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システムエンジニアに向いてる人とは?【簡単3分セルフチェック】

あなたはシステムエンジニアという職業に興味がありますか?
どんな仕事にも向き不向きがあるように、システムエンジニアにも適性があります。

適性を知らないままだと、働き始めてから苦労することにもなりかねません。
「こんな私でもシステムエンジニアになれるかな?」

そんな悩みを持つあなたのために、今回は「システムエンジニアに向いてる人はどんな人なのか」を3つのポイントに絞って解説します。

3年間システムエンジニアとして働いた私の経験をもとにお話ししますので、ご参考にどうぞ。
この記事は3分ほどで読めますのでぜひセルフチェックしてみてください。

システムエンジニアに向いてる人とは?


システムエンジニアに向ているのはどんな人なのでしょうか。
ここでは「専門知識」「ビジネススキル」「性格」の3つのポイントから、どのような人がシステムエンジニアに向いてるかを解説いたします。

専門知識

専門的な知識や技術を持っている人は、その知識をシステムエンジニアの仕事に活かせる可能性があります。
どのような専門知識のある人がシステムエンジニアに向いてるか、いくつかご紹介します。

ITの専門知識がある人

担当する工程にもよりますが、システムエンジニアは基本的に技術職です。
やはりITに関する技術や知識がある人はシステムエンジニアに向いてるといえます。

大学や専門学校でITについて学んだ人、プログラマーとして実務経験がある人、また、一般企業のシステム部門で働いていた経験がある人は、その知識や技術、経験をシステムエンジニアの仕事に活かすことができるでしょう。

ITの専門知識の具体的な例は以下の通りです。

  • プログラミング言語(C言語、Java、SQLなど)
  • ハードウェア・ミドルウェアの知識
  • ネットワーク構築の知識・技術
  • 一般企業でのシステム運用経験

特定の業界の業務知識がある人

システムエンジニアの仕事はいわゆる「BtoB」、一般企業や行政などがクライアントになります。
クライアントの要望にあったシステムを造り上げるためには、クライアントの業務知識も欠かせません。

特定の業界の業務知識がある人は、その業界でのシステムエンジニアとして向いてると言えます。
例えば銀行や保険会社に勤めていた経験があり、金融業界の知識に長けている人なら、ITの専門知識がなくても金融系システム開発の現場で活躍できる可能性があります。

実際IT業界では、業務知識に関わる資格の取得を推奨している会社も少なくありません。
私が以前勤めていたシステムインテグレータは、金融系システムの開発案件が多かった為、ファイナンシャルプランナーや日商簿記の資格取得が推奨されていました。

知識ゼロでも勉強熱心な人

ITの専門知識や特定の業務知識を持っていない人はシステムエンジニアに向いてないのかというと、そんなことはありません。
もともと持っている知識以上に、新しい知識を身に付ける努力がシステムエンジニアには求められるからです。

私は文系大学を出てシステムエンジニアになったのですが、入社時点でITの知識ゼロ、金融業界などの業務知識もゼロでした。
パソコン操作もあまり得意ではなく、ただ「新しいことに挑戦したい」という気持ちだけで就職先を決めました。

同期の新入社員の中には大学でプログラミングを学んだ人もいて、やはり新人研修中はそういった同期に差をつけられてしまいました。
そこで私と同じ未経験者の同期数人で、自主的に毎朝勉強会をすることにしました。

現場に配属されてからも、現場の同期と「質問シート」というエクセルの表を作り、お互いにわからないことをどんどん書き込むことにしました。
時間が空いた時に質問シートを見返して、先輩に質問したりインターネットで調べたりし、わかったことを書き込んでいくようにしていました。

このような努力の甲斐があってか、私は3月に行われる全社会議で新人賞をいただくことができました。
私を含めて4人が表彰されましたが、全員プログラミング未経験者だったのを覚えています。

わからないことはそのままにせず、先輩や上司に積極的に質問する姿勢がある。
本やインターネットから必要な情報を集め、自分の力で知識や技術を増やしていける。
そのように勉強熱心な人は、現時点では専門知識がゼロでも、システムエンジニアに向いてるといえます。

ビジネススキル

専門的な知識や技術のみならず、システムエンジニアにはビジネススキルも必要です。
ここでは、システムエンジニアに向いてる人が持つビジネススキルをご紹介します。

論理的思考力のある人

  • 人に何かを説明するとき、順序だててわかりやすく伝えられる
  • ものごとの原因や理由を突き詰めて考える習慣がある

このようなタイプの人は、論理的思考力が高く、システムエンジニアに向いてるといえます。

「論理的思考力」という言葉をきいたことがあるでしょうか。
「ロジカルシンキング」といったほうが耳なじみがあるかもしれません。

簡単に言うと、ものごとを筋を通して考える、ということです。
この「論理的思考力」、システムエンジニアは様々な場面で求められます。

例えばクライアントの要望をもとにシステム設計を行う際、「このような仕様のシステムを開発すれば、このような業務改善が得られる」といったことを論理的に説明できなければ、クライアントに納得してもらえません。

また、運用中のシステムに障害が発生し、その対応を行う際、何が根本原因で、どのような順序で対応を行っていけばいいのか、論理的に考えて冷静に対応策を打ち出す必要があります。

