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【ハンドメイドの開業届】無料で簡単に作成し提出するまでの要点を解説!

趣味で始めたハンドメイドで「そろそろ販売を始めたい!」と考えているあなたは、開業届の書類の作成や手続きで不安に思うことはありませんか?

書類を作るのは難しそう…。

開業届を出す基準やタイミングってあるの?

ハンドメイド品を販売するとなると必要になってくるのが開業届の作成と提出です。
そこで今回はハンドメイド品を販売するときに必要な「開業届」を無料で簡単に作成して提出するまでの要点を解説します。

フリーランス家系でハンドメイド作家の私が詳しくお伝えしますのでご心配なく!

ハンドメイド品の販売には開業届が必須!

ハンドメイド品を販売しはじめたら、事業主として開業届をいつどこに提出したらよいのでしょうか。
開業届をどんなタイミングで出せばいいのか、良く分かりませんよね。


このツイートをしている方も戸惑っているようです。
もちろんハンドメイド品を販売するときには必ず開業届を提出しなければなりません。

そして国税庁のホームページには販売を始めてから1ヶ月以内に開業届を出さなければならないと記載されています。

事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください。
なお、提出期限が土・日曜日・祝日等に当たる場合は、これらの日の翌日が期限となります。

(引用:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁)

開業日はいつを設定しても大丈夫です。
しかし、販売を開始し収入が多くなった後で開業届を提出することは、脱税を疑われるため避けるべきです。
もし開業届を出していない場合でも、さかのぼって提出することは可能ですので早めに提出しましょう。

ハンドメイド作家が開業届を出すまでにすべきこと


ここではハンドメイド作家が開業届を出すまでにしておくことをまとめました。
これだけの準備をしたら、あなたは名実ともにハンドメイド作家として開業届を出す資格を持ったと言えます。

開業の準備


こちらの方もハンドメイドを開業するにあたってどのように準備したら良いのか分からないようです。

開業するにあたっては中小企業庁に開業の手順がわかりやすい冊子で掲載されています。(参考:中小企業庁:平成30年度版 夢を実現する創業
ハンドメイド作家として開業にあたり準備することは以下の通りです。

開業準備
  1. どんなものを作って販売するのかを決める
  2. 名刺の用意
  3. 肩書を決める
  4. 屋号を付ける場合には屋号を決める
  5. 事業用通帳を用意する
  6. ホームページを作成
  7. 開業日の設定

まず、あなたがハンドメイド作家としてどんな道を歩みたいのかを決めることは重要です。
どんな手法を使って、どんなイメージのものを作るのかを決めることで、商品を作る際にアイデアを出せるからです。

次に、手配りのチラシ代わりになるので、名刺は用意すると良いです。
委託販売や対面販売を計画している人はハンドメイド作家だと知らせるためにも、名刺は必要となります。

3番目の肩書は、ハンドメイド作家で大丈夫です。
開業届にもハンドメイド作家と記入します。

屋号は、事業用の口座を作るときに屋号で作ることができるので、付けることをおすすめします。
屋号については国税庁のホームページでは以下のように説明しています。

屋号(又は雅号)とは、個人事業者の方が使用する商業上の名のことです。よって、個人事業者の方においては、商店名等を入力してください。(参考)税務署に提出する個人事業の開業・廃業等届出書にも屋号欄があります。雅号とは、著述家、画家、書家、芸能関係者などが本名以外につける別名のことです。

(引用:屋号・雅号の入力について|国税庁)

ハンドメイドを販売するときには屋号をつけると、自分だけのブランド名やネットショップ名を持つことでモチベーションがアップします。
もちろんつけなくても開業することは可能です。

事業用通帳は事業を行う上でのお金の動きを記録するために、生活に使う銀行口座と分ける必要があります。
屋号のところで説明したように屋号での口座も作成できますので、必ず事業用の通帳は用意をしてくださいね。

ホームページの作成は業者に頼んでも良いのですが、無料のホームページ作成サービスのWixjimdoでも簡単に作れるのでチャレンジしてみてくださいね。
以下の方もおすすめのようです。


簡単に作れますので作ってみてくださいね。

ホームページはネット上のチラシです。
ぜひ作りましょう!

開業日を設定する時、あなたが失業手当を受給している場合には特に注意します。
開業届を提出した際に、個人事業主となり失業手当は受給されなくなるからです。

また配偶者の扶養に入っている場合にも、開業届を出すと健康保険が配偶者の会社から国民健康保険に切り替わり保険料の支払いが生じるので、注意が必要です。

開業日の設定はハンドメイド品の販売を開始した日にします。
販売前に設定すると、事業のコンセプトを決めたり準備ができず、失業手当のない日が続くことになります。
開業日を設定して準備を進めていきましょう。

なお、とりあえず簡単にネットショップを作ってハンドメイド品を販売したい場合は「BASE」や「minne」で始めるのが王道です。

  • BASE ※3つの項目を埋めるだけでオリジナルショップを開設できる
  • minne(ミンネ)※ハンドメイド専門オンラインマーケット

開業前にかかる経費

経費とは事業を行なうにあたって必要となる費用のことです。
開業前にそろえた備品や材料費も領収書を取ることで処理することができます。

領収書は個人事業主にとってかかった事業費の証明となります。
開業を決めた時には領収書をもらう習慣を付けることが大事です。

「開業freee」で無料で簡単に作成

開業届を書く際に難しいと感じるならば、「開業freee」を利用して簡単に作成することができます。
SNSでも開業freeeで作成が簡単と評判のようです。


簡単に素早くできたようですね。
作成の仕方が難しいと感じているあなたも、「開業freee」なら無料でメールアドレスとパスワードを登録するだけで簡単に作成できます。

