一昔前まで国語力の高い人のみ叶うとされていた「フリーランスライター」。
しかし、近年は多くの業界でライター不足が深刻化し、特別な文章力を持たない民間人もライターとして受け入れられるようになりました。
ここでは、ライター業に携わる私がフリーランスライターのなり方を具体的に解説します。
今流行りのWebライターのほか、コピーライターや雑誌記者など多分野に渡って情報提供していきますので、最後まで読み進めてくださると幸いです。
フリーランスライターのなり方と期間
はじめに、フリーランスライターのなり方と、なれるまでの期間を解説します。
フリーランスライターになる方法
フリーランスライターになる手段は様々なものがあり、ライターのジャンルによって選ぶ手段が異なります。
例えばWebライターを目指すならクラウドソーシングサービスで仕事を受注する、雑誌記者なら出版社で実務経験を積んでから独立するといった感じです。
私は、下記の流れで目標とするフリーランスライターを目指すことをおすすめします。
- ライタースキルを習得する(全ジャンル共通)
- 仕事を受ける
- クラウドソーシングサービスから仕事を受注する
- スキルシェアサービスから仕事を受注する
- 出版社に就職して実践経験を積む
- 実務経験を積んだ後に独立する
【Webライター志望ならおすすめ】
【コピーライターや雑誌記者志望ならおすすめ】
ただ、上記の手順は一例であり、全くこの通りにする必要はありません。
例えば、クラウドソーシングでフリーランスライターの経験を積んでから出版社へ転職し、最終的に雑誌記者として独立するという方法もあります。
このように、複数の選択肢を選んでも問題ありません。フリーランスライターになる方法は、どれが正解不正解といった定義はないからです。
あなたが納得するやり方を選んでみてください。
フリーランスライターになるまでにかかる期間
それでは、フリーランスライターになるにはどれくらいの期間が必要でしょうか。
- Webライターの場合
- コピーライターや雑誌記者などの場合
私の経験上、Webライターとしてフリーランスでそれなりに稼ぐようになるには、半年くらいは掛かると予想されます。
コピーライターや専属ライター、テクニカルライターなど専門スキルが求められるジャンルは、1年以上の長いスパンで見ておくと良いでしょう。
ただし、これはあくまで目安であり、このジャンルならこれくらいの期間とハッキリ断言することはできません。
フリーランスライターになれる期間は個人差があり、実務経験や文章力、仕事を獲得するための営業力など、あなた自身の実力で決まります。
フリーランスライターになるにはスキルを習得する
フリーランスライターを目指すなら、最低限のライティングスキルは身につけなくてはなりません。
独学でも人から教育を受ける形でも構いません。
あなたに合った方法を試してみてください。
本で勉強する
独学でライティングを勉強するなら、まずは本を読み込みます。
以下の3冊はWebライティングを学ぶ本としては超テッパンです。
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ライター講座を受ける
ライター講座も体系的に勉強をするには有益です。
ライティングの基礎基本をしっかり身に着けたい場合は、利用すると良いですよ。
以下は、代表的なライター講座です。
ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」で受講することができます。
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【Webライター向け】フリーランス案件を受注し実績を積む
ライター募集をしているクライアントと契約します。
以下の3つは一例であり、全く同じ方法を取る必要はありません。
あなたのやり方次第で、より高度なライター実績を身につけることができます。
例えばクラウドソーシングサービスでWebライターとして経験を積んだのち、後述する手段で出版社と契約するといった感じです。
クラウドソーシングで仕事を受注する
ライティングの案件を探してエントリーしてみてください。
クラウドソーシングサイトには、ほんとに様々な案件があり、たくさんのクライアントが存在します。
実績を積むには最も適した手段となります。
スキルシェアサービスで案件を探す
スキルシェアサービスでライター案件を探すこともできます。
文字単価ではなく時給で募集されていることが多いですよ。
フルリモートで募集(取材は除く)されている案件もあり、育児や介護など、何らかの事情で通勤ができない場合も働けるチャンスがあります。
また、土日のみの稼働や週1日といった少ない日数のみ働くことも可能なので、副業として活用することもできます。
【コピーライター・雑誌記者】出版社で経験を積み独立
あなたが、コピーライターや雑誌記者、テクニカルライターなどを目指したい場合は、出版社にて実践経験を積むのが得策です。
理由はコピーライターや雑誌記者は、文章能力以外にもマーケティングや取材等のスキルが必要になるためです。
市販薬等の説明書きを執筆するテクニカルライターであれば、商品の特徴だけでなく薬事法などの法的知識も必要になります。
このような高尚なスキルは、現場で上司や先輩記者から直接指導を受けないと習得できません。
書籍やマニュアルを読んだだけでは体に落とし込むことができないので、覚えておきましょう。
業務委託で出版社と契約する
あなたがコピーライターや雑誌記者として、はじめからフリーで活動したい場合は、業務委託で出版社と契約するのが良いでしょう。
フリーランスライターの案件は少ないですが、転職エージェントの「クラウドテック」であればタイミングが良ければ見つかるかもしれません。
リモート案件は、めったに出てこないのでキャリアアドバイザーによくアピールしておくことが重要です。
以下のクラウドテック公式ページから登録して、フリーランスライターの非公開案件があったら、すぐに紹介してもらえるようにしておいて下さい。
- クラウドテック ※報酬支払いまでの期間が業界最短なので早く報酬がもらえる。フリーランス案件も多い
出版社で働いたのち独立してフリーランスライターになる
一般雇用として出版業界に入り、実務経験を積んでからフリーランスライターとして独立する方法もあります。
一般雇用の場合は、正社員やアルバイト、パートなどどんな雇用形態を選んでも問題ありません。
大切なのは雇用形態ではなく、出版社でどのようなライター経験が積めるかです。
最終的なゴールはフリーランスライターとして独立することなので、正社員がダメなら非正規を選ぶといった感じで、ライターとしてのスキルアップを大前提に就転職活動を続けていきましょう。
転職先については、転職エージェントを利用するのも1つの手です。
転職エージェントの選び方は、以下の記事をご参考になさって下さい。
フリーランスライターのなり方のまとめ
フリーランスライターのなり方は、千差万別です。
ライターの分野やあなたのライタースキルによって、実現までの期間が変わってきます。
あなたが目指す目標に合わせて、どのような勉強法や実績の積み方を選んでいくか、しっかり検討してみてください。
最後に、フリーランスライターのなり方について、もう一度おさらいしておきましょう。
- ライターになる方法
- ライタースキルの習得する(全ジャンル共通)
- 仕事を受ける
- 出版社に就職して実践経験を積む
- 実務経験を積んだら独立する
- ライターになるまでの期間
- Webライターなら約半年
- 専門性の高いライターなら1年以上かかる
- スキルや実務経験等実力に左右される
- ライタースキル習得法
- 本で勉強する
- ヒューマンアカデミー通信講座「たのまな」のライター講座を受講する
- WEBライティング技能検定講座 ※資料請求、個別カウンセリング無料。検定試験に合格すると「WEBライティング実務士」資格が得られる
- 【Webライター向け】ネットからライター案件を受注する方法
- 【コピーライター・雑誌記者】出版社で経験を積んでから独立する方法
- 業務委託で出版社と契約する
- クラウドテック ※報酬支払いまでの期間が業界最短なので早く報酬がもらえる。フリーランス案件も多い
- 出版社で働いたのち独立してフリーランスライターになる
【Webライターの場合】
【コピーライターや雑誌記者の場合】
あなたが目標とするライターになれるよう、心から祈っています。
なおフリーランスライターの年収について、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。