レジンの穴開け方法まとめ
レジンの穴開け方法の基本的なものを紹介してきました。
最後に要点をまとめておきます。
- レジンの穴開け基本道具はピンバイスと電動ドリル
- 通し穴付シリコンモールド、棒状シリコンは初心者向け
- ホールメイカーがとても万能
- 大きな穴なら手軽に開けやすい
- 工具を使う際はケガに注意
- 教本やPBアカデミーのレジン講座で正しい技術を身に着けたい
レジンに開ける穴も大切なデザインの一つです。
作品を販売、展示などするなら、ますます手抜きはできません。
上手に穴開けしてアクセサリーを作ったら、販売していきましょう。
レジンアクセサリーの売り方は、以下の記事をご覧になってください☟
またレジンアクセサリーを販売する際は、資格を取っておくと安心して買ってもらいやすくなりますよ。
レジンアクセサリーの資格については以下の記事で詳しく解説しています☟