レジンアクセサリーを作る時、基本的には型を使います。
型と言ってもたくさん種類があるので、どれを使うべきか迷ってしまいますよね。
初心者が使いやすい型は市販のものがたくさんあります。
レジンに慣れてきたら、自分で型も作れるんです。
そこで今回は初心者さんに向けて型を使ったレジンアクセサリーの簡単な作り方を解説します!
もちろん、レジン型の種類や型の作成方法もしっかりご説明しますよ。
この記事のポイントは以下のとおりです。
- レジン型の種類
- シリコン型使用のレジンアクセサリーの作り方
- 安価な材料で作れるレジン型
- 型不使用で作るレジンアクセサリー
- レジン型の技能を習得する通信講座
本記事をお読みいただくことで、初心者さんでもレジン型を使って簡単にレジンアクセサリーを作成できるようになります。
なお、作品を作りながらレジンアクセサリーを基礎から勉強したいあなたは、以下のオンライン講座を検討してみてください☟
レジンに使える型の種類
レジンに使える型は大きく分けて「シリコン型」と「フレーム型」の2種類です。
このパートでは、それぞれがどういうものなのか解説します。
シリコン型
シリコンモールドと呼ばれている型です。
レジン液を流し込んで硬化させるだけで、きれいな形が作れます。
簡単に作れるので、初心者にはシリコン型がおすすめです。
ラメや着色剤を混ぜるなどアレンジもできますよ。
市販のシリコン型は種類がかなり豊富です。
どれを買おうか迷ったら、以下のような様々な形がミックスされた型を選ぶといいですよ。
フレーム型
枠の中にレジンでデザインをしていくタイプの型がフレーム型です。
空枠とも呼ばれていますね。
空枠の場合は土台がないので、クリアファイルやマスキングテープなどの上に置いて作業します。
レジン液を少しずつ注ぎ入れる、最後はレジン液をぷっくりと盛るなど、少しコツが必要です。
フレーム型ですと枠内に収まりさえすればいいので、凝ったデザインが作れます。
市販のフレーム型自体も種類が多いので、バリエーションがかなり広がりますよ。
シリコン型の代用品
グミやチョコなど、お菓子用の型を利用してレジンアクセサリーが作れます。
レジン用の型にはない大きさのもの、キャラクターものもあり、デザインの幅が広がって嬉しいですね。
キャンドゥさんにあるチョコの型入れ(´ー`)
何とパズル型でレジンを入れて硬化しても綺麗に作品が出来ました.゚+.(´∀`*).+゚. pic.twitter.com/zUAXu2YCD1— ルイン (@_Hikaru9) February 12, 2017
100均で型が手に入るのはありがたいです。
そしてレジン用の型でなくても、ここまで可愛く作れるんですね。
ただし、型について知っておいてほしいことがあります。
それは以下の2点です。
- UV及びLEDレジン液使用の場合、紫外線を透過させるため透明か半透明の型を選ぶ
- シリコン型は消耗品なので定期的に買い換える
二液性レジンでしたら紫外線に当てる必要もないので、色が付いている型でも使えます。
型は繰り返し使っていくと、割れたりヒビが入ったりしてきれいな作品が作れなくなるので、たまに点検するようにしましょう。
シリコン型使用のレジンアクセサリーの作り方
それでは、実際にシリコン型を使用したレジンアクセサリーの作り方を紹介していきます。
超簡単ですので、すぐに試せますよ!
お好みのシリコン型を用意します。
型の中にゴミや埃が入っていたら、マスキングテープを使ってペタペタっと取っておきましょう。
型の底にレジン液を少し入れ、硬化させます。
単色で封入物がなければ、一度に型の表面いっぱいまでレジン液を入れてもいいです。
今回はパーツを1つ封入します。
レジン液薄く塗り、パーツを置いたら硬化して固定します。
型の表面までレジン液を入れて硬化、その後、型ごと裏返して完全に硬化させます。
硬化したら型から外し、アクセサリーパーツに接着したら完成です。
ヘアピンにしました。
封入物を複数入れたい時は、パーツ→レジン液→パーツのように何回か硬化を繰り返して層を作ると奥行きが出てきれいですよ。
100均材料でできるレジン型の作り方
型を使ったレジンアクセサリー作りに慣れてきたら、型からオリジナルで作るのはいかがですか?
