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イラストレーターを副業でやってみる!9種類の仕事で稼ぐ方法を解説

昔も今も変わらず人気の高い職業「イラストレーター」。近年はクラウドソーシングやスキルサイトを活用し、独自の作品や絵を描くスキルを提供して収益化させているイラストレーターを多く見かけるようになりました。

そんな華やかな活動をする人たちに憧れて、あなたもイラストレーターをやってみたいと思った一人ではないでしょうか?

イラストレーターのようなクリエイティブな職種は、本業だけでなく副業などサイドビジネスとして活動することも可能です。副業と言えども、工夫次第で楽しみながらまとまった収入を得られるところがイラストレーターの魅力なのです。

ここでは、イラストレーターを副業でやる際、9種類の仕事で稼ぐ方法を解説します。またDTPデザイナーである私が、過去に副業でイラストレーターを経験して良かった点もご紹介していますので、最後まで読んでくださると幸いです。

Contents

副業イラストレーターの仕事おすすめ9選!

はじめに、イラストレーターの副業はどんなものがあるか、私がおすすめする9種類の仕事をご紹介します。

イラストを描く仕事は、まったく絵心のない素人でもできる簡単なものから、プロデザイナー向けのハイレベルなものまで千差万別です。

あなたのレベルや好みにマッチする仕事を見つけてみてくださいね。

LINEスタンプ作成

今流行りのSNS「LINE」で使用するスタンプは、自分で作れることをあなたは知っていましたか?

LINEスタンプは、手書きやデザインツールで作成した自作のイラストを専用のモバイルアプリで取り込み、LINEに登録して審査に通過すれば販売することができます。

また、LINEスタンプはデザイン従事者に限らず、誰でも作品を登録することが可能です。

近年はサラリーマンや主婦、小・中学生の子どもなど、年齢や職業問わず大勢の人が自分のアイディアをLINEスタンプとして提供し、収益を得ています。中には、LINEスタンプだけで年収数千万円を獲得している強者も存在しているくらいです。

挿絵や素材パターンの作成

印刷物やWebサイトに使用する素材を提供してお金を稼ぐこともできます。最も取り組みやすいのが、印刷物の挿絵です。

印刷物の挿絵は、何を描くべきかクライアントからテーマを渡されることが多いため、初心者にもイメージが掴みやすく仕事の難易度はさほど高くありません。

また、イラストレーターは具象化されたイラストだけでなく、ドットやボーダーなどバックグラウンドのイメージとして使用される抽象的なパターン素材を作ることもあります。

SNS用のアイコン作成

近年、最も需要が高くなっているのがSNS用のアイコン作成です。TwitterやFacebook、Instagramなど、ユーザの象徴となるアイコン画像はデザインにこだわる人が少なくありません。

あなたが、人物画や動物のイラスト、可愛いキャラクターなどを描くのが得意であれば、ぜひチャレンジしてみてください。

商品用のパッケージデザイン

少しレベルの高い副業になりますが、商品パッケージをデザインする仕事もあります。

商品パッケージは、その商品の顔にもなる重要な要素です。商品パッケージの良し悪しで、売り上げが左右されると言っても過言ではありません。

パッケージデザインは、お菓子などの食品に限らず、お酒のラベルや生活用品のパッケージフィルムなど、物品をパッケージングするものは概ね該当します。

あなたがデザインスキルに自信があり、レベルの高い副業を手がけてみたい場合は、クラウドソーシングや公募などで募集案件を探してみてください。

動画コンテンツ用のイラストや漫画

クラウドソーシングの案件でよく見られるのが、動画コンテンツ用のイラストや漫画を描く副業です。

動画メディアに起用されるとなると、クオリティの高い作品が求められる印象が強いですが、実際は違います。

どちらかと言えば、少しフォルムの崩れた素人っぽいイラストや漫画が多く見られるので、多少絵心に自信がなくてもチャレンジできます。

オリジナルキャラクターや似顔絵作成

キャラクターデザインの仕事や、人の似顔絵を描く仕事も人気です。

各自治体や一般企業では、その地域や組織をイメージさせる印象的なキャラクターデザインを募る働きが全国的に見られます。

ひと昔前に流行った「ゆるキャラ」がその一つですね。

この他、特定の人物の似顔絵を描いてブログや動画メディアに登場させたり、結婚式のウェルカムボードに起用したりと、似顔絵を描く仕事も非常に需要が高いことで知られています。

企業のロゴやシンボルデザインの作成

あなたが高いデザインセンスをお持ちなら、企業のロゴやシンボルデザインに挑戦してみましょう。

ロゴやシンボルマークは、その組織のコンセプトや良いイメージを伝えるため重要な要素です。発想の転換やイメージ力など高度なスキルが求められますが、経験を積むことによりデザイン力だけでなく、企画力などの実力を同時に養うことができます。

ロゴやシンボルデザインの仕事は、よくクラウドソーシングで募集されており、報酬単価も高いです。タスクではなくコンペ募集が大半を占めていますが、採用されると大きく稼ぐことができます。

イラスト入りオリジナルグッズの作成

あなたが本格的にイラストレーターとして活動してみたいなら、独自のイラストをグッズ化して売り出すのがおすすめです。

自分の作品をグッズにするのは簡単です。下記のようなグッズ作りを請け負う業者さんに依頼すれば、バッグやTシャツなどのあなただけのオリジナルグッズを作ることができます。

グッズが完成したら、ネットショップやフリーマーケットなどで実際に販売してみましょう。

イラストの描き方をレクチャーする

イラストレーターは創作活動だけでなく、イラストの書き方を指導する仕事もあります。専門学校などの教育機関や、家庭教師として個人に指導することであなたのスキルを収益化させることが可能です。

