鍼灸師から転職する人も一定数います。
理由は様々ですが、どのようにして転職しているのでしょう。
鍼灸師からの転職に関するポイントは次の通りです。
- 鍼灸師以外の資格を取り他の医療系へ転職
- 通信教育での資格取得も転職活動の一つ
- 必要に応じて保健所などへの手続きを行う
- 鍼灸師から一般企業に転職する場合
- リクルートエージェント ※求人数がダントツに多い。国内最大手の転職サイト(全国対応)
- 就職Shop ※営業未経験OK。18~30歳。フリーター、既卒、高卒、第二新卒、社会人経験なしもOK。女性担当者が親切
鍼灸師から転職するには
鍼灸師が転職を考える理由は様々です。
なかでも収入の問題や働き方などが主な理由になります。
では、鍼灸師から転職するには何をすればいいのでしょうか。
医療系への転職はスキルを活かせるので比較的スムーズです。
転職する際は自分の学歴や経験を踏まえて職種を選ぶようにしましょう。
鍼灸師の転職活動
鍼灸師が実際に転職活動するにはどうすればいいのでしょうか。
また、鍼灸師が活かせるものには何があるのでしょうか。
鍼灸師から他の医療系に転職
転職活動をするときに鍼灸師としての経験やスキルが活かせる場合があります。
それらが活かせるかどうかは、職種によって異なります。
他の職種への転職では基本的に1からのスタートです。
鍼灸師以外の資格を持っていないと厳しい転職活動になります。
ですが、鍼灸師のスキルが活かしやすいのが医療系への転職です。
医療の知識があるので、即戦力としても期待されます。
また、学校に通う場合でも教科によっては免除される場合があります。
その場合、空いた時間に仕事ができるので費用面で有利になります。
特に鍼灸師と親和性が高いのはマッサージ師や柔道整復師などです。
なかには看護師や理学療法士などを目指す人もいます。
資格取得のために学校に通う必要はありますが、やりがいはありおすすめです。
なので、医療系の職種なら比較的スムーズに転職活動を行えます。
- 鍼灸師のスキルを活かすなら医療系への転職がおすすめ!
通学して資格を取る
どの職種に転職するにしても、資格があるとスムーズに進められます。
その場合、資格によっては学校に通う必要があります。
仕事しながら通う場合、夜間部に通うのが一番です。
夜間部であれば仕事しながら勉強できるので費用の心配はありません。
鍼灸師は柔道整復師や理学療法士などと一緒に仕事をすることが多いです。
また、リハビリテーションの観点から理学療法士と鍼灸師の資格を持つ人も増えています。
理学療法士は医師の指示のもと施術を行うので、自ら診察はできません。
ですが、鍼灸師は自ら診察を行えるので、理学療法士の弱点を補うことが可能です。
また、理学療法士は病院など医療施設での求人が多いのが特徴です。
このため、活躍できる場所は鍼灸師よりも多いのです。
スポーツや高齢者ケアを目指すのであれば理学療法士がおすすめです。
ただし、理学療法士は夜間部に4年間通う必要があり費用も高くなりやすいです。
その場合は仕事をセーブしながら昼間に通う必要が出てきます。
また、最近は夜間部を閉めてしまう学校も増えてきています。
通学したい学校に夜間部があるかどうか確認が必要です。
なお、理学療法士の専門学校は、以下のサイトで確認してみてください☟
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一般企業に転職する場合
医療から離れ一般企業に転職する場合は注意が必要です。
理由としては、鍼灸師の経験やスキルをあまり活かせないからです。
営業職などはコミュニケーションスキルを活かすことは可能。
ただし、給与は経験がないので鍼灸師時代よりも下がることも。
そんな転職活動をする際には、就職活動と同様に求人票を閲覧します。
その際、応募条件にある必須項目で応募できるかどうかを判断することになります。
必須項目では英語での会話や文章読解といったスキルが求められることが増えてきましたね。
中には、求人条件にTOEICの点数を明記しているところもあります。
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同様に、転職エージェントでは面談時に英語力の有無を聞かれることが多いです。
これは英語力があればエージェントがあなたに紹介できる企業が増えるためです。
英語や他の語学の資格は、DMM英会話などの通信教育で取得することが可能ですよ。
また、通信教育では語学資格の他にも多くの資格を取得できます。
鍼灸師が異なる業界への転職を成功させるためには、まず選択肢を増やすことが重要。
