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DTPデザイナーが在宅でできるDTP業務8選【プロが推奨】

近年増加傾向にある、DTPデザインの在宅業務。
PC環境とネット環境さえ揃えばいつでもどこでも働くことができる、非常に魅力的な働き方ですよね。

でも、在宅でできるDTPデザインって、具体的にどのような仕事があるのか疑問に思うことはありませんか?

ここではプロのDTPデザイナーである私が、在宅でできるDTP業務8種類と、その特徴についてご紹介します。

また、後半では在宅DTPデザイナーに必要なものや、在宅でできるDTP業務の探し方についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

DTPデザイナーが在宅でできるDTP業務8選

はじめに、クラウドソーシングや求人サイトで最も多く見られる、在宅でできるDTP業務についてご紹介します。

DTPデザイナーの仕事は、比較的簡単にできるシンプルなものから、複雑なデザイン加工が求められる難易度の高いものまで千差万別です。
あなたがやりがいを感じられる最適な仕事を探してみてくださいね。

商品カタログの作成

DTP業務の中でも、商品カタログの製作はメジャーです。
商品カタログは、ファッションや食品、スポーツ用品など、物販をしている企業から制作依頼が出されることが多々あります。

あなたが服飾やグルメに興味があれば、楽しみながら仕事を進められます。

ロゴデザイン

企業のロゴやシンボルマークの作成も、在宅勤務の可能なDTP業務の一つです。
特に、クラウドソーシングにてコンペ式で求人案件が出されていることが多々あります。
報酬金額は30,000円前後が多く、採用されるとまとまった収入が得られます。

また、Indeedなど大手求人サイトにも、ロゴ製作を依頼する求人案件があり、在宅勤務に限らず正社員やパートなど様々な雇用形態で募集されていることがあります。

スポーツクラブの販促用チラシの作成

近年、健康ブームの影響から全国的にスポーツジムが増殖しています。
この影響のためか、スポーツジムを宣伝するチラシ製作の案件が多く見られるようになりました。

報酬単価は3,000円〜10,000円と比較的安価ではありますが、実務経験の浅いDTPデザイナーにも取り組みやすいメリットがあります。

不動産業者の販促用チラシ

不動産に関する販促用紙媒体の作成も、在宅で対応可能な仕事になります。
特に多いのが、マンションや戸建てなどの分譲物件を宣伝するチラシ作成です。

不動産系の紙媒体は、物件の間取り図作成や、外観写真の加工など、緻密で高度なデザインスキルが求められます。

あなたがもし手がけるのであれば、ある程度DTPデザインの実績を積んでから取り組むと良いでしょう。

パチンコ店の販促用チラシ

近年は減少傾向にありますが、パチンコ店の販促用紙媒体のデザインも人気の仕事です。
主に、パチンコ台の新台入れ替えを告知する、チラシやポスターの作成依頼が多いです。

パチンコ店のチラシは派手で煌びやかなデザインが多いため、あなたが凝ったデザインや緻密な画像加工をするのが好きであればおすすめです。

企業の会社案内作成

一般企業の会社案内を作る在宅業務もよく見られる案件です。
会社の顔となる紙媒体は製作難易度が高く、DTPデザイン上級者向けの仕事になります。

飲食店のメニュー作成

飲食店で使用するグランドメニューや期間限定メニューなども、在宅でできるDTP業務です。

メニュー作成は、容量の大きい料理画像を複数扱うことが多いため、ハイスペックなPC環境が必要になりますが、比較的報酬単価が良く稼ぎやすいメリットがあります。

商品パッケージや商品ラベルの作成

菓子類や調味料、酒類の商品パッケージや商品ラベルを作成するデザイン業務も、在宅で対応が可能です。
商品パッケージや商品ラベルは、その商品の顔とも言われ、デザインの良し悪しで売り上げが変わってくると言っても過言ではありません。

パッケージデザインも難易度が高く、実務経験の長い熟練したDTPデザイナー向けの仕事になります。

この他DTPデザイナーの仕事は、義務教育で使用する教科書や雑誌などの校正チェックをするオペレーション業務もあります。

なぜDTP業務は在宅でできるの?

DTP業務が在宅でできる理由は、作業に必要な環境条件が他の職業と比べて少なくすむためです。

DTPデザインは、インターネットとデザインツールが搭載されたPCがあれば、基本的に場所や時間を選ばず働くことができます。

もちろん、個人情報を保護するための最低限のセキュリティシステムは必要になってきますが、それでも大掛かりな手間やコストは必要ありません。

また、近年は働き方改革や自然災害の影響から、在宅でも仕事ができるよう、フレックスタイム制度や業務委託を導入する企業が増えてきています。

こういった時代背景から、DTPデザインのような出勤しなくても仕事ができる業務を、在宅勤務に切り替える動きが浸透してきていると考えられます。
よって今後はますますフリーランスのDTPデザイナーが増えていくと予想されます。

