営業職にノルマはつきものです。
あなたもノルマが頭から離れずきつい思いをしているのではないでしょうか?
もともとのノルマの設定自体がきついです。
ノルマに苦しんでいるあなた、このような悩みや不満を抱えていませんか?
営業は商品やサービスを売るのが仕事ですが、そんな簡単に売れるものじゃないですよね?
私も営業経験があり、様々な業種で営業職を経験しましたがどの環境でもノルマのプレッシャーはきつかったです。
今回は営業のノルマがきつい理由とその解決法について解説します。
どうぞご参考になさってください。
営業のノルマがきつい理由とその解決法
営業職のノルマがきついありがちな理由と、その解決方法を解説します。
営業が会社の存続を左右する
何もせず自社商品が売れていけば営業は必要ありません。
大抵の会社は営業が売上ノルマを達成して会社が存続していけるのです。
会社は年初に予算を組み、売上計画によって各営業担当のノルマが割り振られます。
もしあなたがノルマ達成できなかったら、他の誰かがその不足分を補わなければなりません。
営業が売上予算を達成できなければ、会社全体の計画は総崩れになってしまうためです。
黙って売れれば営業は必要ないし、黙って売れないからあなたの営業力が必要なのです。
まず会社全体のノルマがあり、そこから個人のノルマがあります。
営業職が一人でもノルマ達成できなかったら、組織の売上げは未達となります。
それは企業にとって死活問題です。
その企業で就業している人たちの生活が懸かっているわけですから、ノルマがきついのは当然です。
どんな状況であれ売上を確保することが営業の役割であり、売ることは大変できついですが売り続けるしかありません。
単純なことですが、それが解決法です。
景気が悪くてもノルマ必達【筋トレ思考で解決】
景気が悪くて厳しい状況の中でも、売上を確保するため営業ノルマは必達となります。
これが営業のノルマがきつい理由の一つです。
景気が良ければあまり苦労せず売上達成ができますが、景気が悪い時は会社が存続していくために最低限の売上が必要でノルマ達成がよりきつくなります。
今となっては、厳しい状況の中で色々試行錯誤しながら営業力が強化されたと前向きにとらえています。
営業力を強化するために一番有効な方法は、売上ノルマを達成している優秀な営業担当から吸収することです。
私は優秀な営業担当に同行させてもらい、自分との差を肌で感じることができました。
景気が悪い時は売上ノルマを達成することは大変ですが、あなたの営業力が不足していることを認識し自己啓発に励みましょう。
余談ですが、筋トレは筋肉に負荷をかけることでより強くたくましい筋肉を作るトレーニングです。
それと同じように、景気が悪くて大変な時こそ営業力を付けるトレーニングという「筋トレ思考」で臨むと、後にきっと良い結果を生むことでしょう。
断られ続けても前向きなイメージを持つ
営業職でよくありがちなパターンは、1~2回断れると次も断られる前提で営業してしまうことです。
断られ続けることで自信をなくしてしまうのです。
こんな状況でノルマ達成は絶対無理だと、頭の中はネガティブな考え方でいっぱいになってしまいます。
このまま営業を無理やり続けたとしても、悪循環で良い結果は得られずノルマ達成は余計にきつくなってしまいます。
私も経験がありますが、断られ続けると次もどうせ同じように断られてしまうだろうと自信のない営業をしてしまいます。
何より弱気になっているため、断られ続けることで自分が弱気になってしまっています。
そんな時は、「次のお客様はきっと自分を待ってくれている」と前向きイメージを持ちましょう。
その結果、あなたの営業でお客様の反応が変わり、前向きに検討してもらえることがあります。
【営業のノルマ】プレッシャーを軽減する方法
営業職はノルマを達成することが役割ではありますが、そうは言っても中々思い通りにいかないこともありますよね。
そんなあなたに、ノルマからのプレッシャーを軽減する方法を解説します。
自分自身の目標を設定する
ノルマ達成は景気の良し悪しで影響されてしまいます。
外的要因に左右されても、達成しなければならないノルマは変わらずプレッシャーを感じてしまいます。
そこで身の丈にあったあなただけの目標を作ることをおすすめします。
あなたの実力に合った売上目標を設定し、あなただけの目標が達成できれば自己満足しましょう。
上司からの叱責は右から左へ聞き流し、あなたの身の丈に合った目標を達成することを第一とするんです。
