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簿記3級に落ちた7つの原因|対策しないと簡単に落ちます【油断禁物】

簿記3級の試験を受けて、「思ったよりできなかった」という経験ありませんか?
「簡単だ」「独学で余裕」という声を信じてませんか?

簿記3級に落ちた~
簡単と聞いてたのに、どうして。。

私も!
勉強はしたつもりなんだけど、なんで落ちたのかな?!

試験に落ちるとショックですよね。
これだけしたのに・・・。
あともう少しだったのに・・・。

という気持ちになりますよね。
もしくは、「次こそは絶対受かってやる!」という熱い気持ちもあるかもしれません。

そこで、今回は簿記3級に落ちた原因と対策を解説します。
本記事をご覧になると、以下のことが理解できます。

  • 主に7つの原因から、あなたの落ちた理由を探せる
  • なぜ落ちたのかを分析しよう
  • 試験では実際にどんなミスが多いのか確認しよう
  • 次回の合格に向けて、どうすれば良いのか対策を確認しよう
私も簿記3級試験に挑戦しました。
合格はしましたが、家族や友人が落ちました。
読んでいるあなたにも絶対に合格して欲しいので、原因と対策を分かりやすく解説します。

簿記3級に落ちた7つの原因!

ここからは、実際に落ちた原因を見つけていきましょう。
この中の原因の一つでも当てはまるものがあれば、「対策」についても見てみましょう。

「簡単だ」という言葉を信じた

バカなことはないですよ。
「簡単」という言葉を信じたあなたは、とても素直ですよ。
簿記は勉強したことがなければ、難しいですよね。

では、なぜ「簡単だ」というのか。

  • 元々、商業高校出身などで簿記の知識があったから
  • 一回で合格したから
  • たまたま得意な問題が出たから
  • 簿記2級より簡単だから

など、様々な理由があり略して「簡単」と言います。
簡単だから、とりあえず簿記3級取ってみようという人も多いのではないでしょうか。

学生時代のテスト前に「試験勉強してないよ」という友達ほど、良い点数取りますよね?
本当は人が見ていない所で勉強しているはずです。

対策
  • 「簡単」という言葉は信じるな

ケアレスミスをしてしまった

理解しているからこそ、小さいミスの積み重ねで落ちたのは悔しいですね。

では、どんなケアレスミスが多いのでしょうか。

  • 貸方、借方または勘定科目を間違えた
  • 問題文の数字を見間違えた
  • あなたの書いた数字を見間違えて計算した
  • 一行抜けて計算してしまった
  • 「合計残高試算表」なのに「残高試算表」と間違えた
  • 解答欄がずれていた
  • 時間配分を間違えた

などが挙げられます。

また、試験会場は緊張しますよね?
周りが早く終わると、焦ったりしませんか?

会場の雰囲気に飲み込まれて、ケアレスミスが多くなる場合もあります。

では、どうすればケアレスミスを減らせるのでしょうか。

対策
  1. 問題文をよく読んで、間違いやすい箇所に「線」を引く
    • 例えば「合計残高試算表」の「合計」部分に線を引き、間違わないようにする
  2. 取引内容・決算整理事項などの問題文は、漏れがないように終わった箇所はチェックしていく
    • 例えば「○月○日 売掛金¥400,000を約束手形で受け取った」の仕分けが終わったら、「○月○日」の部分だけでもチェック入れると、漏れがなくなります。
  3. 普段からケアレスミスがなくなるまで、過去問で練習する
  4. 見直し時間20分は残せるように、普段から時間を測って練習する
  5. 白紙に書く数字は、計算する時に見やすいように書く

