仕事の種類

美容師がハサミを落とすと世の終わり|落としたハサミの行く末は?

美容師にとってハサミは命です。
美容道具の中でも一番大切な商売道具のハサミを落とす事もあります。

ハサミを落としてしまったらその日一日、ブルーな気持ちで過ごさねばなりません。
何をしてもうまくいかないような気がしてしまいます。
まさに世の終わりです。。

ハサミを落としてしまったあなたの気持ちよくわかります。
私もハサミを落としたことがあるからです。

今回は美容師がハサミを落とすとどんな裁きが待っているのか、また落としたハサミをどうしたら良いのかについて、私の経験を交えてお話しいたします。

 美容師がハサミを落とす瞬間時間と息が止まる

ショック
「チャリーン」その音を聞いてハサミが落ちた時、美容室全体が時が止まったように怖い静けさが忘れられません。

「やってしまった」と一瞬息が出来なくて、冷や汗が止まりません。
ハサミが落ちていく瞬間スローモーションのように落ちていくのを見ることしかできませんでした。

美容室、全員の視線が私に注目していていました。
すぐに拾って私のハサミがどんな状態になっているのかチェックしたい気持ちを抑えました。

すぐに仕事に戻りましたが、今までお客様と何を話していたか頭から吹っ飛んでしまいました。

きっと私の顔はこわばった笑顔だったに違いありませんでした。
仕事がひと段落してハサミをチェックすることが出来ました。

ハサミは美容師にとって命です。
美容学校やアシスタント時代に、ハサミは絶対落としていけないと耳にタコができるくらい言われ続けていました。

美容師だったら一度はハサミを落としたことがあるとは聞いたことはあったのですが、まさか自分が落としてしまうなんて。

幸いカット中ではなかったのですが、もしカット中に落としていたらと考えただけで怖かったです。

一歩間違えたら凶器にもなってしまいます。
美容師のハサミは普通のハサミとは全く違ってよく切れるからです。

立ち直れないほどショック

美容師がハサミを落としてしまうとしばらくはショックから立ち直ることが出来ません。
ハサミを落としても何事もなかったように笑顔で仕事に戻りますが心はズタボロです。

使い慣れたハサミは毎日ていねいにメンテナンスをして、ハサミに感謝して一日が終わります。

そんなにかわいがって大切にしているハサミを落としてしまうなんてショックです。
美容師のハサミは値段も安くありません。

ローンを組んで買う人も多いくらい高価な物です。
なぜ落としてしまったんだろうと反省と後悔しか考えられなくなりました。

手でハサミをキャッチするのは危険

ハサミを落とした時、何故かスローモーションのように時間がゆっくりに感じてしまいます。
その時、キャッチできるかもって思うかもしれませんが、絶対に危険です。

ハサミを手でキャッチなんてこれだけはやってはいけません。
稀に焦って足でキャッチしようとする人もいますが、これも危険です。

足に当たってケガをするのはもちろん、跳ねてお客様に危害がおよぶ事でもあったら大変です。

仕方ないですが、落ちるのを見ている事しかできません。

美容師は一度落としたハサミをそのまま使ってはダメ!

 
ダメ
落としてしまったハサミはそのまま使ってはいけません。
ハサミの刃が欠けていると切れ味も悪いですし、第一にお客様の髪の毛が傷んでしまいます。

ハサミのバランス調整が狂ってしまう場合もあって髪の毛をはさみで引っ張ってお客様を不快にさせることもあります。

落とした美容器具は基本的に消毒をしないと使用してはいけません。
落ちたハサミを消毒したからといって傷ついた物を使うわけにはいきません。

必ずスペアのハサミは必要

いくら腕に自信があってもハサミを落としてしまう事はあります。
落としたハサミは使うことが出来ません。

必ずスペアのハサミは必要です。
いつも同じハサミばかり使っていて、スペアのハサミを使う時に違和感があったり、指を切ってしまう場合があります。

スペアのハサミといつも使っているハサミを交互に使う事も大切です。
両方同じように使っていれば、緊急事態が起こっても安心できますね。

目に見えない傷が付いていることもある

ハサミを落としてしまって、後からハサミチェックを念入りにして傷が付いていないって思う事ってありますよね。

いくらハサミが閉じた状態で落としてしまって大丈夫って思っていても、見えない傷が付いてしまっていることもあります。

美容師としてはプロでもハサミに関してはシロート同然なので、メンテナンスのプロが見ると見えない傷を発見してくれます。

傷が付いてないから安心って事はありません。

落としたハサミはすぐにメンテナンスに出す

メンテナンス
ハサミを落としてしまったら、出来るだけ早くメンテナンスに出すことが大切です。
移動ハサミ研ぎをしてくれる業者もいますが、私はハサミを買った美容ディーラにお願いしています。

ハサミのメーカーによっては取り扱ってくれないところもありますので注意が必要です。
美容師の命でもあるハサミを預けるには信頼できるところに預けたいので美容ディーラーにお願いした方がいいです。

私のハサミの欠けていた刃も元通りになって、調整もしっかりしてくれて使い心地も依然と変わりなかったので安心しました。

メンテナンスには、2~3週間かかりましたが、ほんとによかったです。

ハサミを落とすと新しく買い替える事も考えた方がいい

シザー
ハサミが開いたまま落としてしまった場合は、新しくハサミを買い替えることも考えた方がいいときもあります。

美容師のハサミは高額なものが多いので買い替えはほんとに慎重になります。
大きな傷がハサミについて元通りになったとしても、切れ味など元通りになるとは限りません。

納得がいかなような仕事をしないためにも新しいハサミを購入する方がいいです。
ハサミは美容師の一番大切な商売道具です。

美容師がハサミを落とすことについてのまとめ

美容師
美容師の私はハサミは落とさないと思っていても何がおこるか分かりません。
ハサミを落とした事についてをまとめてみました。

まとめ
  1. 美容師はハサミを落とした瞬間すべて時間が止まる感じがする
  2. 一度落としたハサミは使ってはいけません
  3. 落としてしまったハサミは早急にメンテナスしてもらう
  4. ハサミを新しく買い替えることも考えた方がいい

美容師のプロとして働いているのにハサミを落としてしまう事は、ほんとにショックですよね。
一度は誰でも経験したことがあるはずです。

ハサミを落としても気持ちを切り替えて、前に進むことが大切なことです。
お客様の喜んでくれる顔を見たらショックな心も吹っ飛びます!

しかしながらあなたが短期間にハサミを落とすことが続くようなら、どこかに美容師を続けることへの迷いがあるのかもしれません。
そんな時は以下の記事を参考に、あなたの気持ちを確かめてみて下さいね。

美容師の転職理由とは?アシスタントとスタイリストそれぞれの事情最近では美容師人気が高まり、美容室に行けば若いスタッフさんをよく見るようになりました。 しかし美容師の世界もなかなか厳しく、新しい人が...
ABOUT ME
めりりぃ
めりりぃ
美容師のスタイリストとして働いています。お客さまの笑顔を見ることが幸せ。 毎日忙しく過ごしていますが、子供と一緒に読書する時が癒しの時間。
おすすめの記事