手作りのマクラメ編みピアスって、既成のピアスにないぬくもりがあって素敵ですよね。
今回は初心者さんでも簡単に作れるマクラメ編みのピアスの作り方を、2つの動画と38枚の画像を交えて解説します。
この記事をお読みになると以下のことがわかります。
- マクラメ編みでピアスを作る際に必要な材料
- ピアスにおすすめのマクラメ糸の太さ
- 左右結びの編み方
- マクラメ糸を留める方法
- 左右結びで作るピアスの作り方
- 簡単なアレンジの方法
なお「ハンドメイド作家を目指す人」の資格について、ハンドメイド作家に人気のおすすめ資格15選と通信講座をご紹介!で解説しています。どうぞご参考になさってください。
マクラメ編みで作れるピアスの種類

マクラメ編みで簡単に作れるピアスにはいくつか種類があります。
どのようなものが作れるのか知っておくと、アイディアも広がりますしワクワクも大きくなりますよ。
マクラメ糸だけで作れるピアス

1つ目はマクラメ糸だけで編むピアスです。
平結びやねじり結び、巻き結びなどの編み方がたくさんあるので、組み合わせることで様々なデザインを作り上げることができます。
ビーズを使ったマクラメ編みのピアス

ビーズを使うことでまた違った雰囲気を楽しむことができます。
フリンジのように使ったり、ところどころにビーズを編み込めば簡単にオリジナルのピアスを作れます。
マクラメ編みを作る際の材料

マクラメ編みでピアスを作る際の材料は、基本的にピアスのパーツ(金具)とマクラメ糸があれば作ることができます。
ここでは、より作りやすいように道具についても解説していきます。
ピアスのパーツというのは、この金具です☟
用意する道具と材料

- マクラメ糸(画像は1mmです)
- マクラメ糸を固定するボード(バインダーなどでも)
- マクラメ糸を固定するピン(細いマクラメ糸の場合はテープやまち針が使いやすいです)
- はさみ
- 定規
- ピアスのパーツ
- ボンド
- ライター(焼き留めをする場合)
マクラメ糸を固定するボードなどがない場合は、テーブルにマスキングテープでも代用できます。
代用できるものは代用して、気軽に挑戦してみましょう。
必ずこうしなければいけない、ということがないのがハンドメイドの良いところの1つです。
ボンドは、こちらを使用しています☟
ピアスにおすすめのマクラメ糸の太さ

マクラメ糸といってもいくつか太さがあります。
私の実体験では、編んで作る場合は大ぶりのピアスでも1mmの太さまでかな、と感じています。
画像では0.45mm、0.65mm、1mmのマクラメ糸を使い、左右結びで同じ目数だけ編みました。
数ミリ違うだけで大きさが全然違ってきますね。
デザインにもよりますし存在感のあるピアスを作りたい場合などは太めでも良いですが、普段使いのピアスを作りたい時は1mm以下のマクラメ糸をオススメします。
左右結びの編み方と留める方法

今回簡単に作れるピアスで使う編み方は1つだけ!左右結びです。
左右結びはマクラメ編みに触れたことのないあなたでも簡単に覚えることができますし、アレンジもしやすいのでオススメです。
左右結びの編み方
左右結びの編み方動画はこちらです。
画像でも解説しているので、動画を見ながらでも画像で確認しながらでも編んでみてください。
画像で左右結びを解説していきます。

