国家資格では常に人気の高い宅地建物取引士の資格。
通信講座を利用して資格取得を目指す方も多いです。
受講料は他の通信講座と比べ圧倒的に安いのですが、その裏にあるデメリットが気になるところです。
そこで今回はスタディングの宅建士講座について、気になる「評判」を検証していきます。
この記事をご覧になることで、以下の内容が理解できます。
- スタディングでの良い評判、悪い評判
- スタディングの合格者の声
- スタディングのメリット・デメリット
- スタディングの向き不向き
※無料の動画講座あり
※合格お祝い制度あり
スタディング宅建講座の悪い評判
「悪い評判」から。
難関試験のため、難しい用語や、理解不能な問題文が多いです。
私は、権利関係の「根抵当権」が苦手で、調べても分からず、最近はYouTubeで他の先生の講義を聞いたりして、理解するようにしてます。
スタディングの竹原先生の授業も分かりやすいですが、ザックリという感じのため、分からないことや少し深く知りたい時は、YouTubeに頼ってます。
https://twitter.com/taira_t_m/status/1202250356433903617
スタディングは質問が一切できないのが、辛いところです。
分からなくなったら、Googleで検索しましょう。
もしくは、スタディングの中のSNS機能で質問を投稿すると、受講生みんなが閲覧できるので、質問に答えてくれます。
SNSの投稿機能を上手く活用していきましょう。
宅建やってた時の勉強スタイルを思い出すと「都度質問できる」「難易度高くてもいいが、初心者向けも同時にやらないと理解しない」「画質荒いのは嫌」「あとイケボ希望」
となると、フォーサイトか資格スクエアになるわけで、圧倒的合格率の高さのアガルートや、機能満載のスタディングはやや違う— 伊鳥 そがら (@it20ne) April 6, 2019
やはり都度質問できないという点は共通してます。
動画は高画質で見ることもできます。
スタディングは機能満載ですが、劣っている面もあるということです。
スクール、通信講座も共にですが、完璧なものはないですよね。
スタディング宅建講座の良い評判
スタディングの良い評判はこちらです。
スタディング受講者の合格者は、どのように勉強して合格されたのかも調査しました。
私の体験も交えお伝えします。
宅建の勉強スタディングでしてて相当重宝してる 開いてたとこから再開出来るのがよいし進捗を勝手に記録してくれるのもよいしテキストと問題をちょこちょこ往復できるのもよい 紙の本だと進捗が不明になって振り出しに戻り進まないをやりがちなので… 何か回し者みたいな文になっちゃった
— hsm (@hsgat2) August 14, 2019
回し者で笑ってしまいましたが、スタディングでは、過去問の途中で一時停止機能があります。
前回の続きで再開する事も可能なので、途中で迷子にならなくて良いですね。
過去問を解いていて、分からない内容があったりしますよね。
解答の下にテキストにおける解説部分のリンクがあるので、テキストと過去問の往復が簡単にできます。
紙の本だと、どこに書いてあったか探さないといけません。
さらにスタディングでは、知りたい用語は簡単に検索できます。
実際のスタディングの検索画面を見てみましょう。
レッスン名、ビデオ名、問題、冊子、WEBテキスト、メモ と検索もできる為、探す時間が短縮できますね。
試しに「成年被後見人」「WEBテキスト」での検索結果を見てみましょう。
「成年被後見人」のWEBテキスト検索結果は「4」と表示してます。
該当するものが4つありました。
「宅建業法2 免許制度」のオレンジ色をクリックすると、検索した内容のWEBテキストに飛ぶことができます。
私は、過去問などで分からない時に検索機能をよく使ってます。
WEBテキストは、検索できるのが便利ですよね。
二回目の受験で合格できました。(初受験時は独学)
子どもが生まれたということもあり、勉強時間の確保が難しいと思ったので、スタディングを利用しました。
勉強のスケジュールとしては、通勤時の各30分と帰宅後、息子を寝かしつけてからの1時間~2時間。キャッチコピー通り、スキマ時間での勉強で合格することができました。