在宅DTPデザイナーに必要なもの

次に、在宅でDTPの仕事をする際、最低限必要になる作業環境についてご紹介します。
DTPデザインの仕事を手がけるには、少々設備投資が必要になってきます。

ここでご紹介する全ての条件を満たす必要はありませんが、仕事を円滑に進めるためにも、できるだけ妥協しないことをおすすめします。

メモリを8GB以上搭載したPCとネット環境

DTPデザイナーにとって、ハイスペックなPCとインターネット環境は無くてはならない商売道具です。

PCはメモリが最低8GB以上、HDが1TB以上(SSDの場合は128GB以上)は欲しいところです。
PCが低スペックだとデザインソフトを複数同時に起動させる際、処理速度が遅くなることがあります。

Illustrator

Adobe CreativeCloudの代表格であるIllusutratorは、DTPデザイナーにとって最も重要なデザインツールと言っても過言ではありません。

チラシやポスターなどを製作する際、クライアントによってはIllustratorで納品することを求められることが多々あります。

Illusutratorに代わるAffinity Designerというソフトがありますが、操作性の問題やデータ上の互換性を少なくするためにIllustratorを推奨します。
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Photoshop

Illustratorと並んでDTPデザインでよく活用されるのがPhotoshopです。
Photoshopは、画像の色補正や切り抜き加工など、主に画像を加工調節するために使用します。

IllustratorとPhotoshopの2つは、最低限必要となるソフトなので、PCにインストールしておきましょう。

InDesign

InDesignも、IllustratorやPhotoshopと同じAdobe Creative Cloudのデザインツールで、主にページ物を編集するときに活用します。

InDesignの導入は必須ではありませんが、近年はInDesignで仕事を依頼する企業が多くなったため、可能な限り用意しておきましょう。

尚、Illustrator、Photoshop、InDesignの3つのツールを用意する場合は、Creative Cloudの単体プランではなく、コンプリートプランで契約するのがおすすめです。
以下は通常版ですが、学生・教職員版の場合は学割でお得に購入できます。

私がおすすめする在宅でできるDTP業務の探し方

最後に私がおすすめする、在宅でできるDTP業務の探し方についてご紹介します。

在宅でできるDTP業務は、主にクラウドソーシングや大手求人サイトから探すのが一般的ですが、できるだけ雇い主と直接接触ができる業務委託を選ぶのが得策です。

理由は雇い主と直接的に関わることで、作成物の具体的なイメージやデザインの要望、納期などを細かくチェックできるためです。

また、業務委託は最初の3〜4ヶ月は出社し、後に在宅勤務に移行するケースが多いため、仕事に慣れるまでは現場で本格的な実践経験を積むことが可能です。

そのため、もしあなたが実務経験が少ない場合や、在宅ワークに不安を抱えている場合は、業務委託から経験されることを強く推奨します。

なお、業務委託で活動するなら、少なくとも納期遅延、情報漏洩著作権侵害に関するする保険は必ず手配しましょう。
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DTPデザイナーが在宅でできるDTP業務まとめ

在宅でできるDTPデザイナーの仕事は数多くあります。
作業難易度も仕事によって変わってくるので、あなたが取り組みやすい仕事をじっくり探してみてください。

ここで、在宅DTPデザイナーについて、ポイントをまとめておきましょう。

まとめ
  1. 在宅でできるDTP業務
    • 商品カタログやブランドブックの製作
    • 企業のロゴデザインの製作
    • スポーツクラブの販促用紙媒体の製作
    • 不動産業の販促用チラシの製作
    • パチンコ店の販促用チラシの製作
    • 企業の会社案内作成
    • 飲食店のメニュー作成
    • 商品パッケージの製作
  2. 在宅DTPデザイナーに必要なもの
    • メモリ8GB以上搭載のPCとネット環境
    • Illustrator
    • Photoshop
    • InDesign
  3. 在宅のDTP業務は相手と直接接触ができる業務委託がおすすめ

今回ご紹介した在宅でできるDTP業務は、全体の一部になります。
企業が求人情報として公開するタイミングや、求人を紹介する媒体によって仕事内容は変わってきますので、定期的に情報チェックを続けてみてくださいね。

なお、そもそもDTPデザイナーになるにはどうしたら良いかについては、以下の記事を参考にして下さい。

DTPデザイナーになるには?デザイン業界のプロが教える夢の実現法今も昔も変わらず憧れの職業として人気の高いDTPデザイナー。あなたもPhotoshopやIllustratorなどを駆使し、デザインスキ...
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Masuko Kagawa
DTPデザイナーとして印刷会社に勤務しています。2019年で勤続年数16年。冊子やペラものなどの紙媒体の作成が得意です。このほか、イラストレーターやWebデザイナー、Webライターとしても活動中。 いたるところにアンテナを張り巡らせて世の中の動きに注目し、皆さまに魅力溢れる情報をお届けできるよう精進してまいります。
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