①結び紐を2本用意します。
1本を半分に折って2本にしても良いです。

②向かって左側が芯紐、右側が結び紐になります。
結び紐を逆4の字のように折り芯紐の上を通して左側に通します。

③結び紐を芯紐の下を通して反対側に出します。

④結び紐の上を通します。

⑤引き締めます。

⑥ここで結び紐と芯紐が交代して、向かって左側が結び紐、右側が芯紐になります。
結び紐を4の字のように折り芯紐の上を通して右側に通します。

⑦結び紐を芯紐の下を通して反対側に出します。

⑧結び紐の上を通し、引き締めます。

⑨繰り返し編んで完成です。
マクラメ糸を留める方法
マクラメ糸を留める方法はいくつかありますが、今回は2つご紹介します。
- ライターで焼き留めする方法

①2、3mm残してマクラメ糸を切り、ライターなどの青い炎を近づけて糸を溶かします。

②マクラメ糸が溶けたらライターのシルバー部分を押し付けて潰し完成です。
- ボンドで留める方法
ライターなどで焼き留めをするのが不安なあなたには、ボンドで留めることをオススメします。
糸がほつれない程度にギリギリで切って、ボンドをつけるだけで完成です。
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マクラメ編みピアスの簡単な作り方

シンプルでアレンジしやすい雫型のピアスの作り方です。
編む回数も少なく、とても簡単に作ることができますよ。
作り方動画はこちらです。
今回はマクラメ糸(1mm)30cmを1本使用しました。
編み終わりに結び紐が短くなるので、最後の処理が心配な場合は40cmなど長めに用意してください。

①マクラメ糸を半分に折り、真ん中をピンなどで留めます。

②向かって左側の糸が芯糸、右側が結び紐になります。
結び紐を芯紐の上を通し、逆4の字にします。

③次に芯紐の下を通し、右側に戻します。

④結び紐の上を通り、引き締めて1目完成です。
この時、ピンでとめている根本のところにマクラメ糸が2本通るくらいの隙間を空けてください。

⑤ここで芯紐、結び紐が左右入れ替わります。
左側の結び紐を芯紐の上を通し4の字にします。

⑥次に芯紐の下を通し、左側に戻します。

⑦結び紐の上を通り、引き締めて2目目完成です。
左右交互に結び目ができていくので、初心者さんでも混乱しくいと思います。

⑧左右それぞれ15回ずつ、計30目編みます。

⑨30目編めたら留めていたピンをはずし、空けておいた隙間(穴)に残ったマクラメ糸2本を通します。

⑩なるべく根本までしっかり通します。
マクラメ糸が通しにくい場合は、糸の端をライターで少しだけ溶かし固めたり、通し穴の大きい針を使うと通しやすくなります。

⑪ライターで焼き留めする場合は2、3mm残して切ります。
ボンドで留める場合は、もう少しギリギリで切ってください。

⑫今回はライターで焼き留めしました。

⑬ピアスパーツの完成です。

⑭ピアス台にボンドをつけます。

⑮ピアス台をマクラメパーツにつけ、ボンドが乾いたら完成です。

アレンジの方法

左右結びだけでピアスが作れるようになったら、アレンジしてみましょう。
アレンジもとても簡単なので、気軽に挑戦することができますよ。
ビーズを使ってみる

マクラメ編みで作れるピアスでもご紹介したビーズを使ったアレンジです。
使うビーズの種類や色などでカジュアルにもフォーマルにも使えるピアスを作ることができます。
タッセルをプラスしてみる

ゆらゆら揺れるデザインが可愛いタッセルを取り入れることで、また違う雰囲気を楽しむことができます。
タッセルの色で遊べるので作るのが楽しくなります。
マクラメ編みを学べる通信講座

あなたが以下のように思うなら、通信講座を利用してスキルを磨くのも良いですよ。
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簡単に作れるマクラメ編みのピアスのまとめ

マクラメ編みピアスの簡単な作り方について解説してきました。
- マクラメ編みで簡単に作れるピアスの種類
- 左右結びだけで作れるピアスの作り方
- マクラメ編みで作るピアスのアレンジ方法
今回ご紹介した左右結びはシンプルで、紐を結ぶことに近い編み方ですが、シンプルな分アレンジの幅も広がります。
マクラメ編みは出来上がりに納得がいかなくても解いて編み直しができるのが良いのです。
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