(引用:合格者の声)
上手く隙間を見つけ勉強しているのが、良く分かりますね。
忙しさの中に、いかに隙間を見つけて持続するかが大事です。
私の場合も、通勤時間、お昼休憩と、できるときに隙間で勉強してます。
気づくと合計で、2時間以上の時間になります。
学習レポートでは1日の合計時間を表示します。
実際の私の学習レポート画面です。
見たい日付のグラフをクリックすると、講義、問題、合計時間が表示されます。
「その他」は、スタディング以外で勉強した時に、私自身が手動で登録できる勉強時間です。
画面の中のその他の学習履歴は、この他にも、「模擬試験、添削、WEB、ノート、セミナー」などの項目があります。
いつも私がその他で使う項目は、ノートをまとめたときに「ノート」「1時間」などを設定して使ってます。
勉強時間が増えるので、「昨日よりもした!」というモチベーションにもなりますね。
宅建試験までの必要な勉強時間は、200~300時間必要と言われてます。
過去1年の勉強時間が見れるので、「ここまで勉強したんだ」と自信になります。
過去問題集には助けられました。
はっきり言ってこの問題集をすべて解いてして合格できたようなものです。
常々宅建の試験には、過去問と言われておりますが、この講座の過去問は使いやすく、達成度も一目で確認できるのでモチベーション維持にはもってこいでした。
(引用:合格者の声)
スタディングでは、13年テーマ別過去問題集が付いてます。
13年分の過去の問題集が、画面の中で勉強できるのです。
宅建資格は、ほぼ、過去の問題から出ることが多いです。
その為、過去問を13年分できるというのは、スタディングの強みではないでしょうか。
また、画面上で13年テーマ別過去問題集の進歩状況が確認できます。
私の学習中の進歩状況ですが、まだ「0%」ですね。
数字が高くなればなるほど達成感がわくので、これから増やすようにがんばりたいですね。
過去問を解いていて、よく使うのが復習モードです。
何度も間違う過去問などにチェックを入れると、チェック入れた問題だけで解くことができます。
私はいつも、「前回間違えた問題」で復習してます。
過去問をといて→間違えた問題だけを再度とくようにしてます。
間違えた問題は何回もするので、記憶の定着にもつながります。
時間が取れなくても、効率良く勉強できるのはスタディングの特徴ですね。
※無料の動画講座あり
※合格お祝い制度あり
宅建講座で勉強している私の総評
私は今年で2回目の宅建試験に挑戦します。
もちろん去年からスタディングで勉強しています。
宅建試験は、合格率が平均で15%~18しかありません。
正直、1回目で合格できるほど甘くはないと思います。
そんな私がスタディングでどのように勉強していかるか、お話しします。
まずスタディングでは、複数のデバイスで受講ができます。
私は、家ではiPad、外ではiPhoneと使い分けてます。
スタディングのアプリもあるので、インターネット上で1回ごとにログインする手間は省けます。
次に下の画像は、学習フローの画面です。
動画講義→ スマート問題集→ 過去問題集と順番に進んでいきます。
順番に学習ができるので、どこからはじめようかと迷う必要がありません。
終了した所はレ点が付き、学習日付も確認できます。
インプットしたらすぐにアウトプットもでき、記憶の定着にもなります。
「ここまで進んだ!あともう少しだ!」と目標があって勉強に対してのモチベーションも上がります。
次に学習フローの進歩状況のグラフです。
私の学習状況は今、98%まで学習できているのが確認できます。
今全体で何%までできているのか、一目で分かるのがいいですね。
動画学習の学習フローが終われば、次は13年テーマ別過去問題集をするか、また動画を聞いて理解を深めるか、時間によって学習方法を選択する事ができます。
スタディングの動画学習やwebテキストは、過去出題された問題などで簡素化されてます。
深い内容が知りたいあなたには不向きな勉強方法です。
ただ、講師である竹原先生も「宅建試験は満点を取る試験ではない」と良く授業の中で言ってます。
あまりに広い範囲を深く勉強すると、時間が足りません。
