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未経験からWebコーダーになる方法|資格とポートフォリオは必要?

Webの知識はないけど今からWeb関連の仕事をしてみたいのだが…
未経験でもできるのか教えて欲しいです。

あなたもこのような不安や疑問を抱えていませんか?

それでしたらWebコーダーを目指してみてはどうでしょう!

この記事では、以下の内容について解説します。

  1. 未経験でもWebコーダーになれるのか
  2. Webコーダーが取るべき資格・検定
  3. 未経験からWebコーダーになる方法【ポートフォリオの活用】
  4. Webコーダーに向いてる人
Webコーダー歴5年の私が徹底解説しますので、どうぞご参考になさってください。

あなたの不安や疑問を解消し、新たな世界に踏み出すための第一歩に繋がれば幸いです。

Webコーダーは未経験からでもなれる


結論から言いますと未経験のあなたもWebコーダーになれます

確かに大学や専門学校などで学んでWeb業界で活躍している方もいますが、ネットの発達に伴いWebに関する情報や書籍がたくさん出てきて、学べる環境は日々充実していっています。

以前は異業種で働いた方や主婦で家事や育児に追われていた方でも、0から始めてWeb業界で活躍している方もいらっしゃいます。

もちろん、勉強は必要ですが、今ではネットのスクールやWebコーディングに関する書籍があふれています。
また、HTML・CSSはプログラミング言語に比べると比較的敷居の低いマークアップ言語なので、学習期間も短期間で実践に移ることができます。

年齢は若いほど有利ではありますが、30代からWebコーディングの勉強を始めて企業への就職を勝ち取る方や、在宅勤務やフリーランスになる方もいるので、今からでは遅いと思わずにチャレンジして頂きたいと思います。

採用する企業も今までのスキルや実績だけで採用・不採用を決めているわけではありません。
あなたのアピール次第で採用に繋がることは十分可能です。

Web畑一筋の方とは違うバックボーン持つあなただからこそできる事や、Webの知識以外にあなたの対人スキルや希望する企業にマッチングした人柄などがあれば、未経験からのWebコーダーに大きく前進することができます。

そして今は、大手企業でも人手不足に陥っております。
経験者のみで採用するだけでは人材を確保することは難しくなっていますので、総合的にあなたの事を判断して有望なら育成を惜しまない会社も出てきています。

未経験であることをネガティブにとらえることはありません


近年、ICT人材の不足、ICT人材に限らず少子高齢化や団塊世代の退職に伴う労働力の不足が問題となっている。

図表3-4-2-12 ICT人材不足の見通し(情報通信業)

(引用:総務省「IoT時代におけるICT経済の諸課題に関する調査研究」(平成29年))

近い将来、情報産業系のエンジニアの人材不足が懸念されますので、しばらくは売り手市場になるでしょう。

未経験でWebコーダーになるとき取るべき資格・検定

次にあげる資格がWebコーダーになるために取るべき資格です。
Webコーダーに資格が必ず必要というわけではありませんが、ご自身のスキルアップとなり、就職に有利に働くことも考えられます。

ここで取り上げる資格試験に合格することで、あなたにWebの知識・技能がどれだけ身についたかが判断できます。

上手くスケジューリングして、短期間に資格試験に合格していきましょう。

  • ホームページ作成検定試験(1級)
  • ホームページ制作能力認定試験
  • Webクリエイター能力認定試験
  • Webデザイン技能検定(3級)

この4点はWebコーダーになるのに有益な資格です。
このあと順に解説しますね。

ホームページ作成検定試験(1級)

コーディングの基礎力が試される試験です。

最低限のHTMLとCSSの知識が求められ、あなたのコーディングの基礎となる技能を図ることができます。

試験を主宰する団体のホームページから8回分の過去問を無料でダウンロードできますので、新たに教材を買う必要はありません。
あなたがお手持ちのHTML&CSSのテキストを見ながら、解いていってください。

