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ITの運用保守がつまらない理由3選【続けるべきか考えるヒント】

あなたはIT運用保守のお仕事をつまらないと感じていませんか?
やることがマニュアル化されていて、つまらないと思っていませんか?

どうしてこんなに仕事がつまらなく感じるようになったんだろう。。

最初は楽しく運用保守を担当していても毎日同じことの繰り返しばかりでつまらなく感じてしまうこともあります。

このままこの仕事を続けていてもなんだか将来が不安だわ。。

日々の運用保守に追われて新しいスキルを身につけることができず、将来が不安になるかもしれません。

これらの声は私が運用保守を担当していた協力会社のITエンジニアから聞いた実際の声です。
休憩している時に聞いたのですが、運用保守ばかりをするのはとてもつまらない様子でした。

あなたもITエンジニアでありながら、運用保守の仕事をつまらないと感じていませんか?
この記事では、ITエンジニアが運用保守をつまらないと感じる理由について以下の3つに絞り解説いたします。

  1. 運用業務はルーチン化されている
  2. 保守業務はその場しのぎだ
  3. ITでエンジニアリングができない
ある製造メーカーの工場でSE業務を担当していた私が、ITの運用保守がつまらない理由についてお伝えします。

そして最後に、つまらないと感じるあなたへ私からアドバイスを贈らせていただきます。

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ITの運用業務はルーチン化されていてつまらない


あなたが運用を担当しているシステムは24時間稼働しているのではないでしょうか?
24時間稼働しているシステムの運用に携わると、ITエンジニアは体力的にも精神的にもつらく感じてしまいます。

運用業務では、その大変な業務を改善するために、作業をルーチン化している場合が多いです。

ルーチン化されている作業内容には必ずマニュアルが存在します。
マニュアルがあることで、作業の効率化を図ることができ、間違いの防止につながります。

しかし、ITエンジニアがマニュアル化された作業を日々繰り返すことを、つまらないと感じるのは無理もないことです。

また業務を通じて新たなスキルを身につけにくく、給料が上がりにくいという場合も多いです。
それもつまならいと思う理由の一つと言えましょう。

マニュアル化されている

運用歴の長いシステム程、運用方法やトラブル発生時のマニュアルがしっかりとしています。
運用の中でマニュアルに無い事象が起きた時は、都度改訂してさらに強固なものとします。

  • こういう現象が起きた時はこうやって対応する
  • こういう問題が起きた時はこうやって対応する

この対応を毎回、毎日、今後も継続して実施することになります。
あなたがITエンジニアであれば、これはつまらないと感じるでしょう。

最初のころは覚えることばかりでやりがいを感じることができますが、慣れてくると同じ事の繰り返しでつまらないと感じるのです。

ルーチン作業のため給料が上がりにくい

想像してみてください。
企業が従業員の給料を上げたいと思うのは、どんな時でしょうか?

色々な場合がありますが、1つは今以上に業務スキルが身につき、今後も自社への貢献に繋がると上司に評価された時です。

今の業務を続けて、今以上の業務スキルは身につきますか?
マニュアル化された業務を遂行するだけでは新たなスキルを習得することは難しいでしょう。

新たなスキルを習得したことを上司にアピールする方法の1つは、業務での改善点を見つけ、それをマニュアル化することが考えられます。

運用業務を進めていくと、改善点は必ず見つかります。
その中で、もしあなたが業績に著しい成果をもたらす改善点を見つけ、それをマニュアル化することができれば、昇進、昇格、給料アップに繋がるでしょう。

給料が上がるのはこの限りではありませんが、納得できる所もあるのではないでしょうか?
業務が給料という報酬に繋がりにくく、やりがいを感じられずにつまらないと感じるのです。

ITの保守業務はその場しのぎでつまらない


システムが24時間稼働しているのなら、そのシステムは1秒でも止めることが許されません。
対応によっては、1秒止まることで大きな損失に繋がってしまいます。

しかし、なんらかのトラブルの発生によりシステムを復旧する必要がでてきたとします。
1秒でも止めることが許されないシステムですから、1秒でも早い復旧が求められます。

1分1秒が求められる中、あなたはトラブルの原因を根本から探し出し、影響範囲をすべて洗い出して復旧することができますか?

まずは復旧させることが大切であるため、その場しのぎで対応せざるをえない場合が少なくありません。

下流工程はつまらない

下流工程で保守業務を遂行する場合、クリエイティブ性がなくてつまらないと感じることがあります。

  • 設計図通りの作業ばかりでつまらない
  • 打ち合わせばかりでつまらない

上流工程で作られた設計図の通りに作業しなければなりません。
また、上流工程で作られた設計図は下流工程までを考えて作られているものばかりではありません。

その場しのぎの工程で後戻り作業が発生した場合、そのしわよせは下流工程にきます。
せっかく苦労して作業したのにやり直しとなってしまっては、つまらなく感じてしまうのも仕方ありません。

下流工程ほどつまらない

下流工程にもいくつかのフェーズがあります。
下流工程にいくほど、保守業務はクリエイティブ性がなくてつまらないと感じてしまうでしょう。

  • トラブルシューティングばかりでつまらない
  • とにかくバグ対応ばかりでつまらない
  • 保守内容が応急的な対応ばかりでつまらない

最新技術を活用してプログラミングすることになっても、その設計は上流工程でまとめられることが多いです。

また、本章の冒頭でお伝えしたような1分1秒の対応が求められた際には、恒久対策のとれる場面は多くなく、その場しのぎになることもあります。

あなたが広く保守業務を遂行したいと思えば思うほど、下流工程での業務はつまらないと感じるでしょう。

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ITの運用保守はエンジニアできずにつまらない


運用保守をしていると、システムが停止しないようにどう対応するか、またシステムに不具合があった時にどう対応するかが重要になります。

運用保守の業務ではすでに稼働しているシステムに目を向ける場面が多くなり、新たにシステムを構築する機会は少なくなってしまいます。

あなたがITエンジニアであるなら、大きなプロジェクトでリーダーとなり、スケジュール管理や予算管理、お客様との折衝を通じてエンジニアリングしたいと思いませんか?