ノルマとは別に自分自身の目標に向かって行動することで、周りからのプレッシャーは軽減されるでしょう。
そうして作られたあなたの小さな自信が次の取り組みに活かされ、営業としてもレベルアップすることができます。
実績を上げるために工夫をする
営業職の場合、実績を上げノルマを達成していればプレッシャーを軽減することができます。
上司からのプレッシャーもなくなるので、仕事がやりやすくなります。
実績を上げることが大変なのですが、そのために自分で戦略を考え工夫していくことが必要です。
私が経験してきた中で、実績を上げるためのおすすめ方法を紹介します。
- お客様の趣味嗜好を調査する
- 市場トレンドの動向をつかむ
- 自社商品の強みを再認識する
このように相手のためになる提案をし実績を上げるための工夫をしていくことで、ノルマからのプレッシャーを軽減できます。
またノルマから解放されれば、より前向きな気持ちで良い仕事ができるようになるでしょう。
ストレスを抱えないようメリハリをつける
営業職はノルマからのプレッシャーでストレスを抱えやすい職種です。
ストレスを抱えたままでは、お客様に良い提案ができませんので、オンとオフのメリハリをつけましょう。
私がストレスを抱えないよう心掛けていることを紹介します。
- うまくいかずストレスを強く感じた時は、いつもより早めに寝ること
- 心から楽しめる時間を作り、仕事を忘れる時間をつくること
ノルマのプレッシャーを抱えていても、これが終われば楽しみな時間が待っていると思えば頑張ろうと思えるでしょう。
あなた自身のペースでメリハリをつけてストレスを抱えないようにしましょう。
営業のノルマがきつい時の最終手段は転職
どうしてもノルマがきつくて耐えられなかったら転職という選択肢が残っています。
転職しストレスが改善されパフォーマンスが上がれば、意味のある転職になります。
営業職の経験を活かし他職種へ転職
営業職の経験者は3つの強みがあげられます。
- お客様目線で仕事ができる
- 数字を意識して仕事ができる
- 色々な部署と連携することができる
これらの強みを活かし、未経験から他職種で活躍できるチャンスがあります。
私は営業職を経験した後、他職種へ異動になりましたがそこでは営業職の経験が活かされました。
上記3つの強みが活かされ、業務改善を積極的に行うことができ評価されました。
このように未経験の職種でも、営業の経験が活かされる場面が必ずありますのでおすすめです。
今と違う業界の営業へ転職
今の環境が耐えられない、でも営業がやりたいという想いが残っていたら、違う業界の営業へ転職する選択肢があります。
法人営業か個人営業、ルート営業か新規開拓営業と、営業の中でもジャンルは様々です。
私はこれらを全て経験しましたが、どこもノルマはありました。
しかし業界が変わればノルマのきつさが変わります。
ただあなたに合う環境であるか、あなたが今後どうしていきたいかによって方向性が変わってきます。
あなたのキャリアプランを明確にした上で、転職活動をスタートさせましょう。
営業のノルマがきつい理由とその解決法まとめ
営業にノルマはつきもので、率直に言ってきついです。
ですが考え方ややり方によって、ノルマとうまく付き合いストレスを減らして仕事を進めることができます。
ポイントとなる箇所をまとめましたので、再度確認してみましょう。
- 営業のノルマがきついのは理由がある
- 会社を存続させるために、どんな状況でも売上予算を達成する使命がある
- 景気が悪い時に売上を上げることは大変だが、悪い状況でも売上を達成する強い営業力が必要
- 断られ続けると精神的に弱ってしまうが、前向きな気持ちが大切
- ノルマからのプレッシャーを軽減する方法
- 自分自身だけの目標を設定すること
- 売上実績を上げるためにお客様の趣味嗜好を調査するなど工夫をする
- ストレスを抱えないようメリハリをつけること
- ノルマからのプレッシャーが耐えられなければ転職すればよい
- 営業職の経験を活かし他職種へ転職する
- 営業職を続けたいなら、違う業界へチャレンジする
営業のノルマがきついと感じているあなたは、現状打破を望んでいることでしょう。
営業にノルマは必ずついて回るものですが、いかにお客様のためになる提案をし、売上を伸ばすかが重要になります。
そしてメリハリをつけてストレスを抱えないようにしましょう。
どうしてもの時は転職という最終手段が残っています。
ノルマからのプレッシャーを解決する方法は必ず残っていますので、希望を捨てず前を向いて行動すること重要です。