外資航空会社のCAに転職したいと考えているあなたは、もしかしたら海外の航空会社の制服に憧れてキャビンアテンダントになりたいと考えているかもしれませんね。
外国の航空会社に転職って難しいのかなとか、実際どんな感じなんだろうって思いながら、あまり情報がないなと感じていませんか。
外資航空会社はそれぞれの会社によって求められる個性やスキルが全く違います。
今回は外資航空会社のCAへの転職について、求められるスキルや転職先の探し方などを解説いたします。
大手日系航空会社、大手外資航空会社で9年間キャビンアテンダントとして勤務している私が、わかりやすくナビゲートしますのでぜひ参考にして下さい。
外資系CAと日系CAへの転職の違い
外資系CAと日系CAへの転職の違いはいくつかありますので、それぞれ解説します。
転職後の航空路線
外資系CAと日系CAの最も大きな転職後の違いは、航空路線です。
外資系CAは国際線しか乗務しないということです。
日系CAも国際線を乗務しますが、シフトの中で国内線とミックスされています。
日系では唯一、ANA系列のエアージャパンが国際線のみの運航をしています。
ちなみにエアージャパンは経験者採用のみを行っている会社です。
国際線を仕事で行き来することに憧れている人も多いと思いますが、国内線の方が機内でのサービスが軽く、時差のない生活を送れるので国内線のフライトが好きっていうCAもたくさんいます。
ちなみに私も国内線の方が断然好きです。
なんと言ってもどこへ言ってもご飯が美味しい!
そして深夜は空港も営業していないので深夜便は無く夜には眠ることが出来る生活が素敵です。
募集方法に違いがある
仕事における大きな違いは飛ぶ路線ですが、募集方法にも違いがあります。
外資の航空会社のCA募集は不規則に行われています。
また、選考方法も会社によって様々なパターンがあります。
日系航空会社では最近の傾向として、ウェブサイトに登録し、自身の情報を入力したものを選考されてその後の選考に呼ばれるという流れです。
また選考の枠としてほとんどの会社で、新卒者、既卒者と別れています。
大手航空会社では、国際線経験者枠というものがあるところもあります。
受験するそれぞれの枠において約一年に一回キャビンアテンダントの募集が行われています。
それに比べて、外資航空会社では不規則な募集を行う会社がほとんどです。
日本人CAが足りなくなったら補充するという感じです。
ですのでもしタイミングが合わなければ、入りたい会社が数年間日本人CAを募集していないなんてこともあるでしょうし、募集人数も少ないです。
そして募集の方法もほとんどの会社で新卒や既卒に別れてはいません。
面接の内容も会社によって様々で、例えば私が働いていた会社では、以下のような選考を2日間で行うという流れでした。
- 書類選考
- 一次選考(日本人面接官のグループ面接)
- 二次選考(英語の筆記テストとアームリーチ)
- 三次選考(グループディスカッション)
- 最終選考(外国人リクルーターの個人面接)
このように数日でまとめて選考を行う会社も多く、面接においても身長やアームリーチが条件に満たしていなければその場で帰らせれるなんてことも外資航空会社ではありえます。
外資系CAへの転職で求められるスキル
外資航空会社でCAになるのは日系CAと違ってどんなスキルがあれば強みになるのか、また実際に英語力はどれくらいのレベルであれば大丈夫なのか見ていきましょう。
必要な英語力
外資航空会社で働きたいと思っているなら、英語は必ず勉強を続けて下さい。
あなたが興味のある航空会社の過去の募集要項を見てみると大体の目安がわかります。
アジアのLCC等を除いて、TOEICだと700点くらいは最低でも欲しいです。
でもそのような資格よりもあなたが実際に話している英語を理解でき、返事が出来る会話力の方がずっと大切です。
外資航空会社では内定後の訓練はどこも英語で行われています。
アジア系の会社だと日本人だけが集まって行う訓練があるのかもしれませんが、多くは外国人の訓練生と共に訓練を受けます。
テキストももちろん英語。
約2か月間毎日勉強漬けです。
そして専門用語も全て英語で覚えていく必要があります。
様々な募集要項を見ているとアジアのLCCではTOEIC400点以上という会社もあるようですが、中東やヨーローッパの航空会社では非常に高い英語力が求められます。
ただ私の外資CA時代の同期には全く留学経験もなく独学で英語を勉強して入社している方もいたので、あなたの努力次第で英語への壁は越えられますよ。
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あらゆる環境への適応力
外資航空会社でCAとして生活していく為にはタフな精神も求められます。
外資系の多くが日本人も現地に居住することを前提にCAを募集しています。
ということは必然的に外国の地へと引っ越すことになります。
入社当初は環境が大きく変わり気持ちが不安定になる方が多いです。
ですので同じ訓練を受けた同期同士の絆が他の仕事に比べると大きいのかなと思います。
私の中東CA時代も同期の友達とは本当に家族みたいに仲がよく、今でも心を許せる仲間が沢山います。
しかし最初の段階で心が折れてしまい、早々と退職してしまった子も数名います。
また無事に訓練を終えてフライトが始まると、生活リズムも変化します。
時差のある生活に慣れることや、自宅スタンバイの時も多く一人で過ごす時間も沢山あるので何事も前向きに考えていくタフな精神が必要でしょう。
