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コールセンターの仕事が疲れる理由と対処法を解説【体験談あり】

コールセンターで働く人からは「疲れる・・・」という声が多く聞かれます。

コールセンターの仕事って、思ったより疲れるわ。わたしだけ?

なんでコールセンターってこんなに疲れるんだろ。いい対処法ないかな?

季節や天候に左右されず、きれいなオフィスで働けるお仕事なのになぜ疲れるのでしょうか。

そこで今回は、コールセンターの仕事が疲れる理由と対処法を解説!
この記事をご覧になると、コールセンターの仕事を続けるべきか判断できますよ。

  • 肉体的に疲れる理由
  • 精神的に疲れる理由
  • コールセンターで働いた体験談
  • 疲れた時の対処法
コールセンターで働いた私の体験を交えてお伝えします。

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コールセンターの仕事が肉体的に疲れる理由


コールセンターの仕事は座って行うため、肉体的には楽だと思われがちです。
しかし、実際には力仕事とは違う大変さがあります。

SNSの声も紹介しながら理由を見ていきましょう。

長時間の同じ姿勢

コールセンターでは、ずっと座った姿勢仕事をします。

「背筋を伸ばしたよい姿勢でお客様に接すること」は基本です。

ずり落ちた姿勢ではきちんと声が出ませんし、姿勢や表情は見えなくてもお客さまに伝わると言われています。

長時間座りっぱなしだと、血行も悪くなりますし、肩や腰が痛くなってきます。
私も仕事中は、できる範囲で首、肩、手首などを時々ほぐすように意識していました。

ヘッドセットと喉の疲れ

両手を空けておけるよう、コールセンターのオペレーターはヘッドセットを着けています。
ヘッドセットはインカムとも呼ばれ、マイクとヘッドホンが一体になったものです。

写真で見たことがあります。オペレーターさんという感じがしますよね!

両手が空くので、電話中にメモをとったりパソコン操作をするにも便利ですよね。

必須アイテムであるヘッドセットですが、長時間つけていると案外疲れてくるものです。


重くはありませんが、長時間着けていると頭が痛くなってきます。


ヘッドセットのマイクはもちろん話すためにありますが、長時間話し続けるのは想像以上に大変です。

外気が乾燥する冬場は、特に喉の疲れや声がれを感じました。

パソコン作業と目の酷使

お客さまとの電話が終わると、次はパソコンの入力作業です。
直前の対応内容の履歴を残すためです。

電話中も入力中も終始画面を見ているため、目の乾燥や疲れを感じる方も多くいます。

私が働いていたコールセンターでは、お気に入りの目薬を持っている人も結構いました。

時々遠くを見て目を休ませるような心がけも必要ですね。

まぶしくて強い光

コールセンターの環境ってどのような感じなんですか?

明るくて広い部屋にずらっと大人数が並んでいる、というところが多いですよ。

私が働いてきたコールセンターも規模の違いはありましたが、照明は蛍光灯でした。
多くの会社のオフィスと同じですね。

私もまぶしくて強い光が苦手で、仕事中というよりは仕事の帰り道に疲れを感じていました。

高層階の場合ブラインドが無いことも結構あります。外は暗いのに室内は明るいという夜間は、さらにつらかったです。

コールセンターの仕事が精神的に疲れる理由


ここまで、コールセンターの仕事が実は肉体的に疲れるということの理由を挙げてきました。

ここからは精神的に疲れる理由を解説します。

理不尽なクレーム

精神的に疲れる理由と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、理不尽なクレームではないでしょうか。

取り扱う内容や、受信業務か発信業務かにもよりますが、どのコールセンターでもクレームはあります。

道理にあわないことを感情的に責めたてる類のクレームは、オペレーターにとって本当に心をすり減らすものです。

クレームを受ける怖さで仕事が長続きしないという人もいます。

私の場合は、お客さまの話を淡々と受け止めて冷静に対処するよう努めていました。
落ち着いて対処することで、相手の言わんとすることが理解しやすく、次第に相手もトーンダウンしてくるからです。

それにしても、理不尽なクレームほど精神的に疲れるものはありませんね。

臨機応変な対応力が必要

それぞれのコールセンターでは、業務に必要な研修やマニュアルが用意されています。

それは安心ですね!

でも、マニュアルはあくまで必要最低限のことが書いてあるに過ぎません。
人間同士の会話ですから、研修やマニュアルの内容を応用する必要があります。

相手の気持ちやニーズを汲み取らなくてはいけない難しさがあります。

お客さまが、問合せ内容を言葉でうまく説明できないこともあります。
言わんとするところを理解しなくてはいけない、というプレッシャーが長時間続くことでも精神的な疲労がたまります。

なお、コールセンターの研修については、以下の記事をご覧になってください。

コールセンターの研修についていけない理由と対処法を徹底解説!

「待ち呼」と要求されるスピード

「待ち呼」?なんて読むんですか?

