スキル向上のためにMOSの資格を取りたいけど、どんな勉強したらいいんだろう?
Microsoft Officeは使えるけど、MOSは難しいのかな?
あなたはそんな悩みがあって、この記事にたどり着いたのかもしれませんね。
MOS資格の取り方は主に2通りあります。
1つは独学で、もう1つはスクールに通う方法です。
通信講座という選択肢もありますが、本記事では独学と通学スクールの2通りに絞って解説!
今回はMOS PowerPoint2013を取得した私がMOS資格の取り方について勉強方法や注意点をご案内します。
MOS資格の取り方は2通り
MOSを取るための方法は、大きく分けて2つあります。
1つは、独学で勉強する方法で、もう1つはスクールに通う方法です。
これはどんな資格の勉強方法でも、同じだと思います。
ただこの2つの方法から、あなたはどちらを選べば良いのでしょうか。
やみくもに勉強をするのではなく、できれば効率よく勉強したいですよね。
次に、あなたがどちらを選べば良いのか解説します。
スクールに通ってMOS資格をとる
スクールに通って勉強する方法です。
スクールに通えば、強制的に時間を作ることになります。
あなたが独学は挫折しそうだと思うなら向いていると言えます。
スクールでは先生が詳しく教えてくれますので、分からないところが分からないままになることがありません。
受講費をもらいますので、スクールはあなたにMOS資格を絶対に取得してもらいたいと考えるはずです。
それはスクールの使命であり、評判にも関わってくる問題だからです。
あなたもスクールに受講費を払うのであれば、必死になりますよね。
何としてでも資格を取るという強い意志を持って勉強に励むのではないでしょうか。
以下のスクールは、全国各地に校舎がありますので通学に便利です。
- ヒューマンアカデミー ※駅チカの立地で通学に便利。資料請求・デジタルパンフレット無料。無料体験・説明会あり
- KENスクール ※無料相談・無料体験レッスンあり。完全個別指導
独学で勉強してMOS資格をとる
独学で勉強するということは、常に挫折と隣り合わせになります。
時間がないなどと自分に言い訳して、挫折してしまうことがあります。
そのため、MOS資格を取るという強い意志が求められます。
自分で勉強する場合、どのテキストが良いのか知りたいですよね。
私のおすすめは、以下の2つです。
一般的にMOS資格を取ると言えば、Specialist(スペシャリスト)のほうです。
テキストや問題集には、Expert(エキスパート)とついているものがありますが、それは上級レベルですから仕事で必要になったときに受ければよいでしょう。
ほとんどの実務では等級はSpecialist(スペシャリスト)で十分です。
ですから、受ける科目とバージョンは必ず確かめて下さい。
まずFOM出版の「よくわかるマスター」ですが、MOS試験の出題範囲を1冊で網羅していますので、実はこれ1冊だけでもMOSを取ることができます。
テキストとして使うだけでなく、CD-ROMを使って模擬試験がおこなえます。
次に、日経BPの「MOS攻略問題集」です。
こちらは問題集となっており、より本番の試験に近い形で勉強をすることができます。
あくまでも問題集ですので、テキストして使うのではなく自分の理解度を図る目的で使いましょう。
私としては、2冊とも勉強することをおすすめします。
まずFOM出版の「よくわかるマスター」でMOSの問題に慣れて、日経BPの「MOS攻略問題集」で模試をすれば完璧です。
私もMOSを取るのに、この2冊を購入して勉強しました。
問題集の勉強法ですが、1周目はMOS資格試験の傾向を確認しながら、時間をかけずにざっと解いていきます。
2周目は、間違えた箇所を中心に解答の詳細を確認して知識の定着を図ってください。
独学にするかスクールに通うかの判断は?
自分がどちらの勉強法を選べば良いのか、今回は分かりやすくするために3人のパターンを設定して考えてみましょう。
- Aさん:オフィスについて、ほとんど使ったことがない初心者
- Bさん:学校で論文提出のため、たまに使っていた中級者
- Cさん:会社で普段からオフィスを使っている上級者
まずAさんです。
Aさんは、間違いなくスクールに通う方が良いです。
初心者ですから、オフィスの初歩的なところから始める必要がありますので、丁寧に教えてもらう方が早く資格が取れます。
つぎにBさんです。
Bさんは多少は使えます。
この場合、独学でもスクールに通ってもどちらでも可能ですが、自分で調べて課題を解決できる場合のみ、独学を選ぶ方が良いです。
初心者寄りの中級者でしたら、スクールに通う方が良いですし、早くMOSが取れます。
最後にCさんです。
Cさんは普段からオフィスを使っていますので、基本的な操作や機能などは理解しているものと思われます。
そのため、独学で勉強をしても良いでしょう。
ただ社会人だとなかなか時間が取れないので、強制的に勉強する時間を作るという意味では、スクールに通うのもありです。
- ヒューマンアカデミー公式HP
https://haa.athuman.com/ - KENスクール公式HP
https://www.kenschool.jp/
独学で勉強するときの注意点
独学で勉強するときに注意すべき点は
- Macではなく、Windowsが必要である
- 取得するオフィスアプリのバージョンに注意する
の2つです。
Macではなく、Windowsが必要である
MOSのテストは、Windowsパソコンを使い実技の試験をおこないます。
そのためMacではなく、Windowsのオフィスで勉強をする必要があります。
テキストもWindowsのオフィスを想定して作られてあります、Macを使うことは想定されていません。
例えば、「自宅にMacがあるから、それで勉強しよう」と思っていると、テキストと不整合する部分が出てきて戸惑うことになります。
そのため、必ずWindowsパソコンを用意しましょう。
取得するオフィスアプリのバージョンに注意する
オフィスにはバージョンがあります。最新バージョンはオフィス2019ですが、その前がオフィス2016、さらにその前がオフィス2013、さらにさらにその前がオフィス2010となっています。
MOSの資格として今受けられる試験は、オフィス2010、オフィス2013、オフィス2016となっています。
今、自分のパソコンにインストールしてあるオフィスと、自分が取得しようとしているMOSのバージョンが合っているか、必ず確認しましょう。
例えば、自分のパソコンにオフィス2013がインストールされています。
MOS2016を取ろうとしても、オフィスのバージョンが異なることから、取得は無理とは言いませんが難しいでしょう。
必ず、自分が取ろうとしているオフィスのバージョンと、勉強しようとするMOSのバージョンを同じにしましょう。
2020年時点では、MOS2016を取るのが最も一般的です。
MOS資格の取り方まとめ
MOSの資格の取り方について、ご理解いただけましたか。
- MOSの取り方には、主に独学とスクールに通う方法がある
- ヒューマンアカデミー ※駅チカの立地で通学に便利。資料請求・デジタルパンフレット無料。無料体験・説明会あり
- KENスクール ※無料相談・無料体験レッスンあり。完全個別指導
- 独学での勉強は、テキスト&問題集を2冊とも勉強しよう
- 独学するときは、オフィスのバージョンに気をつける
→等級は、Specialist(スペシャリスト)、バージョンはMOS2016が一般的 - オフィスに不慣れなら、スクールに通う方が良い
MOSは出題範囲が決まっており、公式サイトで公表されています。
各テキストは、その出題範囲を網羅して作られています。
そのため、しっかりと勉強をすれば、必ず結果がついてきます。
MOS資格は、実務で必ず役に立ちますし、転職でも有利になりますからぜひ挑戦して下さいね。
なお事務の仕事に就くならMOSは必ず持っておくことを推奨します。
事務職に必要な理由や、キャリアプランについては以下の記事をご覧になってください。