その点スタディングは簡素化されている内容でも、効率良く勉強できます。
スタディングのデメリット
メリットがあれば、必ずデメリットもあります。
予想問題集がないのが、1番のデメリットだと私は思います。
ここが、1番スタディング受講するかどうか悩む箇所ではないでしょうか。
予想問題集がない
宅建試験は2時間の中で全50問(免除の方は45問)を解かないといけない。
2時間もあるから大丈夫と思うと、試験本番になると、あっという間に1時間過ぎてしまいます。
試験の時に2時間以内で解ける練習をしないといけません。
スタディングでも過去問の本番モードでタイム計測がありますが、各テーマ別なので民法と宅建業法など混合にはできないです。
また、過去問の問題ばかりを覚えると、民法で違う言い回しの問題になったら分からなくなります。
民法の問題は日本語が難しく、引っ掛け問題も多いのです。
そこで予想問題集が必要になります。
スタディングは安いので、違うスクール等で予想問題購入するか、書籍で買う必要があります。そこは割り切りましょう。
ただ予想問題集はないですが、試験の直前になると予想論点が別途で発売されます☟
試験に出る所の予想をまとめてくれてます。
ただしスタディングの宅建講座を受講しないと購入できません。
通信費がかかってしまう
ネット上で動画を見る為、どうしても通信費用がかかってしまいます。
ただアプリができてから、動画をダウンロードできるようになりました。
オフラインで視聴することができるようになったのです。
それまでは、無料Wi-Fiの場所で動画勉強をしてました。
アプリができて、嬉しかったのを覚えてます。
ただ、アプリでしか動画をダウンロードができません。
またWi-Fi機能がある場所でダウンロードしないと、通信費はかかってしまいます。
そこは、無料Wi-Fiなどでダウンロードしていきましょう。
動画のダウンロードの画質も「高」「中」「低」と3つに分かれいます。
容量によってサイズを選択できるのが良いですね。
質問ができない
スタディングでは分からない事があっても質問機能がありません。
その為、分からない事があれば、自分で調べないといけません。
悪い評判の所でもお伝えしましたが、スタディングの投稿機能や、Googleの検索で回避しましょう。
スタディングのメリット
実際にスタディングを使ってみて、メリットをお伝えします。
私のなかでのダントツは、やはり、安さです。
安さの中にも、様々な学習できる機能が付いてます。
隙間時間を、うまく使えるように、色々工夫されてます。
圧倒的に安い
なんと言ってもその安さ!宅建士合格コースは一括で19,800円(税込)。
その安さの中にも動画講座・WEBテキスト・スマート問題集・セレクト問題集・13年分の過去問題集・問題横断復習が付いています。
ただし、冊子のテキストは別売りで7,700円(税込)。
私は受講2年目の為、再受講割引があります。
その価格が一括7,590円(税込)の安さです。
もちろん、同じ内容で使えます。
2020年の試験からは、約120年ぶりに民法が改正されました。
その内容も含んでこの値段は驚きです。
2年目でも安心ですね(笑)
安いだけでなく、合格お祝い制度もあります。
合格をすると、Amazonギフトカード3000円分がプレゼントされます。
ただ、これはアンケートと合格体験談を書かないともらえませんが。。
やはり合格祝いがあるのとないのとでは、モチベーションが違いますよね。
隙間時間で学習できる
動画講義の画面です。
動画講座は、一コマずつ分かれています。
長くても1コマ20分ほどです。
動画の速度は、通常・1.25倍・1.5倍・1.75倍・2倍・2.5倍・3倍速まで可能です。
速度を早く聞くことによって、時間短縮もできます。
動画講義は、音声のみで聞くことも可能です。
移動中等の隙間にラジオみたいに聞く事ができます。
電車の中や、待ち時間などに有効活用できますね。
動画学習が分かりやすい
スタディングの宅建士講座の先生は「竹原 健」先生。
スタディングのプロフィール欄を見ると、20年以上に渡り、宅建士、行政書士など数多くの国家資格や検定試験に、教材作成や講義を務めたそうです。
声も柔らかくて、聴きやすく、私はいつも1.5倍の速度で聞いてますが、ちょうど良い速度です。