  • 開業freee ※開業届など開業に必要な書類を無料で一括作成してくれる

なおハンドメイド品の販売を行うときにかかる経費については、プライベートのお財布と明確に分ける必要があります。
そんなときハンドメイド事業の経費はクレジットカードで支払うようにすると更に利便性が良くなります。

以下のビジネスカードは使った経費をfreee(フリー)に取り込んでくれるので、わざわざ経費を会計ソフトに入力しなくて良いのでとても助かります。

  • FASIOビジネスカード:freee(フリー)をはじめ主要な会計ソフトに利用明細を自動で取込んでくれる

ハンドメイド作家として開業届を出すメリット


ハンドメイド作家として開業届を出すことのメリットは以下の4点です。

  • ハンドメイド作家として国に認められる。
  • 確定申告の際に青色申告で提出できる。
  • 赤字を3年繰り越せる。
  • モチベーションが上がり、商品のクオリティにつながる!

開業届を出すことで国から事業を行なうことを認められます。
ハンドメイド作家として活動することに専念ができますので、認められると俄然やる気が湧いてきませんか?

また、開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出することで、確定申告の際に税金の控除額が違います。

申告書の種類 税金の控除額
白色申告書 28万円
青色申告書 65万円

青色申告で65万円の控除となります。
今は会計ソフトも充実していますので、簿記の知識がなくても帳簿付けも簡単です。

青色申告で確定申告をすることで赤字になってしまっても3年事業を続けられます。
詳しくは確定申告のところでご紹介していますので参考にしてくださいね。

4つ目がハンドメイド作家として開業届を出すことの最大のメリットです。

ハンドメイド作家として続けていくにはモチベーションが大事です。
開業届を出すことでモチベーションが上がり、商品のクオリティも上がります。

これは開業届を出すしかないですね!

開業届を出す基準とタイミング

開業届を出す基準とタイミングについて、先述しましたが基本はハンドメイド品を販売してから1か月以内です。

ですが、さまざまな事情によって開業届を出してないケースも見受けられます。
ここでは開業届が必須となる基準や提出するタイミング、場所について解説します。

所得に応じた提出基準

開業届はハンドメイド作家として活動していくならば必須ですが、趣味で販売もできるので、どこから必須なのかと疑問に思いますよね?
結論から言えば、確定申告が必要なラインを越えているならば開業届を出すことが必要です。

以下の表は開業届を出す際、ハンドメイドを販売するときの所得に応じた基準を専業ハンドメイド作家と副業ハンドメイド作家で種別した表です。

業態 開業届を提出する所得(年間)
専業 年38万円以上
副業 年20万円以上

   
以上を確定申告が必要なラインとして基準にしていますので、参考にしてみてくださいね。

ハンドメイド作家としての所得とは?

所得とはどのことを指すのでしょうか?
所得とは以下の通りです。

  • 所得=売上ー経費

ハンドメイド作家としての経費には材料費、交通費、送料などが入ります。
事業主のあなたには給料を経費として処理できないことになっています。
あなたの給料は販売する際の値段に組み込むと良いでしょう。

開業届を提出するタイミング


こちらの方は開業届を提出するタイミングがいつなのか不安なようです。

ハンドメイドを販売することを継続していくと決めているなら、販売を始めたら開業届を提出する必要があります。

たとえば、minneBASEなどで出品をした時や委託販売で契約した日を開業日として開業届を提出してください。

また趣味の一環で販売を始めてしまい、開業届を出さずにいる場合、前述しましたように所得に応じた基準に合わせて提出しましょう。

提出する場所

開業届の提出先は納税所在地を管轄する税務署です。
納税所在地はハンドメイド作家の場合、自宅で作業されるならお住いの住所です。
自治体の役所ではないので注意が必要です。
提出方法は2つ。

  • 郵送
  • 持ち込み

税務署に開業届を提出する際に手数料などはなく、無料で提出できます。

ハンドメイド販売の開業届まとめ


ハンドメイドを販売するなら開業届を必ず提出しておきたいものです。

まとめ
  • 開業の準備をして、開業日の設定をする
  • 開業届は販売開始から一か月以内に開業日として開業freeeで無料で作成!
    • 開業freee ※開業届など開業に必要な書類を無料で一括作成してくれる
    • FASIOビジネスカード:freee(フリー)をはじめ主要な会計ソフトに利用明細を自動で取込んでくれる
  • 開業届と一緒に青色申告申請書も提出して、確定申告の青色申告で税金控除を
  • 開業届を出し、ハンドメイド作家としてモチベーションアップして製作に専念しよう!

開業届はハンドメイドを販売するにあたって重要な手続きです。
まだ提出していないあなたは早めに出すことが必要です。

提出していないあなたはまず所轄の税務署に気軽に問い合わせてみると良いですよ。

あなたも開業届を提出して、ハンドメイド作家として一人前になりましょう。

なお、一人前のハンドメイド作家として活動するには資格を持っておくと有利です。
ハンドメイド作家に人気のおすすめ資格を以下の記事にまとめました。
どうぞご参考になさってください。

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スガカオル
ハンドメイド作家で駆け出しライターのスガカオルです。 ハンドメイド歴25年以上、ミシンや編み物を特技とし、手芸や洋裁を幅広く行ない活動しています。 布小物の作成やバッグや刺繍でのアクセサリー作りなどをしています。 趣味は読書とギターを弾くこと、特技はバスケットボールをすることです。
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