最近、副業に注目が集まっていて、始める人も増えてきました。
Webライターはパソコン一つあればどこでも作業をすることができるので、おすすめの副業です。
しかし、実際のところ稼ぐことができる仕事なのか気になるところですよね。
今回は、Webライターを副業でするメリットと稼ぐコツを現役でWebライターをしている私が解説します。
Webライターを本業にできるか否かについても深掘りしていきますので、ぜひ参考にしてください。
Webライターとしての副業は稼げるのか
Webライターの副業は、稼げます。
ただし、「個人差がある」というのが実際のところです。
Webライターは、自分の力でクライアントと契約して仕事を取らなければなりません。
いくら文章を書く力があったとしても、携われる案件がなければ報酬に繋がらないのです。
今日では企業も記事や動画をネットにアップすることでお客さんを集める戦略がとられるようになりました。
これからもそういった戦略が増えることが予想されているので、需要はあるのです。
では、なぜ、稼げるライターと稼げないライターに分かれてしまうのでしょうか。
それは、仕事の進め方に差があるからです。
稼げるWebライターは、長く契約することができるクライアントやお金を出してくれる企業を見つけます。
長く契約できれば安定して案件をもらうことができますし、クライアントにお金があれば報酬アップも可能です。
一方で、稼げないWebライターは、単価の低い仕事ばかりをこなしたり、単価交渉などを行わないので、報酬に繋がりません。
そんな労働は回避しないと、いつまでたっても消耗し続けることになります。
Webライターの仕事は稼ぐことができる副業ではあるものの、稼ぐための方法にフォーカスしないと、労働に見合わない報酬となってしまう仕事というのが、現実でしょう。
Webライターを副業でするメリット
Webライターを副業でするメリットは、3つあります。
詳しく見ていきましょう。
スキマ時間で稼げる
副業を考えた時にまず思い浮かべるのが、いつやるかということですよね。
会社や作業場に行かないと仕事ができない副業は、移動するのが大変ですし、本業との勤務時間の兼ね合いなどを考えなければなりません。
本業の負担とならずに時間も気にせずできる仕事というと、なかなか難しいですよね。
Webライターは、パソコンやスマホがあればどこでも仕事をすることができます。
会社に行く電車の中や家に帰ってから寝るまでの時間などです。
何もしていなければぼーっとして過ぎてしまうような時間を有効活用することができます。
趣味がなくて時間を持て余している方やそもそも働く場所が限られている方には、とてもおすすめの仕事なのです。
しかし、注意しなければならないこともあります。
Webライターは、案件の数や単価が上がるほど収入に大きく影響しますが、その分だけ作業しなければならない時間が増えることです。
自分の実力を知らずに案件を受けてしまうと、納期に間に合わずに迷惑をかけてしまうことがあります。
副業をするにあたってどのくらいの時間を確保することができるのかや一つの記事をどのくらいの時間であげることができるかということをしっかりと把握しておきましょう。
副業を続けていくのであれば、無理をしない範囲で契約をとるのがベストです。
文章力が身につく
文章を書く機会は意外と多いですよね?