タスク管理能力のある人

  • やるべきことを明確にし、リストアップすることが得意
  • タスクが多くても、焦らず優先度や作業効率を考えて進められる
  • 視野が広く、チーム全体のタスクを把握できる

このようなタイプの人は、タスク管理能力が高く、システムエンジニアに向いてるといえます。

システム開発の現場では、一人のシステムエンジニアがいくつものタスクを同時にこなすことが多くあります。
複数のタスクを同時に進めたり、自分のタスクだけでなくチームのタスクを管理したりと、タスク管理能力はシステムエンジニアにとって必須のスキルです。

私は信託銀行の顧客管理システムの保守業務に携わっていたことがあります。
保守業務とは、簡単に言うと、既に使われているシステムのメンテナンスやエラーが発生した際の対応などを行う業務です。

朝出社したら、まずは前日発生したエラーのチェックを行うのが日課でした。
即対応が必要なエラーであればできるだけ早く対応してチームリーダーに報告します。
エラーの内容によっては、スケジュールを立てて、ある程度の期間をかけて対応することもあります。
週次や月次で必ず行うメンテナンス作業もあります。

これらの作業をチームで分担し、進捗状況を報告しあいながら進めていくので、チームリーダーはもちろん、チームメンバーひとりひとりにもタスク管理能力が求められるのです。

性格

性格によっても、仕事への向き不向きはあるものです。
システムエンジニアに向ている人の性格とは、どのようなものでしょうか?

チームワークを大事にできる人

システム開発の現場では、様々な特性をもつシステムエンジニアが集まり、チームとして仕事を進めていきます。

プロジェクトマネージャーやチームリーダーといった役割の人もいれば、プログラミングの技術に長けた職人のようなポジションの人もいます。
お互いの役割を理解しあい、助け合ってプロジェクトを進めることが大切です。

また、システム開発には予期せぬトラブルもつきものです。
システム障害が発生した時などは、チーム一丸となって対応にあたる必要があります。

その為、チームワークを大事にできる人はシステムエンジニアに向いてます。
逆に、人と関わらず自分の仕事だけを黙々とこなしていたい、という人はシステムエンジニアには向いてないかもしれません。

粘り強い人

システムエンジニア、というと「常にパソコンに向かっていて、スマートな職業」という印象を持つ人もいるでしょう。しかし、実は、とても根気のいる仕事です。
「ざっくり」「大体」では済まされない場面がシステム開発には多くあるからです。

私がはじめて現場に配属されたとき、一番最初に携わったのはシステム開発のテスト工程でした。
テスト工程では「テスト仕様書」という指示書に沿ってテストを進め、結果をわかりやすくまとめてクライアントに報告します。
もしテストの結果、システムの不具合である「バグ」が見つかった場合、その原因を解明してプログラムを修正し、再テストしなければなりません。

総合テストなどの複雑なテストになるほど、原因を解明するのも難しくなります。
やっとバグを修正して再テストしたら、また別のバグが見つかった、ということもよくあります。

しかし「原因がわからない」「やり直したけどうまくいかない」は、当然、許されません。
チーム総出で徹夜でバグ対応、といった経験も、一度や二度ではありませんでした。

そのようなひとつひとつの課題に粘り強く対応する力がシステムエンジニアには求められます。
なにごとも途中で投げ出さず最後までやりきることができる人は、システムエンジニアに向いてます。

好奇心旺盛な人

IT業界は常に新しい技術が生まれる業界です。
ITの専門知識を持っている人でも、最新の技術を学ぶ努力は欠かせません。

また、同じ業界であってもクライアントによってシステム要件は多種多様です。
業務知識についても、知識を深める努力を続けられる人がエンジニアとしてより評価されます。

ニュースなどで新しいIT技術のことを目にしたら、自分なりに掘り下げて調べてみる。
チーム内に自分が知らない分野に詳しい人がいれば、積極的に質問をする。
こういったことを楽しんでできる好奇心旺盛な人は、システムエンジニアに向いてるといえます。

「システムエンジニアに向いてる人」まとめ


システムエンジニアに向いてるのはどんな人か、ポイントをまとめます。

システムエンジニアに向いてる人とは?
  1. 専門知識を持っている人
    • ITの専門知識
    • 特定の業界の業務知識
    • 知識ゼロでも勉強熱心ならOK
  2. ビジネススキルを持っている人
    • 論理的思考能力
    • タスク管理能力
  3. このような性格の人
    • チームワーク重視
    • 粘り強い
    • 好奇心旺盛

システムエンジニアに向いてる人、とひとことで言っても、専門知識やビジネススキル、性格など、様々なポイントがあります。
システムエンジニアとして活躍できる人のタイプは、一通りではないのです。

これからシステムエンジニアとして働きたいと思っているあなたは、まずは自分の持っている長所を知り、どうすればそれを最大限活かせるか考えてみてください。

この記事を読まれて、あなたがシステムエンジニアとして活躍できる可能性が広がれば幸いです。
なおシステムエンジニアとはどんな仕事をする人かを理解するには、以下の記事をご覧ください。

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kankan
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元システムエンジニア。文系・未経験で独立系SIerに就職、銀行の顧客データ管理システムの保守案件、データ移行案件などに携わる。現在はコーヒーショップスタッフとして、個性豊かなお客様に日々囲まれている。 趣味・好きなことはカフェめぐり、音楽鑑賞。
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