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鍼灸師の年収ってどれくらい?生活できない時の対策も伝授します

鍼灸師になるにあたって気になるのは年収です。
鍼灸師として生活していけるのか、不安もあるでしょう。

鍼灸師は生活できるだけの年収がありますか?

経験を積むと生活することは可能です。
ただ、新卒からしばらくは厳しい場合もあります。

実際に鍼灸師の年収で生活することは可能なのか。
今回は、以下の内容について解説します。

  1. 鍼灸師のリアルな年収
  2. 鍼灸師の年収でも生活していくことは可能
  3. 年収を上げるには技術や資格を身につけ、働き方を工夫する
  4. 鍼灸師の年収で生活できないときの対策

鍼灸師として働く年収で生活できるのか。
年収を上げるにはどうすればいいのか。
一番気になるところではないでしょうか。

これらについて教員経験のある鍼灸師の私がわかりやすくお伝えします。
ぜひ参考になさってください。

鍼灸師の年収で生活できるのか


鍼灸師として働くうえで気になるのはその年収で生活できるのかです。
では、実際はどうなのでしょうか。

どれくらいの年数を働けば鍼灸師の年収で生活できますか?

ある程度の年数が経てば生活できます。
また、やり方次第では大幅な年収アップも可能です。

鍼灸師の年収で生活していくことは可能です。
しかし、ただ働くだけでは年収は変わりません。

技術があればそれが収入アップにも直結します。
生活するためには日々の努力も大事になります。

鍼灸師の年収


では、鍼灸師の年収はどのくらいなのでしょう。
果たして、本当に生活できる年収はあるのでしょうか。

治療院の平均年収

治療院に勤める場合、平均年収はおよそ300万円から400万円の間です。
ここから税金や年金などが引かれるので、手取りは240万から320万くらいです。

なお、国税庁の調査によれば日本の平均給与は441万円なので、平均より下になります。
なので、あなたが脱サラして鍼灸師になった場合、年収が下がる可能性が高くなります。

では、治療院への就職では生活は難しいのでしょうか。

生活することは可能です。
ただ、治療院にもよります。

流行りの美容鍼や、何らかの症状に特化したところなどは給与も高くなりやすいです。
一方でそのような治療院は就職希望者も多いので、狭き門と言えるでしょう。

治療院以外の年収

鍼灸師の中には学校や企業に勤めている人もいます。
それらの場合、どのくらいの年収になるのでしょうか。

新卒であれば治療院より少し多いくらいですが、経験があれば日本の平均年収を超えます。
また、学校や企業のようにある程度の規模があれば福利厚生も充実します。

では、そういうところに就職すればいいのですか。

就職のためには学歴や資格が必要になります。

学校であれば教員の資格が必要ですし、企業であれば大卒以上を求めることが多いです。
その条件を満たすために大学や大学院に通う必要が出てきます。

残業代は出るのか

治療院に就職した際、残業代は出ますか?

働き方改革が唱えられていますが、残業代が出るかは勤め先によります。
出る場合もありますが、出ない場合のほうがまだ多いです。

同様に、治療院以外でも勤め先により出る場合があります。
中には残業そのものを禁止しているところもあるので、その場合は出ません。

新卒鍼灸師は厳しい

新卒でも年収は300万円になりますか?

鍼灸師として働きだして数年は給与は低いです。
特に学校を出たての鍼灸師は技術や経験が乏しいので、低く設定されます。

地域により多少の差はありますが、新卒では月20万円前後の支給になります。
ここから税金などが引かれるので手取りは15万円前後になる計算です。

なので、治療院勤務では最初の数年は厳しいと覚悟しましょう

一方で学校や企業などでは新卒でも給与はもう少し上がります。
なので、最初からある程度給与が欲しい場合は学校や企業がおすすめです。

鍼灸師の年収で生活できないときの対策


ある程度の経験を積んでいくことで、生活できるようになります。
しかし、それでも難しい場合はどうすればいいのでしょう。

年収を上げるにはどうすればいいでしょう。

その前にあなたの適正な年収を把握しておきましょう。

あなたは適正な給料をもらっていますか?
現在もらっている給料が適正かどうかを知るために、まずはあなたの市場価値を診断しましょう。
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技術を身につける

まずは技術を身につけましょう。
ひとつでも長所があればそれが自分の武器になります。

鍼灸師にとって一番重要なのは治療のための技術です。
技術を身につけることでより良い治療ができるようになります。

さらに、何かひとつ得意な症状や治療法を身につけましょう。
そうすると自分の武器としてアピールポイントにもなります。

この症状ならこの鍼灸師さんに任せれば大丈夫
そう認識されることで、口コミで患者さんも増え収入増に繋がります。

  • 鍼灸師として自分の得意な症状や治療法をひとつは身につけよう!