SNSへの投稿やメッセージ、会社で使う報告書などです。
文章を書くのが苦手だと、言いたいことが伝わらなかったり、短い文章にとても多くの時間をかけてしまいます。
SNSへの投稿ならラフに書くこともできますが、会社の資料を作らないといけない場合はそうもいきません。
時間をかけて作った文章が認めてもらえないと、文章を書くことが嫌いになってしまいますよね。
そんな方にこそWebライターはおすすめの仕事なのです。
Webライターは、仕事を進めていく中で、文章力を身につけることができます。
実は、現在Webライターとして生計を立てている人の中にも、文章を書くことが苦手だった人もいるのです。
文章力が身につくと、文章で人を動かすことができます。
有益な情報を文章で伝えることができますから、その文章を読んだ人が自ら行動してくれるようになるということです。
最後まで読まれる文章は読者を引きつけ、あなたの文章に高い価値を与えます。
たかが文章、されど、文章なのです。
すぐに始められる
パソコンやスマホがあればすぐに始めることができるのも、Webライターのメリットです。
勤務場所が決まっている副業をする場合は、都合の良い勤務場所を探さなければなりません。
しかし、Webライターは、経験に限らず誰でも始めることができるので、求人を探す手間や場所に拘る必要がないのです。
仕事の種類や難易度も選択することができるので、あなたが未経験でも自分に合った仕事を探すことができます。
Webライターの副業で稼ぐコツ
Webライターは誰でもすぐに始めることができる仕事ですが、稼げる人と稼げない人に大きく分かれる仕事です。
そのため、稼ぐための方法を知っておくことが重要でしょう。
単価の高い案件を受注する
Webライターの世界は、文字数や文字単価で報酬が決まります。
文字単価が低くてもたくさんの字を打つことでそれなりの収入を見込めますが、労力の割に合わないと感じることが多いです。
そのため、Webライターとして稼ぐためには、一文字当たりの報酬が高いものを選びましょう。
基準としてよく言われているのが、1文字1円以上の案件が良いということです。
そのため文字単価を見てから案件を受注することが大切です。
同じクライアントの案件を継続受注する
一つの記事ごとに契約が終わるタイプの案件は、手軽に始めやすく、すぐに収入になるのですが、仕事を探す手間があったり、次の仕事に繋がったりしないのでおすすめしません。
Webライターとして稼いでいくのであれば、一つの案件を長く続けることを意識してください。
同じクライアントのもとで仕事を続けていくと、信頼関係を築いていくことができます。
Webライターとして副業していくには、信用を勝ち取らなければなりません。
信用を多く勝ち取ることで自分の元にくる案件の数が増え、報酬も増えていきます。
そのため、Webライターとして稼ぐためには、同じクライアントの案件を続けて受注することが重要なのです
Webライターを副業から本業にする方法
Webライターを副業としてやっていく中で、本業よりも稼ぐことができるようになったという人も少なくありません。
月に100万円以上を目指すことも不可能ではないのです。
では、副業としてやっていたWebライターを、本業にするにはどうしたらいいのでしょうか。
- クラウドソーシングで継続案件を4件程度確保する
- 在宅ライターとして企業と契約する
- ライターを募集している企業に就職する
クラウドソーシングに登録し案件をいくつかとっていく中で、半年以上契約を続けられるクライアントを、常に4件程度持っておくことが重要です。
契約が一つのクライアントのみの場合、契約が終了してしまったときや仕事がなくなってしまった時に収入が入らなくなるリスクがあります。
反対に抱えすぎると、稼ぐことはできますが、納期に遅れたり、混乱したりして、信用を落としかねません。
4件程度のクライアントを持ち続けることを意識しましょう。
また、スキマ時間でもいいですよと応募条件に書いてあるライター募集の企業もあります。
そういったものは、企業で働くのではなく、家で好きな時間に作業を進めることができるのおすすめです。
さらに、もちろん就職するという方法もあります。
好きな時間に働くことはできませんが、先輩や上司がいるので、分からない部分や足りないスキルを補うことには、苦労しないでしょう。
安定した給料も支払われるので、将来フリーランスとして活動していきたいと考えているあなたに、ぜひ、考えていただきたい選択肢です。
なおフリーランスライターのなり方については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。
Webライターとしての副業まとめ
Webライターは副業として注目が集まっている仕事です。
中には、本業よりも報酬を増やして、フリーランスとしてやっていく人も少なくありません。
- スキマ時間を使ってできる仕事
- 文章力が付くのでSNSや会社の資料にも応用できる
- すぐに始めることができる
- 高い案件や継続案件を受注することで高収入が期待でき、本業へとシフトできる
- 本業にするためには3つの方法がある
- クラウドソーシングで継続案件を4件程度確保する
- 在宅ライターとして企業と契約する
- ライターを募集している企業に就職する
Webライターは稼げる仕事ですが、稼ぐための方法を知らなければなりません。
それは、文字単価を意識することと継続して一つのクライアントと仕事をすることです。
文字単価が高ければ少ない文字数でも多く稼ぐことができます。
また、同じクライアントのもとで仕事を継続していくことにより、信頼関係を築くことができ、結果的に単価アップに繋がるのです。
Webライターに興味をある方は、ぜひ、書けそうな記事から書いてみてください。
きっと次に繋がりますよ。