昨今は社内SEへの転職が人気で、年々競争率が高くなっています。
そんな不安や疑問が頭をよぎっているのではないでしょうか。
そこでこの記事では、社内SEになるための定番ルート3つをご紹介します。
また未経験から社内SEになる場合は、コツが要りますのであわせて解説しますね。
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- レバテックキャリア ※20代後半~40代前半のエンジニア経験者。対応エリア:東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山・福岡
社内SEになるには?
社内SEになるには、企業の「情報システム部門」に所属する必要があります。
一度でも組織の「情報システム部門」に所属してしまえば、社内SEとしてのキャリアをスタートすることが可能です。
もしそうであれば、あなたは社内SEになれる可能性が十分に高いです。
世の中では圧倒的に「ITに詳しくない人」「ITに強くない人」の方が多数派です。
このため、「ITに詳しい人」として認知されると社内での評価が高まります。
「情報システム部門」に所属していなければ社内SEとしてのキャリアにはならないのです。
逆に言えば、転職するなり、社内異動するなり、「情報システム部門」に所属してしまえば社内SEになれます。
そうすると、後は社内SEとしてのキャリアを積んでいけば名実ともに社内SEとなれるのです。
社内SEになる定番ルート3選
「情報システム部門」の主なミッションは、組織内で問題・課題となっている業務プロセスの見直し・改善に取り組むことがメインになります。
このため、どうしてもIT技術やIT専門用語について最低限のリテラシーがあり、ITの専門スキルを持った人が採用候補になる傾向が強いです。
この人は情報システム部門でやっていけるだろうか?という視点で見ているわけですね。
結果的には、下記の3つのルートのいずれかで社内SEになる場合が殆どです。
- 社内異動で社内SEになる
- 中途採用(経験者採用)で社内SEになる
- 情報系専攻の大学/専門学校出身の新卒採用で社内SEになる
社内異動で社内SEになる
社内で「ITに詳しい人」「ITに強い人」社員が、社内異動(社内補充)で情報システム部門に配属になるパターンです。私自身もこのパターンでした。
社内異動は、基本的に会社からの命令による配属にはなりますが、
- 異動希望を出す
- 上司に今後のキャリアパスについて相談する
- 情報システム部門の関係者と直接相談・交渉してみる
など能動的に社内異動することも可能です。
但し、社内異動の場合は能力やスキルもさることながら、適性や本人の意思で異動させるべきかどうか判断されることも多いかと思われます。
社内SEは、大まかに以下のような仕事を行います。
下記の中であなたが活躍できそうな分野があれば、社内SEになる適性は高くなります。
- 社内システム開発管理
- セキュリティ管理
- 社内ネットワーク管理
- ハードウェア管理(パソコン/サーバ/モバイル端末)・トラブル対応
- IT資産管理
- ライセンス管理
また、社内SEは、社内システム、ネットワーク、サーバ等にトラブルがあった時、休日や業務時間外であっても対応しないといけない仕事です。
こういった対応が苦でなければ、適性としてはかなり高くなります。
中途採用(経験者採用)で社内SEになる
どの業界も人材不足で困っていることもあり、IT関連業務の経験者であれば、中途採用で社内SEに採用される確率は非常に高いです。
社内SEとして働いている人の前職は、コールセンターやヘルプデスク、企業のネットワーク担当者、SIerでプログラマーなどが増えています。
なおIT経験有りなら、エンジニア専門転職エージェントのレバテックキャリアを利用してみると良いです。
熱血サポートが評判のキャリアアドバイザーに相談すると、あなたに合った職場を紹介してくれますよ☟
※対象者:IT/Web系エンジニアの経験者
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なお、レバテックキャリアの評判については、以下の記事をご覧になって下さい。
情報系専攻の大学/専門学校卒からの新卒採用で社内SEになる
新卒採用の場合は未経験となりますが、情報系専攻の大学/専門学校卒の学歴の方は採用されやすく、社内SEになることができます。
実務経験は無いですが、IT技術や専門用語が理解でき、ITリテラシーが高いので、社内の課題・問題にいち早く取り組むことができるからです。
社内SEはIT技術に広く精通しているだけでなく、プロジェクトのマネジメントスキル、コミュニケーション能力など幅広いスキルを必要とされます。
なお新卒での就活エージェントはキャリアチケットが有名ですね。
内定までが早いと謳っています。
キャリアコンサルタントに相談しながら早期の内定を勝ち取って下さい。
未経験から社内SEになる方法
上述のとおり、IT系の仕事が未経験の場合、社内SEとして採用される確率はかなり低くなります。
ですので、小さなベンチャー企業や中小企業でもよいので、プログラマーやSIerでの開発業務、コールセンターやヘルプデスクなどのサポート業務といった社内SEの足がかりとなる職種を一度経験されてから転職活動されるのがベストです。
20代であれば長期的に活躍できる期間が長いため、企業も積極的に採用します。
面接で質問に答えられる程度の知識はあった方がいいので、独学でいいので、多少なりともスキルを磨いておくことをオススメします。
一方で、昨今はIT系人材の人手不足が深刻な状態で、各企業で取り合いの争奪戦状態です。
少しでも経験や素養があれば、社内で1から教育し、時間や費用をかけてもいいので人材を確保したいという企業が多くなっています。
私の勤めている会社でも、求める求人条件を複数回下げて、ようやく募集条件にマッチする人材が見つかるようになり、採用に至るケースが何度かありました。
企業側も理想の人物像ばかり語っていては、他社に人材を奪われてしまいますし、人材不足の課題を解決できません。
条件さえ満たしていれば採用側より応募者側が有利な売り手市場ですので、先ずは第一歩を踏み出してみましょう。
なお未経験からのIT業界転職をバックアップしてもらいたい場合は、未経験歓迎求人が多数ある転職エージェントを利用すべきです。
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社内SEになる方法まとめ
社内SEになるには資格も学歴も関係なく、現場で培ってきた知識・経験・スキルが重要視されてきております。
最後に要点をまとめます。
- 社内SEになる=情報システム部門に所属するということ
- 常に人手不足のため、社内SEの人物像イメージに相応しいバックグラウンドがあれば、社内SEになれる可能性は高い
- 仕事の裁量・自由度が高い分、社内SEになってからのキャリアアップは自分次第
社内SEは求人倍率が高い職種といわれておりますが、業界によっては人がなかなか見つからなくて困っているのが実情です。
少し視点を変えてみるだけで、あなたを必要とする会社はきっとありますので、ぜひ挑戦してみてください。
なおIT知識ゼロの未経験からSEに転職するすべての方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。
https://stressfreelance.net/se-mikeiken-tensyoku