デザインの幅が広く年齢を問わず人気のマクラメ編みですが、その中でも気軽に身につけやすいのがブレスレットです。
そんなマクラメ編みのブレスレットを自分で、しかも簡単に作れたら素敵ですよね。
そんな疑問があることでしょう。
今回は、マクラメ編みのブレスレットの簡単な作り方を動画と画像を交えて解説します。
同じ結び方で繰り返し編んでいくだけなので初心者さんでも本当に簡単に作れますよ。
この記事をお読みになると以下のことがわかります。
- マクラメ編みでブレスレットを作る際に用意するもの
- ねじり結び(左上ねじり結び)だけで作るブレスレットの編み方
- 平結びだけで作るブレスレットの編み方
- ブレスレットの留め方
- ブレスレットのアレンジ方法
なお「ハンドメイド作家を目指す人」の資格について、ハンドメイド作家に人気のおすすめ資格15選と通信講座をご紹介!で解説しています。どうぞご参考になさってください。
簡単に作れるマクラメ編みブレスレットの概要
まずは、マクラメ編みの初心者さんでも簡単に作れる、マクラメ編みブレスレットの概要をご説明します。
とてもシンプルなブレスレットですが、その分アレンジがしやすいので経験者さんにもおススメです。
1つの編み方でブレスレットは作れる
マクラメ編みのブレスレットと聞くと複雑で難しく感じるかもしれませんが、同じ編み方を繰り返していくだけでブレスレットが作れるんです。
ここではねじり結び、平結びだけで作ったマクラメ編みのブレスレットをご紹介します。
ねじり結びだけで作れるブレスレット
ねじり結びだけで作れるブレスレットです。
ねじり結びは糸の変化がわかりやすいので、色が移り変わっていくミックス糸で編むのもオススメです。
平結びだけで作れるブレスレット
平結びだけで作れるブレスレットです。
太めのマクラメ糸や糸を変えてパラコードなどで編めば、ボリュームのあるブレスレットができるので男性にもおススメです。
基本の編み方でブレスレットを作ってみよう
それではブレスレットを作ってみましょう。
それぞれ同じ編み方の繰り返しなので、1本編み終わる頃にはスイスイ編めるようになっているはずです。
ブレスレットの留め方によって編み始める際に残す芯紐の長さや形状が変わってくるので、留め方を決めてから作ってみましょう。
用意するもの
マクラメ編みでブレスレットを作る際に必要なものを準備します。
- マクラメ糸(画像のマクラメ糸は直径1mmのものを使用しています)
- 芯紐50〜60cm
- 結び紐90〜130cm
- それぞれ好みの本数
- コルクボードやクリップボード
- マクラメ糸を押さえるピンもしくはマスキングテープなどのテープ
- 定規(物差し)
- はさみ
- ボタンやビーズ(ブレスレットの留め方による)
- ライター(ブレスレットの留め方による)
ねじり結び(左上ねじり結び)でブレスレットを作る
ねじり結びですが、螺旋状に捻れていく結び方なので編んでいくうちに結び目も回っていきます。
結び目が回って編みにくくなったら、左右の糸を持ち替えるかブレスレットを回転させて編みやすいように向きを修正しましょう。
①芯紐の下を通して結び紐を置きます。
画像の結び紐はわかりやすいように「a」「b」で色を変えています。
②結び紐aを芯紐の上を通り、結び紐bの下に通します。
③結び紐aはそのままで、結び紐bを芯紐の下を通して反対側に出します。
④芯紐と結び紐aでできた輪に結び紐bを下から通し、輪になった結び紐aの上に出します。
⑤結び紐aと結び紐bを引き締めて、左上ねじり結びが1つ完成です。
左上ねじり結びはこの結び方の繰り返しになるので、自分の手首に合わせながら必要な長さを編んでいきます。
平結びでブレスレットを作ってみよう
平結びは、ねじり結びの左上ねじり結びと右上ねじり結びを交互に編んでいきます。
左上ねじり結びは上記の「ねじり結びでブレスレットを作ってみよう」を参考にしてください。
①ねじり結びで解説した左上ねじり結びを1つ編みます。
②結び紐aを芯紐の上を通り、結び紐bの下に通します。
③結び紐aはそのままで、結び紐bを芯紐の下を通して反対側に出します。
④芯紐と結び紐aでできた輪に結び紐bを下から通し、結び紐aの上に出します。
⑤結び紐aと結び紐bを引き締めて、右上ねじり結びが1つ完成です。
平結びはこの左上ねじり結びと右上ねじり結び繰り返しになります。
自分の手首に合わせながら必要な長さを編んでいきます。
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マクラメ編みブレスレットの留め方
マクラメ編みのブレスレットの留め方にはいくつか方法がありますが、ここでは簡単につけはずしができる留め方とサイズ調整ができる留め方の2つをご紹介します。
ボタンを使った留め方
おうちにあるボタンで作ることができます。
