ハンドメイドで樹脂粘土製の花を作りたいあなたに。
樹脂粘土のハンドメイド作品の中でも人気のある「花」は置物にもプレゼントにもぴったりですよね。
でもご安心ください。
本記事では、樹脂粘土を用いたハンドメイドの花の作り方を画像付きで解説します。
そろえる材料や道具から、レベルアップする為の学習法までご紹介しますのでご参考になさって下さい。
この記事を執筆するにあたり、四葉のクローバーとシロメナツクサを実際に作りながら一工程ずつ写真を撮りました。
今回は、花の作品の中でも初心者さんに取り組みやすいものを選んでいます。
順番通りに作っていただくと、作品が完成しますので、ぜひチャレンジしてくださいね!
なお「ハンドメイド作家を目指す人」の資格について、ハンドメイド作家に人気のおすすめ資格15選と通信講座をご紹介!で解説しています。どうぞご参考になさってください。
樹脂粘土を用いたハンドメイドの花の作り方
材料と道具の原物はこのあとの写真をご覧になって下さい。
材料
- 樹脂粘土(100均で売っているものでもOKです)
- 絵具 緑と白(私は「アクリル絵の具」を使っていますが油絵の具を使っている作家さんも多いです。初心者の方には「アクリル絵の具」をおすすめします)
- フラワー用ワイヤーのグリーン(使用したのは20番です)
- フローラルテープのグリーン(四葉のクローバーをまとめたり、フラワー用ワイヤーに巻き付けます)
道具
こちらの道具は、全てネット通販で買えますし、100均でも売っています。
- ニッパー(ワイヤーをカットするのに使います)
- 木工用ボンド
- しきもの(テーブルが汚れないようにするため)
- サランラップ(樹脂粘土が乾燥しないようくるむため)
作り方
入れたい花瓶やカップの長さに合わせてワイヤーをニッパーで切っておきます。
四葉のクローバーには4本必要です。
樹脂粘土に「四葉のクローバー」用の絵具の緑と「シロメナツクサ」用の白を混ぜます。
色は乾くと濃くなるので少し薄めにします。
四葉のクローバーを作りましょう。
緑の粘土を同じくらいの大きさに丸めます。
葉を1枚ずつ作るので丸をつぶして平らにします。
次に、はさみの先を利用して切り込みを入れてください。
切り込みを入れた反対側の先をとがらせます。
するとハート型になりますね。
これが葉になります。4枚で1セット。
私が今回作った作品では全て四葉を入れているのですが、四葉と三つ葉を作品の中に混ぜてみてもいいですね。
四葉でなく三つ葉を作るときは3つ作ります。
ワイヤーの先を少し曲げておきましょう。
木工用ボンドをつけてワイヤーの下に葉をあてます。
下からつまんで、葉でワイヤーを包み込みます。
上の写真のようになりましたか?
木工用ボンドは乾くと透明になります。
はみ出しても大丈夫なので安心してくださいね。
四葉のクローバーを3本作りたい場合は12本つくります。
これを乾かしておきましょう。
シロメナツクサを作ります。
四葉のクローバーに使った緑の樹脂粘土を丸めます。
白の樹脂粘土を薄くして包みます。
ワイヤーに木工用ボンドをつけさします。
ハサミで下から少しだけ切っていきます。
これも乾かしておきましょう。
四葉のクローバーの葉4枚をフローラルテープでまとめます。
フローラルテープを3cm程切り伸ばすと粘着力がでてぴったり巻けますよ。
このように一つにまとまりました。
出来上がったらお好きな花瓶などに入れて完成です!
↑このようにコーヒーカップなどに固定したい場合は、フラワーアレンジメントの給水スポンジや100均にも売っている発泡スチロールが役に立ちます!
カップの大きさに合わせてカッターでカットし、木工用ボンドをつけて差し込みます。
発泡スチロールの白が見えてしまったら、土色に塗るとか本物の土を敷き詰めたり、造花の苔のようなものを貼ってもいいですね。
もっと色々な花を作りたいし、早く上達したいけどどうしたらよいかしら?
どうすると良いか、このあとご説明しますね。
樹脂粘土ハンドメイドの学習方法
何ごとも基本が大切です!
このパートでは樹脂粘土を使ったハンドメイドの学習方法を解説します。
参考書
本屋さんの趣味やハンドメイドのコーナーに売っています。
見つからなければ「ハンドメイド粘土の花」と伝え、なければ取り寄せてもらえますし、ネットでアマゾンや楽天ブックスなどにもありますよ。
選ぶのが大変なくらい色々出ています。
下記に樹脂粘土の書籍を3冊ご紹介します。
初心者の方にわかりやすいものを、私なりに選んでみました。
樹脂粘土で作る ニュアンスカラーのアクセサリー はないろ32色
この作家さんの他の本も持っていますが、こちらも可愛い!
本当に簡単なので最初の1冊としてお勧めします。
はじめての粘土アート 小さな花と実のレシピ
半日で1つの花が作れるように構成されているのがいいですね!
所要時間や難易度も一目でわかるので、どの花から始めてもOKです。
これから粘土アートを始めたい方に最適な入門書です。
樹脂粘土でつくる野に咲く小さな花
私も持っています。
めくっているだけでワクワク!
樹脂粘土の花で大変有名な先生、川口紀子先生の本です。
以上、樹脂粘土の書籍を3冊ご紹介しましたが、まだまだあります。
あなた好みの書籍を見つけてください。
通信講座
通信講座の魅力は、必要な道具や材料が全てそろっていて届いたらすぐに始められることですね。
これは、とても重要!
私は、材料や道具をそろえるのが1つの店で済まず、意外と大変でした。
すぐに作品を作ることができるようになりますし、それが自信につながります。
通信講座なら私のおすすめはユーキャン。
なぜなら簡単だけど見栄えが良い作品をつくれるカリキュラムとなっているからです。
私も資料請求しましたが、こんな作品が作れたらいいなと思うきれいな作品ばかりでした!
資料請求は無料なので、まずは請求してみるといいですよ。
公式サイト:https://www.u-can.co.jp/
(※検索窓に「ねんど」と入れて下さい)
樹脂粘土で作る花のまとめ
樹脂粘土の花を作る材料や道具・作り方・学び方をお伝えしてきました。
簡単に要点をまとめておきます。
- 作り方のコツ
- 粘土の色付けは乾くと濃くなるので薄めにする
- 粘土が乾いてからまとめたりアレンジする
- フローラルテープは引っ張りながら巻く
- 作り方の学習方法
- 本を参考にする
- 通信講座を受ける
私は、まだ作品になっていない粘土をこねる時がとても幸せです。
樹脂粘土の柔らかな感触になんだか癒されています。
作品が出来上がったら、透明感が出て丈夫なんです。
ずっと飾っておけるのも嬉しいし、誰かにプレゼントしても喜んでもらえる。
そして、作れば作るほど上達していくのが樹脂粘土の魅力だと思っています。
あなたもぜひ、ハンドメイド粘土を楽しんでくださいね。
ところでハンドメイドはたくさんの分野があり、その分野に応じた資格や勉強するための通信講座があります。
ハンドメイドの幅を広げたいと思い立ったら挑戦してみて下さい。
以下参考記事を載せておきますね。