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鍼灸師の資格を通信で取れる?合わせて持ちたい有益な資格も解説!

鍼灸師の資格を取るには教育を受ける必要があります。
そこで気になるのが、通信教育で資格を取れるのかどうかです。

鍼灸師の資格は通信教育では取れません。
ただ、資格を取るために有益な通信教育はあります。

ところで、鍼灸師が取っておくとよい他の有益な資格もあります。
それらは通信教育で取ることができますよ。

そこで、この記事では以下の2点についてお伝えします。

  1. 鍼灸師の資格を通信教育で取れるかどうか
  2. 鍼灸師が合わせて持ちたい通信教育で取れる有益な資格
大学や専門学校での教員経験があり、学会認定鍼灸師の私が解説します。

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鍼灸師の資格を通信教育で取れる?


世の中には、鍼灸師を含め様々な資格があります。
そして、資格は通信教育で取得することができるものも多くあります。

ここで気になるのは鍼灸師の資格は通信教育で取得できるのかということ。
結論としては、鍼灸師の資格は通信教育では取得できません

鍼灸師になるには学校に通う必要があります。
しかし、鍼灸師に役立つそれ以外の資格では通信教育が使える場合があるので後述します。

通信ではないが働きながら鍼灸師資格を取る方法

鍼灸師を目指す人の中には、転職を考えている人もいます。
働きながら鍼灸師を目指すにはどうすればいいのでしょうか。

専門学校の中には夜間部を設けているところがあります。
以前よりは夜間部の数も減っていますが、各地方にいくつか夜間部の学校があります。

夜間部であれば昼間働きながら勉強することができるのがメリットです。
転職を考えている人はぜひ夜間部も考えてみてください。

また、転職の方法については以下の記事でも詳しく解説しています。
ぜひご参考になさってください。

鍼灸師に転職する方法とは?転職先の探し方から面接のコツまで解説!今の仕事から鍼灸師に転職したい。 そう考えて学校で資格の勉強をしていても、不安になるのが資格取得後の転職活動です。 ...

鍼灸師資格と関連のある通信教育


鍼灸師の資格は通信教育では取れません。
ここでは、鍼灸師資格と関連のある通信教育について解説します。

中には鍼灸師の資格取得に役立つものもあるんですよ。

国家試験勉強と通信教育

資格を取得するために受験するのが国家試験です。
国家試験の受験資格は学校に通わないと得られません。

しかし、国家試験勉強だけであれば通信教育を活用できます
大学受験の予備校のようなものだとイメージしてください。

費用は別途かかりますが、より多くの問題を解くことができます。
学校の勉強だけでは不安だという場合に活用してください。

大学院の通信課程

鍼灸師の資格を取得後にさらに勉強したい時の選択肢が大学院です。
大学院も基本的には通学する必要があります。

しかし、大学院の修士課程であれば通信教育も選択できます
一定の業務経験などが必要になりますが、働きながら勉強することが可能です。

2年から4年の大学院の通信課程を修了することで修士号の学位を取得できます。
また、大学院を修了すると専門学校などで教員として働くことも可能になります

将来教員になりたい場合は、ぜひ検討してください!

鍼灸師が合わせて持ちたい有益な資格を通信で取る


鍼灸師の資格を得て働きはじめると学校にはなかなかいけません。
そのような場合に役立つのが通信教育です。

鍼灸師には、通信教育で他の資格を取得する人も多いのです。

では、鍼灸師が通信教育で他の資格を取得する理由は何なのでしょう。
また、どんな資格が鍼灸師の仕事に活かせるのでしょうか。

他の資格を取る理由

どうして他の資格を取得するんですか?
どんなメリットがあるの?

他の資格があると業務の幅が広がります。

他の資格の勉強をして取得することで知識が増えます。
また、資格があるということは一定の知識を持っていると証明できます。

このことで、就職先で責任ある立場に早く立つことも可能になります。
開業していれば、鍼灸以外のサービスを展開することもできます。

業務に活かせる資格

どんな資格が業務に活かせるの?

登録販売者など医療系がおすすめです。

鍼灸の資格と相性がいいのは医療系の資格です。
特に登録販売者の資格は最近人気が上昇しています。

登録販売者の資格を持つことで、漢方薬を取り扱うことが可能になります
実際に売るには経験が必要ですが、資格取得が第一歩です。

一方、登録販売者の試験内容の一部は鍼灸師と重複しています。
なので、学生時代に薬局などでアルバイトをしてから受験する人も多いです。

他にも、アロマテラピーの資格も人気です。
特に美容鍼とあわせてアロマテラピーをする場合などに効果的です。

どのようなサービスを提供したいかを考えて、資格を取得しましょう。

関連記事:【比較表あり】登録販売者の通信講座8選|合格した元調剤薬局事務員が解説

関連記事:ユーキャン「アロマテラピー講座」の口コミは?【体験談あり】

開業時にあるといい資格

あなたが開業するときにあると便利なのは日商簿記検定3級です。
開業後に必要になる帳簿の記入に役立ちます。

簿記には2級などもありますが、治療院であれば3級で対応できます。
実際には会計ソフトを使用しますが、資格があるとより理解できます。

また、簿記を取得しているとお金の知識があるので経営にも役立ちます
3級は未経験からでも比較的取得しやすいので、ぜひ検討してみてください。

なお簿記3級を通信講座で取得したい場合は、以下の記事で口コミをチェックしてみて下さい。

【無料あり】簿記3級の通信講座の口コミを検証!どれがおすすめ?この記事では簿記3級の通信講座の口コミをご紹介し、良いも悪いも口コミが多かった通信講座について、選び方のポイントや注意点を解説!講座内容はもちろん万一不合格の際の保証制度なども比較検証します。3ヶ月で94点一発合格した体験をもとにお伝えします。...

資格を取るタイミング

これらの資格をいつ取得したらいいの?

通信教育で取得できる資格は基本的にいつでも学べます。
なので、取りたいときに取ることができるのです。

しかし、鍼灸師の本業は鍼灸です。
他の資格は鍼灸の業務に活かすために取得することになります。

このため、一般的には鍼灸師の資格取得後に他の資格を取得します

鍼灸師資格と有益な通信教育のまとめ


今回、鍼灸の資格と通信教育の関係について説明しました。
また、鍼灸の業務に活かせる通信教育をみてきました。

まとめると以下のようになります。

鍼灸師資格と通信教育のまとめ
  1. 鍼灸の資格と通信教育
    • 通信教育では試験を受験できない
    • 受験勉強は通信教育を活用できる
    • 大学院の通信課程で教員資格が得られる
  2. 鍼灸に活かせる資格と通信教育
    • 他の資格を得ると業務の幅が広がる
    • 登録販売者やアロマテラピー検定など医療系資格は業務に活かせる
    • 簿記を持っていると開業後に役立つ。

通信教育をうまく活用することは、あなたの可能性を広げます。
ぜひ通信教育でいろいろな資格を取得してみてください。

なお鍼灸師の資格を取る通常の方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。

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てっちゃん
学会認定鍼灸師、登録販売者。 コツコツとやっていくのが得意で、大学や専門学校で6年間鍼灸師育成に携わる。 また、データ収集や統計解析を通じ定期的な学会発表も行っている。 趣味や鉄道を利用した旅行。特技はアイススケート。埼玉西武ライオンズファン。
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