私自身、過去問をダウンロードして、何度も解いてコーディングの基礎を叩き込むことができました。

本当に簡単な試験なので、いきなり1級から受験してもほぼ合格できます。
果敢に挑戦していってみてください。

ホームページ制作能力認定試験

ここから実践に近い試験となります。

試験の仕様に沿ってコーディングをしていく形式で、この試験に合格することができれば、Webコーダーとしての基礎スキルは身についてきたと言えます。

それほど、難易度の高くない試験ですので、この試験に合格してWebコーディングの初心者を脱出しましょう。

Webクリエイター能力認定試験

この試験でWebコーダーへの門を叩くことができるかを図ることができます。

試験では、Webコーダーとしての知識や技能の他にWebサイト運営の知識も求められます。

実務でWeb運営担当者の意図をくみ取る事にも繋がりますので、ぜひとも取得しておきたい資格です。

このレベルの試験がクリア出来たら、いよいよWebコーダーへの道が見えてきます。
Webクリエイター能力認定試験は以下のスクールで対策の勉強ができます。

Webデザイン技能検定(3級)

この資格に合格できれば、Webコーダーに大きく全進です。

この資格は実務レベルの知識や技能が求められてくるので、Webコーダーのみならず、Webデザインの要素も入ってきます。
当然、前出の資格試験以上の難易度です。

また、普段使っているWeb用語についても掘り下げた問題も出題されます。

  • 例)「li」「ul」「ol」要素に共通して使われている「l」とは何を表しているか?
  • 答)list

このように普段疑問に思わず使っている細かい用語の知識まで求められますので、より深くWeb関連の用語について調べておく必要があります。

Webデザイン技能検定(3級)は以下のスクールで対策の勉強ができます。

未経験からWebコーダーになる方法【ポートフォリオの活用】

資格試験にも合格したし、いよいよWebコーダーを目指せるかな?

Webコーダーとして採用されるためには、採用する側にあなたの実力をアピールしなければなりません。

未経験からWebコーダーになるには、あなたがWebコーダーとしての技術力があるか「証拠」を見せ、採用者に認めてもらうことが必要です。

あなたがどれだけ、Webコーダーとして勉強を積み重ね、資格試験に合格しても採用する側からしてみれば、あなたの実力は未知数です。
採用を決めるには、具体的な確証が欲しいところです。

そのために活用するものが、「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオとは、あなたの「作品集」です。

あなたが何十冊テキストを読んでも、その知識を実際に活かす事ができなければ意味はありません
実際にコーディングしたWebページをレンタルサーバーに上げて、誰にでも見てもらえるようにします。

レンタルサーバーは無料のものではなく、エックスサーバーなど必ず有料のレンタルサーバーを使ってください。
無料のレンタルサーバーは確かに勉強には使えますが、広告が入るものがほとんどで、最悪突然データが消えたりします。

有料のレンタルサーバーは、月数百円から千円程度で利用できます。
必要経費として見ておきましょう。

そのWebサイトを採用する側の方に見てもらい、あなたにはどれだけのスキルのある人材であるかを判断材料として、評価してもらいます。

それで採用が決まれば、晴れてWebコーダーとなれます

もし、あなたのポートフォリオにまだ至らぬところがあり不採用となったのならば、あなたのアウトプットがまだ足りていません
その時は、更にポートフォリオを作りこんで、より採用側にアピール出来るようにしていきましょう。

ポートフォリオを作り上げる過程で新たな学びがあり、あなたの実力は上がっていきます
採用にならなくとも「これも実力アップのチャンスだ」と思い、ポートフォリオを充実させて行ってください。

夢をつかんで、WebコーダーになってもこれからがWeb業界への船出です。
あなたの作ったポートフォリオを思い返して初心を忘れずに頑張っていきましょう!