大きな画面で、絵の人物関係で説明してくれます。
絵で理解すると覚えやすいですよね。
法律関係なども用語から説明してくれます。
何度も聞くことによって、理解が深まります。
ゲーム感覚で問題が解ける
スマート問題集の画面です。
問題文も短く、「◯」「×」で解けるのが楽しいですね。
1つ解くと、すぐ答えを表示してくれます。
スムーズに「◯」「×」で解いていけます。
つづいて、採点の画面では、全受講者の平均点と比較できるので、他より多く点が取れたら嬉しくなります。
私の場合、満点にするまで繰り返し行ってしまいます。
その点がゲーム性が高いですね。
勉強仲間機能がある
ここが私の中でもモチベーション保つ為のオススメポイントです。
勉強時間の投稿ができ、同じ宅建講座を受けている人の投稿と勉強時間が見れます。
5時間以上の勉強をされている仲間の投稿を見ると、焦ってしまいますが、「これぐらいしないといけないのか!」とやる気になります。
もちろん投稿をするのは自由です。
私も去年は見る専門でしたが、今年からは投稿することによって、「いいね」やコメントもらえる事で嬉しくなります。
モチベーション高めるために、ここはぜひ使って欲しいツールです。
ノート機能、メモ機能が使える
ノート機能はテキストが基本はWEB上のテキストの為、まとめたい時にオススメです。
WEB上のテキストの本文やまとめた表などが簡単にコピペ(コピーして貼付け)ができます。
まとめる時間が短縮でき、ノート内で検索する事もできますので、どこに書いたかなという迷う時間も必要ありません。
またノート機能のもう一つ、暗記マーカー機能です。
覚えたい文言、数字などを予め赤く塗りつぶし、暗記ツールONで、赤く塗りつぶした箇所の文字が消えます。
苦手な箇所で覚えないといけない所は自分で暗記ノートを作れます。
メモ機能は、各動画、問題集のページ、各1ページずつメモで残せます。
忘れそうな文言、ここがよく間違うなど残す事ができ、メモ一覧から簡単に見る事ができるます。
ノートとの違いは、残したメモのページに簡単に飛ぶ事ができます。非常に便利です。
※無料の動画講座あり
※合格お祝い制度あり
スタディング宅建士講座の向き不向き
スタディング宅建士講座に向いている人、向かない人をまとめました。
- 忙しくてスクールに通ってる時間がない
- とにかく安く抑えたい
- 通信講座でも仲間を見つけたい
- 隙間時間にスマホを使って勉強したい
- 効率よく勉強したい
あなたが1つでも当てはまるならおすすめです。
勉強仲間の投稿を見ていると、ママさんやパパさんが多いです。
逆に向かない人は、以下にあてはまる人です。
- 受講料が高くても合格率の高い講座がよい
- 質問できる講座が良い
- スケジュール管理のサポートをしてほしい
- 全額返金保証制度がある講座がよい
上記のような希望をお持ちなら、宅建講座に定評のあるフォーサイトを利用されると良いでしょう☟
- フォーサイト ※不合格の場合の全額返金保証制度あり。合格率は82.0%(2021年度:全国平均は17.7%)
スタディング宅建講座のまとめ
私がスタディングを選んだ理由は、正直安さです。
スマホ1つで過去問が解ける手軽さも魅力に感じました。
記事の内容を簡単にまとめます。
- 圧倒的に安い受講料
- 13年分の過去問が付いている
- スマホ1つあればいつでもどこでも学習できる
- 質問サービスに対応していない
- 冊子のテキストは別売り
国家資格の中でも宅建士は、昔も今も人気ですよね。
私は以前、賃貸借契約をするとき、宅建士さんから重要事項の説明を受けました。
おごそかな雰囲気の中、宅建士証を見せられて「宅建士の○○です」と言われたのを覚えています。
「この人、偉い人なんだ」って思ったものです。
想像してください!
「宅建士の○○です」と告げて重要事項の説明をする未来のあなたを。
試験に落ちてしまうと次は1年後です。
宅建士のあなたになるために、1発合格を目指して1日も早く学習を始めてください☟
※無料の動画講座あり
※合格お祝い制度あり
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