仕事の中では外国人と共に仕事をするので常識が違ったり、考え方が違うなんていうのは当たり前です。
毎日新しい発見があることを楽しんでいきましょう。
このような生活環境の変化を考えると、大学時代に留学をしていたや一人暮らしをしていたなんて方は強みとなるでしょう。
外資航空会社の中に、日本人CAについては、日本とその会社のある国のみをフライトするという会社もあります。
あなた自身がどんな風に働きたいのかを考えて、受験する会社を選んでいきましょう。
外資系CAの雇用形態とは
外資系CAの雇用は多くの会社が契約社員での募集を行っています。
しかし契約社員だから福利厚生がないなんてことはなく、日本で正社員として働くのと同程度の福利厚生が与えられます。
そして契約社員として入社しても、問題がなければずっと働くことが出来るでしょう。
あなたが何年か外資で働いてから日系でCAとして働きたいなと考えている場合は、最初に定められている契約期間も一つの目標になるでしょう。
ヨーロッパの航空会社では契約が満期になれば辞めなければいけなかったり、現地の言語が話せるようになれば契約を延長出来る会社も存在します。
あなたがもしヨーロッパの会社を希望しているのであれば事前にしっかり募集要項を確認しましょう。
ただ私としては外資で働く時に雇用形態はそんなに気にすることではないのかなと思います。
一生そこで働いて暮らしていくというのであれば別ですが、外国ベースで働くということに関してはどの会社もサポートしてくれますし、生活環境は初期段階で整えることが出来ますよ。
外資系CAの転職先の探し方
転職する上でまず最初に確認することは、受験したい会社のホームページを隅から隅まで読み込むことです。
CA募集に関する情報を集めて下さい。
あなたが複数の会社を受験したいというなら、エアラインスクールがまとめている募集状況も確認すると良いでしょう。
またエアラインスクールの中には、外資航空会社の採用を請け負っているエアラインスクールというのもあります。
例えば、そのエアラインスクールの学院生や特定の講座を受講すれば、書類選考や一次面接が免除されるというところもあります。
ですので外資の特定の会社で働きたいというあなたは、その会社が提携しているエアラインスクールを探してみるのも一つの夢への近道です。
ただエアラインスクールで勉強しているから絶対合格するということはありません。
転職先を探す一つの手段としてエアラインスクールに通うという方法もあると思っていて下さい。
どんな会社でも採用担当者は人を見抜くプロです。
ですのであなた自身の魅力を採用の担当者はしっかりと見ています。
どんな時も自信を持って面接に臨めるようにしっかり準備してください。
なおネットで仕事を探す際は、キャリアコンサルタントに相談すると、あなたに合った職場を紹介してくれますよ。
相談先の転職エージェントについては、以下の記事をご参考になさってください。
外資系CAへの転職に向いている人
外資系CAへの転職に向いている人は、チャレンジ精神がある人やあまり細かいことをくよくよ悩まない人です。
ただこれは外資でも日系でも共通して言えることです。
英語があまり出来なかったとしても、もし内定をもらえたらよしやってみようと前向きに頑張れることが必要です。
また住む環境や働く環境が変わったとしても楽しんで下さい。
外国人と働くことは思っていることが伝わらなくてストレスを感じることもありますが、たくさんの発見もあります。
新しい世界が見たい!と思っているあなたには本当に向いている仕事です。
また外資航空会社ではたくさんの男性客室乗務員も働いています。
もしこの記事をご覧のあなたが男性であれば、あなたにも大いにチャンスがあります!
男性が沢山働いていることにより日系の航空会社とは雰囲気も違います。
またあなたが女社会が苦手だと感じているなら、外資航空会社の方が向いているかもしれません。
働いている日本人女性も一人でなんでも出来る頼もしい方が多く、強い女性がほとんどです。
あなたがそんな男勝りなたくましい女性なら間違いなく向いていますよ。
CAの外資航空会社への転職まとめ
外資系CAに転職しようかなと考えているあなたの参考になりましたか?
英語に自信があるなら当たり前のようですが本当にオススメです。
外資航空会社で働いたことは今でも私の自信になっていますし、その後2社の国内航空会社で働くことができたのも、その経験が大いに関係していると思います。
今回お話したことを簡単にまとめておきます。
- 外資CAの募集は不規則で行われ、募集人数も少ない
- 英語力はあればある程よく、特に英語での対話力が大切
- どんな環境にも対応できる適応力が必要
- 外資系CAは契約社員が多いが、ほとんどは更新でき働き続けることが出来る
- 外資CAの募集は会社HPを確認すること。(エアラインスクールHPでもまとめられている)
- 仕事を探す際は転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談すると良い
- チャレンジ精神がある人が外資CAに向いている
外資航空会社の募集は不定期でどこも日系に比べると少ないです。
興味があるなら常にアンテナを張り転職サイトやエアラインスクールで募集状況を確認して、面接に対する準備をしておきましょう。
あなたの転職が上手くいくことを応援しています!
なお、キャビンアテンダントになるために必要な全般的な知識について、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞあわせてご覧ください。