過去問を解いてない

参考書を1ヶ月見ただけで、67点すごいですね!
あなたは、天才かもしれませんね。

ですが、簿記3級はテキストのみで合格できる試験ではありません。
紙に数字を書いて、電卓を叩いて、何回も練習して、やっと合格できます。

なぜ、テキストだけで勉強してしまったのでしょうか。

  • 時間がなかったから
  • 面倒だったから
  • テキストだけで合格できると聞いたから

などがありますね。
テキストを読むだけで、精算表・試算表・貸借対照表・損益計算書は、どう解いたのでしょうか。

私は初め全然出来なくて、ずっと不安でした。
過去問を3回以上回した所で、やっと数字が合うようになり、電卓も早くなり不安が消えていきました。

ここでの「対策」はこれしかありません。

対策
  • 過去問を最低でも過去5回分を、3回以上回すこと

過去問のみ解いている

過去問は大事ですが、過去問だけになると、基礎の知識が足りなくなりますよ。

過去問のみで、その問題は本当に理解していますか?
解き方だけを覚えてませんか?

問題の意味を理解していなかったり解き方だけを覚えても、同じ問題は出ません。
試験で少し違う言い回しになると、解けなくなります。

では、なぜ過去問だけで勉強するのでしょうか。

  • 過去に違う試験で過去問だけで合格したことがある
  • 人から聞いた短時間で勉強できる方法だったから
  • 過去問だけで基礎を覚えていけば良いと思った
  • 基礎からするのが面倒だった

などが挙げられますね。
そこで、過去問のみ解いてるあなたの対策はこれです。

対策
  1. アウトプットは十分しているので、インプットで基礎を固めよう
  2. 勘定科目を覚えよう

学習時間が足りていない

勉強時間2日は少ないですね。
簿記3級の試験は、「習うより慣れろ」と言います。
問題を一度見ただけでは理解できません。
慣れるためには、何回も練習する必要がありますね。

他にもTwitterを見てると「一夜漬けでダメだった」「一週間でいけると思った」などの声が多数ありました。

原因としてこれしかありませんね。

  • 「簡単だ」と思ったから

その勉強時間で、電卓は使えるようになったのでしょうか?
試験の時間配分も、うまくできたのでしょうか?
勘定科目も覚えていけたのでしょうか?

簿記3級試験は、マークシートではないので、運だけで合格はできない試験ですよね。

対策
  1. 勉強時間は最低でも70時間以上必要
  2. 一度で勉強するのではなく、記憶が定着するように毎日コツコツ1ヶ月は続けよう

古いテキストを使用している

2019年6月の試験より、新しく勘定科目が追加されましたね。
新しく追加された所は、試験に狙われやすいですよね。

改定前の簿記3級の学習は「個人商店」だったのですが、「小さな株式会社」に変更されました。
「役員貸付金」「仮払法人税等」「クレジット売掛金」などが新たに追加されました。

古いテキストのままだと、新しく追加された勘定科目の仕分けができませんよね?
「資産」「負債」「収益」「費用」のどのグループになるのかも分かりませんよね?

なぜ、古いテキストのままで勉強してしまったのでしょうか。

  • テキストをフリマアプリで買った
  • テキストを友達からもらった
  • 過去簿記3級受けた時のテキストをそのまま使っている

などですね。
「勘定科目が追加されているのは知らなかった」というのもあるかもしれません。

あなたのテキストは大丈夫ですか?
2020年以降なら問題ありませんよ。

対策
  • いつまた変わるか分からないので、最新のテキストを使いましょう

分からない所を放置している

仕分けが分からないと、貸借対照表も分からないですよね。

分からない所を放置しても、一生分からないままですよね。
ではなぜ、分からないまま放置したのでしょうか。

  • 面倒だから
  • 考えても分からなかったから
  • 聞いても理解できなかったから
  • そもそもどこが分からないか、分からない

などが挙げられます。
最後の「そもそもどこが分からないか」は、私も初めそうでした。

どこから解けばいいか分からない。
意味が分からない。

そう思いますよね?
私の場合は、繰り返し過去問を練習することで、段々と分かってくるようになりました。

初めはもちろん、理解するのにも時間がかかりました。
ですが理解すると、勉強が楽しくなってきますよ。

対策
  1. 分からない所は積極的に理解しましょう
  2. ネットで検索してみましょう
  3. YouTubeで検索してみましょう
  4. 近くに分かる人がいれば、その人に聞きましょう
  5. 質問ができる通信講座に入って、分からない所をどんどん聞きましょう

簿記3級に落ちたあなた向けの対策

ここからは前を向いて、あなたが合格するためにどうすればいいのかを考えてみましょう。
今までと同じ勉強法で続けますか?