あなたがエンジニアリングしたいと思うのであれば、運用保守をメインとするだけでは物足りなく、つまらないと感じてしまうでしょう。

運用保守は理不尽な依頼を受けることも多く、あなたの意見が受け入れてもらえず、受け身になってしまうこともあると思います。
将来性を見据えるのであれば、自分の意思を持って主体的に活動することが大事です。

  • 運用保守業務だけでは新しいことにチャレンジしにくい
  • 運用保守業務だけでは将来性を感じられない

新しいことにチャレンジしにくい

こんなシステムを構築したいけどどうすればいいの?

最新技術をシステムに導入したいけど実現できますか?

お客様のニーズは新しい技術を導入したいというところにあるようです。
しかし、あなたのミッションは現在稼働しているシステムの運用と保守をすることです。

もちろん保守業務をする中で新しい技術の導入をしてはいけないということはないと思いますが、実例の少ない最新技術の導入という雲をつかむような取り組みに挑戦するのであれば、その情報を収集することに集中するべきです。

新しいことにチャレンジしたいけど運用保守することで精一杯!
このように感じたあなたは、興味深いチャレンジは他の担当者に任せるしかないというもどかしさから、つまらないと感じてしまうかもしれません。

将来性が感じられない

運用保守だけをしていると、特定範囲の知識は身につきますが、その範囲が限られてしまうことで知識もかたよってしまします。

単調作業をつまらなく感じ、今後もそれが続くことから、将来に不安を感じてしまう方もいます。


もしもあなたがキャリアアップを考えているのであれば、主体的に業務を遂行するべきです。

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ITの運用保守からの転職


あなたは、ITの運用保守をこれからも続けていきたいと思っていますか?
もしもあなたがITの運用保守をつまらないと感じていて、主体的に業務を遂行できていないなら、現状で将来性を感じることは極めて難しいです。

何も行動しなければ、つまらない現状を打破することも、新しいことへチャレンジすることも叶いません。

  • 運用保守がつまらないと感じているならすぐに転職活動を始めるべき
  • 現状がつまらないと感じているあなたは要チェック

工場SEへの転職がオススメ

工場SEとは、製造業において工場での生産をオートメーション化したり、設備の稼働状況をモニタリングする業務を主に行います。

自社製品の製造に特化していますので、SEの業務についても知見者が多くいます。
これは、頼れる人がまわりにたくさんいるということです。

担当部署が一丸となって取り組むので、新しいことにチャレンジする時もお互いに協力し合います。

また、運用保守を実施しているのはSEだけではありません。
運用保守においても一丸となって取り組むため、主体的に意見を述べることが求められますし、スケジュール調整しながらスキルアップに励むこともできます。

あなたが運用保守をつまらない感じているのなら、転職先としてオススメできます。

転職エージェントに相談

あなたの運用保守としてのキャリアをこれから十二分に発揮するためには、転職エージェントに相談することをオススメします。

転職エージェントと共に、あなたがこれまで培ってきた運用保守でのスキルを整理してみましょう。

  • サーバー運用時、こんなことを改善した
  • 保守業務でプログラミングしてきたC言語とJAVAは得意だ

スキルを整理することは、自分が転職先で何に貢献できるかをアピールする事に繋がります。

そして、あなたがどんなつまらない思いをしてきたのかをありのまま転職エージェントに伝える事が大切です。
転職エージェントに伝える事で、自分の転職活動が不利になることはまずあり得ません。

転職先で同じ思いをしては、せっかくのチャンスがもったいないです。
必ず転職エージェントが希望する転職先へと導いてくれるでしょう。

なお、転職エージェントについては、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさって下さい。

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ITの運用保守がつまらない理由のまとめ


運用保守をするあなたにとって、本記事の内容は共感できる内容であったと思います。
運用保守の業務をつまらないと感じているのは、あなただけではありません。

運用保守だけでは、どうしてもつまらないと感じてしまいます。
最後に、ITエンジニアが運用保守をつまらないと感じる時を以下にまとめます。

ITエンジニアが運用保守をつまらないと感じる理由3選
  1. 運用業務がルーチン化されてつまらないと感じる
    • マニュアル化されている
    • 給料が上がりにくい
  2. 保守業務がその場しのぎでつまらないと感じる
    • 下流工程ほどつまらない
  3. ITでエンジニアできずにつまらないと感じる
    • 新しいことにチャレンジしにくい
    • 運用保守業務だけでは将来性を感じられない
  4. ITの運用保守からの転職
    • 転職エージェントに相談してみる

ITエンジニアは、ものづくりを追求したいと感じている人も少なくありません。
将来性がないと感じている人がいることも事実です。

運用保守ばかりではものづくりの楽しさを味わえずに、つまらないと感じることもあるでしょう。

最後に、私は運用保守を極めることを否定するつもりはありません。
本記事にて、運用保守の業務をつまらないと感じているあなたが、前向きな気持ちになることができれば幸いです。

人気記事:社内SEでプログラミングできないってアリ?【ヒント:義務教育】

ABOUT ME
めちゅーき
大学卒業後、プログラマーからシステムエンジニアへとスキルアップ。 現在は営業職、WEBライターとして活動中。 [趣味]テニス、ドライブ。最近、体力維持のためにジム通いを始めました。 [保有資格]基本情報技術者、ITパスポート、放射線取扱主任技術者第2種試験合格、危険物乙4類、6類等
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