100円均一の店舗でレジン型の材料が買えますので、そちらを利用したレジン型を紹介します。
シリコーンゴムを使う
100円ショップ、セリアで販売されているシリコーンゴムがレジンに使えます。
実際に使っている動画がありますのでご覧ください。
よく混ぜて乾燥させるだけで型取りができて、簡単ですね。
レジン液を少しずつ入れてその都度硬化していくと、きれいにパーツが作れます。
シリコーンゴムの場合、一度乾燥させたら元の形には戻せません。
同じ形のレジンパーツをいくつか使いたい時にはシリコーンゴムがおすすめです。
おゆまるを使う
プラスティック粘土おゆまるも、100均で買えるレジン型材料です。
熱湯に浸すと柔らかく成形できるようになります。
↑石を型取りしている所です。
型取りしたい物を押し当てて、冷めたら現物を取り出します。
おゆまるは熱湯に浸せば何度でも形を変えられます。
失敗してもやり直せますし、繰り返し使えてエコな所が良いですね。
型を使わないレジンアクセサリーの作り方
レジンアクセサリーを作るには型を使うのが基本ですが、型を使わないで作る方法もあります。
粘度の高いレジン液を使い、フリーハンドで描いていくのです。
基本的な作り方は動画を見ていただくとわかりやすいのでご覧ください。
透明なレジン液のみで作っても、こんなにきれいにできるんですね。
もちろん着色や封入しても良いですし、形も自由に変えられます。
型を使わない分自由度が高いので、センスが問われますね。
でも毎回違う、オンリーワンな作品が作れるのは楽しいですよ。
レジン型の技能を習得する通信講座
レジン型を使ったアクセサリー作成は、基礎的技術です。
もっと型を生かした技法を学びたいと思ったら、通信講座を受けてみると良いですよ。
レジンアクセサリー作りを学べる代表的な通信講座はPBアカデミーです。
レジンの認定講師資格を取得する講座は以下の3つがあります。
- LEDレジンアクセサリー ※基礎からレジンアクセサリーの作り方を学ぶ
- レジンクラフトデザイン ※カラーセラピーやデザインを学びレジンクラフトの作り方を学ぶ
- レジンフラワー ※押花を使いスマホケースなどの作り方を学ぶ
※資料はいくつ請求しても無料です
この通信講座のポイントは以下の通りです。
- 型を含むスターターキットが付いてくる
- 不明点はメールや電話で何度でも質問できる
- 最短2ヶ月で資格をゲットできる
- 教材到着後8日以内なら返品、返金可能
- 資格認定試験に不合なら受講費が返金される
- 受講期間は2ヶ月まで延長可能
レジンの基礎知識からアクセサリー加工技術まで学べます。
また資格を取得しておくと、将来レジンアクセサリーを販売したり、レジンの教室を開く際に有利です。
資格をアピールすることで、購入者や生徒から信頼を得られるからです。
あなたのレジン作品に対する自信にもつながるはずです。
こちらの通信講座は無料の資料請求をすると受講料が20%OFF(ただし有効期限あり)になるのでお得感がありますね。
なおPBアカデミーの「レジン講座」について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
※なお資格は取れなくても、とにかく安くレジンの技術を習得したい場合は、ユーキャンのレジンアクセサリー講座を検討してみてください。
型を使ったレジンアクセサリーの作り方まとめ
市販のレジン型は種類が多いので、選ぶのも楽しいです。
私も手芸店で型が並んでいるコーナーを眺めているとワクワクします。
型を選ぶところから、どんなアレンジをするか、どういうアクセサリーに仕上げるかまで。
こんなにずっとワクワクさせられる、レジン型ってすごいと思いませんか?
あらためて本記事の内容をまとめます。
- レジン用の型はシリコン型とフレーム型の2種類
- シリコン型は簡単きれいに作れて、フレーム型はデザイン性が高まる
- お菓子の型を代用しても作れる
- 100均で買えるシリコーンゴムやおゆまるでオリジナルの型が作れる
- 型を使わない方法もある
- 通信講座を受講しレジンの資格を取ると信頼を得られやすい
型を使えばレジンアクセサリーは簡単に作れますから初心者でも楽しめます。
まずは型を使ってレジンを楽しんでみてください。
楽しむことからレジン作家への道は始まっていますよ。
型を上手に使って、あなたの素晴らしいアイディアをどんどん形にしていきましょう!
なお、型だけでなく色々なレジンアクセサリーの作り方を以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞあわせてご覧になってください。