大きめのボタンを使ってボタンをメインに作っても素敵です。
使いたいボタンが通るくらいの長さを残して編み始めます。
後からある程度は調節できるのであまり神経質にならなくても大丈夫です。
編み終わったら、糸束をボタンの穴に通して結んで完成です。
画像ではボタンの柄が見えるように内側で結んでありますが、ボタンに糸を通した後そのまま結び目が出るように結んでも良いです。
ビーズを使った留め方
マクラメ糸や使用したい糸が入るくらいの通し穴の大きさのビーズを用意します。
糸束をビーズに通して、通した糸束の先をそれぞれ玉結びにしたり小さなビーズをつけて完成です。
留め具のビーズの穴が糸束に対して大きすぎると、ゆるくなってしまうので糸束にギリギリ通るくらいがオススメです。
マクラメ糸に対して使いたいビーズの穴が大きい場合は、芯の本数を増やしてブレスレットを少し太目に作る方法もあります。
平結びと焼き留めの留め方
マクラメ編みでよく使われる、焼き留めと呼ばれる方法をご紹介します。
今回は平結びで焼き留めをする方法なのでサイズ調整もできます。
①5〜8cmくらい糸束を残して編み始めます。(画像では8cm残しています)
サイズ調整にも使うので自分の手首のサイズ、編み終わりにどのくらい糸束を残しておきたいかを考えると決めやすいです。
②糸束を画像の矢印の方向で重ね合わせます。
③重ね合わせた糸束の下に、平結びするマクラメ糸をおきます。
④平結びを編み始めます。
画像では編みやすいようにひと結びしていますが、そのまま平結びを編み始めても大丈夫です。
⑤自分の好きな長さまで編みます。
⑥好きな長さまで編み終えたら、2~3mm残した状態でマクラメ糸を切ります。
画像の赤い矢印の部分、ライターの根元に近い青い炎をマクラメ糸に近づけ溶かします。
⑦マクラメ糸が溶けたら、ライターの金属部分を押しつけます。
直接触ると火傷する恐れがあるので、触って確認したい時は冷めてから確認してください。
⑧完成です。
残した両方の糸束を引くことで調整できます。
火を使うこともあって難しく感じてしまうかもしれませんが、焼留めができるようになるとマクラメ編みの自由度が増すので、いろいろなアクセサリー作りにも応用できるようになります。
マクラメ編みの基本の編み方でアレンジをしてみよう
ねじり結びや平結びだけで素敵なブレスレットが作れるようになったら、少しステップアップしてみましょう。
こちらではねじり結びや平結びをベースに、少しだけアレンジしたブレスレットのご紹介をしていきます。
ねじり結びや平結びのブレスレット
ねじり結びや平結びのブレスレットを作り2本一緒に留めるだけで、また違う雰囲気が楽しめます。
また2つ一緒につけはずしができるので手間もかかりません。
ビーズや天然石を使ってみよう
ねじり結びや平結びで糸を編み込んでいく際に、ビーズや天然石を一緒に編み込むことで雰囲気の違うブレスレットを作ることができます。
好きな色のビーズや、誕生石の天然石などを組み込んでも素敵ですね。
マクラメ編みのジュエリー作りを学べる通信講座
ここまで簡単に作れるマクラメ編みのブレスレットの編み方を解説してきましたが「もっと本格的に学びたい!」「基礎からきちんと学びたい!」というあなたには通信講座がオススメです。
気軽に挑戦しやすい
マクラメ編みを学ぶのにいくつか方法はありますが、通信講座は自分のペースで学ぶことができるのでスケジュールが組みやすく、生活スタイルをあまり変えることなく挑戦することができます。
また必要な材料や道具がセットになっているので自分で揃える必要がなく、いざ作ろうという時に「あれがない!」と慌てることもありません。
DVDがわかりやすい
通信講座では結び記号の読み方、結び方や結び目の数え方など基礎からきちんと学ぶことができますよ。
またテキストだけではなく、わかりやすいDVDがセットになっているので、繰り返し理解を深めることができます。
独学では不安だったり、教室に通う時間がとれないというあなたは、通信講座を利用すると良いですよ。
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簡単に作れるマクラメ編みブレスレットのまとめ
ここまでマクラメ編みのブレスレットの簡単な作り方をご紹介してきました。
- 同じ編み方の繰り返しでブレスレットは作れる
- 材料さえ準備すれば道具は家にある物で作れる
- アレンジも簡単にできる
今回ご紹介したねじり結びや平結びはマクラメ編みの基本的な編み方です。
また糸もマクラメ糸だけではなく刺繍糸やシルクコード、パラコードなど糸、紐であれば編めるので挑戦してみてくださいね。
なお、マクラメ編みのピアスの作り方を以下の記事で紹介しています。
どうぞ合わせてご覧になってみてください☟
関連記事:【簡単】マクラメ編みのピアスの作り方|2動画と38画像を交えて解説