次こそは合格したいなら、勉強法を変えてみるのも一つの手段ですよ。

簿記3級の試験について

まず、簿記3級の試験情報について知っておきましょう。

試験月 受験料
簿記3級
2・6・11月
2,850円(税込)

試験が年3回もあり、毎年30万人も受験する人気な資格です。
受験料も安いですね。

100点満点中、70%以上で合格です。
マークシートではなく、答案用紙に全て数字か、勘定科目を記入します。

時間は120分
できるだけ、最後の20分は見直しできる時間を確保しましょう。

続いて、過去5回分の合格率について推移を見ていきましょう。

実受験者数 合格者数 合格率
154回
(令和2年2月)
76,896名
37,744名
49.1%
153回
(令和元年11月)
80,130名
34,519名
43.1%
152回
(令和元年6月)
72,435名
40,624名
56.1%
151回
(平成31年2月)
80,360名
44,302名
55.1%
150回
(平成30年11月)
88,774名
38,884名
43.8%

(出典:商工会会議所データ)

平均的に合格率は約50%ぐらいですね。
回によっては「簡単、難しい」という噂はあります。

それはあくまでも、噂で確証はありません。
合格率が低い次の回は「簡単」な問題が来るとは信じないでください。
難しい問題が来ても、いつでも解けるように準備しておきましょう。

続いて150回〜154回まで、実際にどんなミスが多いか確認しましょう。

  • 漢字間違い
  • 指定された勘定科目を書いていない
  • 漢字が読みにくい
  • 単純な集計ミスが目立つ

(参考:簿記3級出題の意図・講評)

漢字間違いで、点を落とすのは勿体無いですね。
「漢字が読みにくい」もできるだけ普段から、綺麗に書くように練習しましょう。

仕分けの基本が間違えていることも多く、「基本が大事」と講評されてます。
ここは、「基本」を何度も確認しておきましょう。

また試験当日は計算用紙をA4サイズ1枚配布されます。
大きい字で書いたりすると、1枚じゃ足りません。

練習の時も本番と同じく、時間を測り、計算用紙はA4サイズ1枚だけで練習しましょう。

独学から通信講座に切り替える

3回までは独学で、4回目でクレアールにて挑戦で合格おめでとうございます。

独学で何回も不合格になるあなた。
何かが間違ってるのではないでしょうか?

精算表、試算表、貸借対照表などは問題なくできますか?
思い込みで進めてませんか?

勉強法を変えて通信講座に変えてみませんか?
独学から通信講座に変えただけで、「合格できた」という声は多数あります。

それでは、どんな通信講座がいいのでしょうか。
独学から通信講座に、切り替える時の選び方のポイントを紹介します。

  1. 質問ができるところ
    • 分からない箇所を聞く
    • 分からないことがなくても、勉強法などでも聞きましょう
    • 合格するために必要なことも聞きましょう
  2. 模試や答練、テストがあるところ
    • あなたの実力がどれくらいなのかを確認できます
    • 模試や答練の結果で、今後の対策をしていこう
  3. 動画授業のあるところ
    • 動画授業で解き方を確認しましょう
    • 解き方のコツも教えてくれますよ

簿記3級の通信講座については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞ参考にしてくださいね。

簿記3級の通信講座3選|口コミを検証し徹底比較!安ければいい?簿記3級の通信講座はたくさんあるので選ぶのに迷いますよね。今回は、人気のある講座の中から、クレアール、スタディング、ユーキャンの3つを選び、口コミを検証し解説します!そして、それぞれの特徴を徹底比較しましたので選ぶ際の参考にして下さいね。...