治療院を開業する

治療院を開業することも収入増のひとつです。
経費などを除いた収入がそのまま自分の収入に直結してきます。

また、鍼灸師は基本的に保険を使わずに自費診療を行います。
なので、治療費の値付けもある程度の幅を持たせることが可能です。

ただし、開業しても患者さんが来なければ収入は増えません。
闇雲に開業するよりはある程度技術を身につけてからのほうがいいでしょう。

治療院に勤務してノウハウを身につけてからでもいいです。

フリーで働く

自分のライフスタイルで働きながら年収を上げたいです。

でしたら、フリーで働くのもひとつです。

鍼灸師の仕事は治療道具さえあれば、どこでもできます
これを活かしてフリーとして働く鍼灸師も増えています。

フリーで働くことで自分のペースで働けます。
また、多くの仕事を受けることもできるので収入増が期待できます。

フリーランスでの働く上での基礎知識については以下の記事でも解説しています。
ぜひ参考になさってください。

鍼灸師がフリーランスで働くための基礎知識【役立つツールも】鍼灸師には数多くの働き方があります。 その中には自分のペースで働きたいという場合もあるでしょう。 そこでおすすめなのがフリーラン...

他の資格を取得する

治療院では複数の資格を持っていると給与が上がります。

治療院に就職するなかで、鍼灸整骨院に就職することもあります。
その場合、柔道整復師と一緒に働くことになります。

鍼灸整骨院では保険が使える柔道整復師のほうが給与はいいのが一般的です。
そのため、柔道整復師の資格を持っていると給与もあがり、仕事の幅も増えます。

他にも、医療系の資格を持っていると仕事が増えます
その中でも登録販売者やアロマテラピーがおすすめです。

登録販売者であれば条件はありますが、漢方薬を扱えます。
また、アロマテラピーの資格があれば美容鍼と組み合わせることもできます。

鍼灸師が仕事に活かせる資格については以下の記事でも解説しています。
ぜひ参考になさってください。

鍼灸師の資格を通信で取れる?合わせて持ちたい有益な資格も解説!鍼灸師の資格を取るには教育を受ける必要があります。 そこで気になるのが、通信教育で資格を取れるのかどうかです。 ...

鍼灸師の年収まとめ


ここまで、鍼灸師の年収についてみてきました。
簡単にまとめると以下のようになります。

鍼灸師の年収
  1. 鍼灸師の年収と生活
    • 治療院の平均年収は300万円から400万円。
    • 治療院以外では日本の平均年収超えの場合もある。
    • 勤務先にもよるが残業代は出ない場合も多い。
    • 新卒の鍼灸師は治療院勤務では生活が厳しい。
  2. 鍼灸師の年収で生活できないときの対策
    • 得意な症状や治療技術を身につける。
    • 自分で治療院を開業する。
    • フリーランスで働く。
    • 他の医療系資格を取得する。

経験の浅い鍼灸師ではどうしても年収が低くなり生活が厳しくなります。
ここで踏ん張って技術などを身につけると年収が上がり生活も楽になります。

あなたが将来どのような鍼灸師として活躍したいのか。
そのことをイメージしながら年収アップのための対策をしてみましょう。

なお、治療院以外の就業場所については以下の記事で詳しく解説しています。
こちらも参考になさってください。

鍼灸師の就業場所7選|就職やフリーランスでの働き方の違いを解説鍼灸師として働く時、どのような働き方があるのでしょう。 結論としては、就職か開業のどちらかになります。 ここで気になるのはどんな...
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てっちゃん
てっちゃん
学会認定鍼灸師、登録販売者。 コツコツとやっていくのが得意で、大学や専門学校で6年間鍼灸師育成に携わる。 また、データ収集や統計解析を通じ定期的な学会発表も行っている。 趣味や鉄道を利用した旅行。特技はアイススケート。埼玉西武ライオンズファン。
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