通信教育で取得できる資格があると選択肢を増やせます。
転職活動の際はチャレンジしてみましょう。
なおご自分がどんな仕事に就きたいか決めかねているなら、転職エージェントに相談してみると良いですよ。
あなたのウリやスキルを分析して適切なお仕事を紹介してくれます。
仕事は人気のある職場から埋まっていきます。
転職すると決めたなら一刻も早く行動することをおすすめします。
転職エージェントは、以下の2社に登録して相談すると良いですよ。
万一、どちらかで相性が合わない担当者がついてしまったら、他方の転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談するようにしましょう。
一人で悩まずに、プロのキャリアコンサルタントに相談すると良いですよ。
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鍼灸師から転職する時に行う手続き
転職活動に目処が立つと鍼灸師としての仕事は終わります。
その時に必要なのが手続きです。
では、鍼灸師が行う手続きにはどんなものがあるのでしょうか。
また、どのように手続きすればいいのでしょうか。
鍼灸師の資格の扱い
鍼灸師の資格は更新制ではありません。
なので、一度資格を取れば一生使うことができます。
資格はどうすればいいでしょうか。
ただし、削除することもできます。
鍼灸師として働くには資格者の名簿に記載されている必要があります。
これは申請すれば名簿から削除してもらうことも可能です。
削除申請は東洋療法研修試験財団に行います。
この際手数料などはかかりません。
ただし、一度削除してしまうと、鍼灸師の資格を失います。
資格を失うと家族への鍼灸治療もできなくなります。
なので、名簿からの削除はできますがおすすめはしません。
- 家族などに治療することがあれば資格の削除はしない!
保健所への届け出
自身で開業している場合は保健所に届け出る必要があります。
これは保健所に開業届を出しているからです。
単に治療院を閉めただけでは、保健所は把握できていません。
休止や廃止をするにはこれを保健所に届け出る必要があるのです。
休止や廃止の届け出は10日以内に行う必要があります。
これを提出することで、保健所への手続きは完了します。
なお、出張専門の場合でもこの届け出が必要になります。
- 治療院を閉めたら10日以内に保健所に届け出る!
鍼灸師保険の休止
鍼灸師は万が一の際に保障できるよう保険に入ることが多いです。
転職する際にはこの保険を休止させる必要があります。
手続きは加入している保険により異なります。
ただし、1年更新が多いので更新時期に手続きするのが一番です。
なお、治療院に勤めている場合は個人では加入していません。
なので、その場合はこの手続きは不要です。
鍼灸師団体からの退会
鍼灸師には学術団体や業界団体があります。
これらの団体に加入している場合も手続きが必要になります。
団体への加入によるメリットは最新の情報が入手できることです。
しかし、転職すると情報を追う必要性がなくなります。
このため、転職により退会するのが一般的です。
団体により退会手続きは異なるので問い合わせが必要です。
なお、一度退会しても再加入は可能です。
転職後に万が一情報が必要になったら再加入しましょう。
鍼灸師からの転職まとめ
今回は鍼灸師からの転職についてみてきました。
簡潔にまとめると以下の通りになります。
- 鍼灸師の転職活動
- 経験、スキルを活かすなら医療系へ転職
- 学校に通って資格を取得する
- 一般企業へは通信教育で資格を取り選択肢を増やす
- 転職エージェントに相談して仕事を探す
- リクルートエージェント ※求人数がダントツに多い。まずは登録したい(全国対応)
- 就職Shop ※営業未経験OK。18~30歳。フリーター、既卒、高卒、第二新卒、社会人経験なしもOK。女性担当者が親切
- 鍼灸師が転職で必要な手続き
- 鍼灸師の資格はそのままにしておく
- 開業していた場合、保健所への届け出は10日以内に
- 加入している保険は治療をしないのなら休止させる
- 鍼灸師団体の退会手続きを行う
鍼灸師から転職する際には他の資格があるほうがいいなど、ハードルはあります。
しかし、他の医療系なら経験を活かせるなど、幅が広がるというメリットもあります。
あなたがどのような人生を送りたいのか。
それらをじっくりと考えて鍼灸師からの転職活動を行っていきましょう。
なお鍼灸師がフリーランスで働くということも視野に入れておくと良いです。
以下の記事で詳しく解説していますのでどうぞご参考になさってください。