Webコーダー目指して実現した方はこれからが楽しみですね。

なお未経験からIT業界への転職については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。

https://stressfreelance.net/se-mikeiken-tensyoku

Webコーダーに向いてる人


Webコーダーになるには人によっては向き・不向きがあると言えます。
あなたが次にあげる項目に当てはまっていれば、Webコーダーのお仕事は向いていると言えるでしょう。

  • 自発的に学ぶ姿勢がある人
  • 自己解決ができる人
  • 緻密な作業が苦にならない人
  • 対人スキルのある人

この4点はとても大切ですので、普段から心がけておきましょう。
順に解説しますね。

自発的に学ぶ姿勢がある人

必ず自らの意思で学ぶ姿勢が大切です。

常にあなた自身から学んでいく姿勢を持っていないと、最新の情報技術から取り残されてしまいます。
いつまでも、周りの人があなたに親切に教えてくれる訳ではありません。

WebだけでなくIT業界全般に言えることですが、常に情報は進化しています。
昨日、学んだことが今日は陳腐化してしまっている、明日になったら使えないという事例は珍しくありません。

自己解決ができる人

問題が起きた時、自己解決をするスキルも重要です。

Webコーディングを行っていれば必ずエラーに突き当ります。
その時、すぐに他人に頼るのではなくあなた自身で解決しなくてはいけません。

スペルミスやセミコロンが抜けていたという初歩的なミスならまだ良いですが、自分では意図しない、一見原因が分からないエラーも発生します。

その時は、分からないものはネット検索する事を習慣づけましょう。

あなたが躓いた所は、必ず過去に誰かが躓いた所です。
ネット検索をすれば、解決法を掲載したサイトにたどり着くことができます。

先人の知恵を借りない手はありません。
問題を自己解決が出来きることで、あなたの経験値やスキルが上がっていきます。

緻密な作業が苦にならない人

Webコーダーには、細かい作業を着々と進める根気が必要です。

Webコーディングは、ピクセル単位の細かい作業の連続です。
きれいにWebページを仕上げるには、最終的な微調整が重要となってきます。

上司や同僚、クライアントに納得してもらえる仕様通りのきれいなWebコーディングができないと、マイナスの評価を下されてしまいます。
神経質になる事もありませんが、小さな違いも見逃さない事が必要です。

対人スキルのある人

Webコーディングを行うには、常に相手の意図をくみ取る対人スキルが必須となっていきます。

Webコーディングは、一人で黙々と仕事をするイメージがありますが、最初の設計仕様から完成まで、デザイナーやクライアントと常に連携を密にして進めていくことが必要になっていきます。

あなたの独断で作業を進めず、絶えずすり合わせを行っていく事が大切です。

デザイナーやクライアントとの意思の疎通が出来ないと、完成イメージと違ったコーディングをしてしまい、時間も労力も信用も失うことになります。

今のあなたに当てはまらない項目があるからと言って、Webコーダーに向いていないと諦めることはありませんが、今からでもここで取り上げた項目を意識して勉強を進めていけば、実践で困ることは格段に減っていきます。

「未経験からWebコーダーへ」まとめ

未経験からWebコーダーになるのは、決して低いハードルではありませんが乗り越えられないこともありません。
あなたの努力次第で道は開けてきます。

まとめ
  1. 未経験からWebコーダーになる事は十分可能
  2. 資格試験を有効に活かしてスキルを上げていく
  3. Webコーダーになるためになるための方法
    • ポートフォリオを作成して自分のスキルをアピール
      ポートフォリオはエックスサーバーなど有料レンタルサーバーにアップする
  4. Webコーダーに向いてる人とは?
    • 自主性が大切
    • 細かい作業も苦にならない
    • 対人スキルがある

未経験でもWebコーダーになりたいという目標を掲げている時点で、あなたにはWebコーダーとしての素質は十分にあります
せっかく興味を持たれたのであれば、ぜひWebコーダーを志してみてください。

なお未経験からHTMLコーダーとして在宅で仕事をする方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。

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code48
30代にExcelVBAで業務改善プログラムを組んだ事が評価され、徐々にプログラミングの道に転向。その後WebコーディングやDTPデザインなどに従事。スクレイピングに興味があり、ただいま勉強中。
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