コールセンターで働いている人にはおなじみの「待ち呼」は「まちこ」と読みます。

電話回線が混みあっていて、オペレーターが電話に対応できていない状態を指します。
電話はつながっていてもお客さまは待機している、という状態ですね。

長時間お客さまを待たせると顧客満足度が下がるため、すぐに次の電話に対応しなくてはなりません。

お客さまをお待たせしているという焦りや、コールセンターの顧客満足度に関わる部分だという意識から、特に責任感の強い方は精神的な疲れを感じる原因になります。

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コールセンターで疲れること【体験談】


ここからは、私が感じたコールセンターでの疲れをお伝えします。

電話をとる瞬間の緊張感

電話をとるまでは、どのような問合せかはわかりません。
電話がつながった瞬間、開口一番怒鳴り散らす人もいます。

電話で相手の声が聞こえてくるまでの一瞬に、一気に緊張感が高まります。

気持ちの上で身構えるような緊張感です。
電話をとるたびに感じるため、電話が多い日や長時間シフトの日は、度重なる緊張で疲れも強く感じました。

集中し続けなくてはいけない

お客さまは知りたいことや解決したいことがあって電話をかけてきます。
相手のニーズを汲み取るため、終始全身を耳にして相手の話に集中し、そこから最適な解決策を提案します。

具体的にはどうやってやるの?

聞く、話す、問題点を整理する、解決策や案内を考える、というのを同時に行っています。

一瞬で集中する態勢を整え、それを最後まで維持します。
私の場合は受信業務がメインだったので、次々と電話がある日は一瞬も気が抜けず疲れました。

長時間怒り続けられ疲れる

研修でも言われますが、ほとんどの場合、怒鳴りや怒りは最初の3分ほどで次第に落ち着いてきます。
しかし、例外的に長時間同じことを繰り返して怒り続ける方もいらっしゃいます。

堂々巡りの話は終わりが見えませんし、長時間大声と感情をぶつけられれば当然疲れます。

あの手この手を尽くして問題解決を図りますが、電話は相手が納得するまで続くため、1時間以上かかることもあります。

ブルーライトと蛍光灯を浴び続ける

コールセンターは、明るい蛍光灯のもとで仕事をします。
そして、業務中は常にパソコンと向き合っています。

蛍光灯の強い光とパソコンのブルーライト、長時間のシフトの日は目がとても疲れました。

コールセンターで疲れたときの対処法

コールセンターで働くのってやはり大変なのかなぁ。

大変なこともありますが、疲れたときの対処法もありますよ

上手にストレス解消や息抜きをして、疲れをためこまないようにしましょう。

休憩時間に外の空気を吸う

当然ながら、コールセンターの窓は閉まっています。
外気を感じない環境で座り続ければ、息も詰まってきます。

休憩時間には外の空気を吸いに行くのがおすすめ。深呼吸をするとすっきりしますよ!

リフレッシュできそうだし、往復で体も動かせますね!

ただし、高層階のコールセンターの場合はエレベーターが混み合うので、時間配分には要注意です。

運動を習慣にする

ヨガやランニングなど、自分がリラックスしたりリフレッシュしたりできる運動を取り入れましょう。

疲れた時にやるのもよいですが、日常生活の習慣にしてしまう方がおすすめです。

日ごろからの運動がストレス解消につながることが明らかになっています。

身体活動(生活活動・運動)に取り組むことで得られる効果は、将来的な疾病予防だけではない。日常生活の中でも、気分転換やストレス解消につながることで、いわゆるメンタルヘルス不調の一次予防として有効である

(引用:厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準 2013」)

私が参考にした文献はこちらです☟
朝の運動が良いことなど、参考になります。

職場環境を見直して転職も視野に

日ごろから心と体のメンテナンスに努めていても、どうにもならないこともありますよね。
そんなときは、思い切って転職することも視野に入れてみましょう。

例えば、クレームの多さ少なさは、コールセンターが扱う内容によって変わります。
得意なことや不得意なことも、人それぞれです。

自分の特性にあわせて、元気に長く働けるコールセンターを探しましょう。

なお、楽なコールセンターについて、以下の記事で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさってください。

なぜコールセンターは楽すぎなのか?ラクな職場の探し方と稼ぎ方も解説コールセンターが楽すぎというウワサ有り。 こんなツイートが無数にあります☟ コールセンターのバイトが楽すぎて…これでお...

コールセンターの仕事が疲れる理由と対処法まとめ


コールセンターの仕事の疲れについて、最後にまとめますね。

要点まとめ
  • 長時間座っていることや目の酷使など肉体的な疲れがある
  • クレーム対応や高い集中力を維持することなど精神的な疲れがある
  • 休憩時間に外の空気を吸うことでもリフレッシュできる
  • 日ごろからの運動習慣がメンタル不調の予防になる
  • クレームの多少、受信か発信かなど自分の特性にあった職場を選ぶ
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みぞう
旅行(国内・海外)、散歩、飲むこと・食べることが大好きです。スポーツは水泳が得意で、ヨガは毎日続けています。 雲が好きで住まいは空が広く見える場所を選びます。 今まで10か国以上を旅しました。オーストラリアには2年半ほどいました。 特技はどんな経験の中にも学びを見つけることです。 好きな言葉は「七転び八起」「何が起きても大丈夫」。
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