予想問題のみ通信講座で学ぶ

予想問題や模試で時間配分練習しないと、本番では時間が足りなくなりますよね。

独学である程度、知識も身についている。
ただ、あともう少しで合格だったというあなた。
通信講座の予想問題・模試・答練などで、アウトプットを仕上げていきましょう。

答練や模試だけの直前対策がある通信講座を、3つ紹介します。

クレアール LEC TAC
コース名
3級解答力完成パック
3級直前対策パック
3級直前対策パック
コース内容
  • 3級個別問題集(一冊)
  • 3級直前答練(3回)
  • 3級公開模試(1回)
  • 3級総まとめ講座(全1回)
  • 3級合格答練(全4回)
  • 3級公開模試(全1回)
  • 3級総まとめ講義演習(全2回)
  • 3級プレ答練(1回)
  • 3級的中答練(全3回)
  • web受講料
    (税込)
    ¥10,000
    ¥6,600
    ¥15,100

    LECは他にも、公開模試(1回)だけ受講も可能です。
    通信・通学ともに、¥2,000(税込)。

    公開模試だけでいいというあなたには、おすすめですよ。
    ただ解説講義はありませんので、注意してください。

    以上、3つの通信講座を紹介しました。
    いずれも模試、答練ともに回数があるので、本番に向けてのシミュレーションができますね。

    簿記3級に落ちた原因とまとめ

    簿記3級に落ちた原因は、様々ありますね。
    あなたの原因は見つかりましたか?

    それでは、簿記3級に落ちた原因の対策まとめです。

    まとめ
    1. 「簡単」という言葉は信じるな
    2. ケアレスミスしないように普段から時間を測って、練習しよう
    3. 過去問を最低でも過去5回分を、3回以上回そう
    4. 過去問のみ解いてる場合は、インプットで基礎を固めよう
    5. 勉強時間は最低でも70時間、一度にするのではなく、毎日続けよう
    6. 新しく勘定科目が追加されているので、最新のテキストを使おう
    7. 分からない所は放置せず、ネットなどで調べて理解しよう
      • 理解すると楽しくなりますよ
    8. 実際に試験でも間違いが多い「漢字間違い」「単純な集計ミス」には気を付けよう
    9. 独学で何回も落ちる場合は、通信講座に切り替えよう
      • もしくは練習問題のみの通信講座に切り替えよう

    簿記3級は簡単ではないことが、分かりましたね。
    私も試験当日の朝4時に起きて、最終チェックしてました。

    勉強時間は3ヶ月、150時間ぐらいしたかと思います。
    勘定科目を覚え、過去問、答練、模試を繰り返ししました。

    ここまで頑張ったあなたは、合格まであと一歩ですよ。
    次の試験は絶対に合格しましょう。

    なお、以下の記事で簿記3級の取得からその後のキャリアプランまでをまとめています。
    どうぞご参考になさって下さい。

    簿記3級を取得する方法3つとその後のキャリアプランを徹底解説!あなたは簿記に対してどのような印象を持たれていますか? 簿記は簡単に言うと会社の入ってくるお金と、出ていくお金を記録して管理していくた...
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    吉田 えみ
    吉田 えみ
    3D CADオペレータの仕事をしつつ、様々な記事が書けるライターを目指してます。保有資格は、ファイナンシャルプランナー2級、簿記3級、ホームヘルパー2級です。ただ今宅建の資格も勉強中です。将来を不安に感じ、築古不動産投資で大家業務もしています。体を動かす事が好きで、登山やフルマラソンも何回も完走してます。フリマアプリで不用品を売るのが最近の楽しみです。
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