また、直接的な指導に限らず、イラストの描き方を文章や動画、音声コンテンツにして販売する方法もあります。

イラストレーターとして副業で稼ぐ方法

次にイラストレーターとして副業で稼ぐ具体的な方法を紹介します。イラストレーターとして活動する場合、選ぶ手段によってはお金が掛かるものがあります。

大きなコストが発生する場合は、他の副業で資金を調達するなど、経済的なバランスを取りながら活動を進めていきましょう。

LINEスタンプへ登録して稼ぐ

LINEスタンプを作って販売するには、LINE規定の審査を通過しなくてはなりません。作品を作って登録すればすぐに販売できるわけではないので、くれぐれも注意してください。

作品データは、背景を透明にしてPNG形式で保存するのが基本です。この他にも、商品として認められるにはいくつか条件が定められているので、事前に確認しておきましょう。

尚、LINEスタンプ登録の詳細は下記のサイトを参考にしてください。

LINEスタンプを作ろう/adobeチュートリアル

イラストAC等の素材サイトへ登録して稼ぐ

あなたの作品をフリー素材として提供をしたい場合は、フリー素材を提供する下記のようなサイトを活用することで、効率的に稼ぐことができます。

  • イラストAC(無料のダウンロードサイト)
  • ストックフォト
  • Adobeストック
  • ピクスタ

上記のサイトでは、訪問者があなたの作品をダウンロードする度に、一定額の報酬が支払われます。例えばイラストACだと、イラスト1ダウンロードにつき3.5円といった感じです。

また、素材サイトで自作イラストを登録し「ポートフォリオ」として訪問者に提示すると、クライアントに直接接触しなくても自動的に営業活動ができてしまいます。訪問者があなたのイラストを見て気に入ってくれた場合、あなたに直接仕事を依頼してくることもあるのです。

クラウドソーシングから仕事を請け負う

イラストレーターとして副業する場合、最も取り組みやすいのがクラウドソーシングから仕事を受注することです。これからご紹介するサイトでは、イラストレーター向けの案件が多数紹介されているので、ぜひ登録してみてください。

上記のパンダグラフィックスは、ソーシャルゲームのキャラクターデザインに特化したクラウドソーシングになります。有名作品に関われるチャンスもあるので、興味があれば活用してみましょう。

スキルサイトから仕事を請け負う

スキルサイトでは、自分のスキルや得意分野を開示することにより、訪問者に自分のサービスを買ってもらうことができます。

はじめに、自分はどんなスキルがあるか、またどんなサービスを提供するのかを具体的に情報を提示ます。イラスト制作であれば「似顔絵を描きます」「SNS用のアイコンを作ります」といった感じです。

そこで、あなたの情報を見て気に入ったユーザがいれば、あなたに仕事を依頼する(スキルを買う)というアクションが発生するのです。

スキルサイトはココナラが最も有名ですが、他にも同様のサイトがあります。

  • ココナラ ※自分の得意や強みを出品して収入が得られる。オンラインのみ。登録無料、出品無料
  • SKIMA ※個人間でイラストを売買できるサイト
  • ストアカ ※「ビジネス・ITスキル、趣味の習い事」教えたい人と学びたい人をつなぐサイト
  • 【タイムチケット】 ※30分単位で個人の時間の売買ができる

noteなどのサイトでイラストのコンテンツ販売をする

ネットショップと似ていますが、noteというサイトであなたの作品を販売することも可能です。

noteは主に、文章や音声などのコンテンツを無料または有料で訪問者に提供するサービスですが、イラストや画像も同様に扱うことができます。

あなたの作品やスキルをコンテンツ化し、noteを活用して収益化するには次のようなやり方があります。

  • イラストをたくさんアップしてギャラリー化させる
  • イラストの描き方を文章化してデジタル書籍として売り出す
  • 漫画を描いてデジタル書籍化させる

他にもアイディア次第でnoteを有効活用して収入を得ることは可能です。例えば月額500円のプレミアム会員に登録し、プレミアム会員の特権である月額課金マガジンを運営して安定的な収入を狙っても良いです。

ネットショップを開設してイラストのコンテンツ販売をする

自分専用のネットショップを開設し、あなたのイラストを商品として販売するのもおすすめです。
下記の「BASE」「STORES.jp」サイトを活用すると、開設費や運営費が無料で自分のショップを持つことができます。

ただし、商品が売れるごとに手数料が発生するので注意してください。
カラーミーショップ」は販売手数料は無料ですが、初期費用や月額利用料が必要です。

他にもネットショップを開設できるサービスは複数ありますが、複雑な操作性や高い運営費用が発生するなど、よほど業界に詳しい人でないと難しい点が多々あります。

上記のサイトは、ネットショップの運営が初めてでも簡単に活用できるので、まずは操作がシンプルで安価なサービスから始めるようにしましょう。

コミケやフリーマーケットなどでオリジナルグッズを販売する

出店料かかりますが、コミケやフリーマーケットで自作イラストの入ったオリジナルグッズを販売して副収入を得ることもできます。

お客さんとの直接的なやりとりが苦でないことが前提になりますが、コミケやフリマは自分の存在や活動状況を不特定多数の人にアピールできる絶好のチャンスになります。

出店時にあなたの活動をアピールするためのフリーペーパーや名刺を配ったりすると、より販促効果が高まります。

ヤフオクやメルカリでオリジナルグッズを出品する

ヤフオクやメルカリで自作のオリジナルグッズを出品しても、副収入を得られます。

オークションサイトやフリマサイトで、オリジナルグッズの出品するとなると「本当に売れるのか」と疑問に思うこともあるでしょう。しかし、実際に各サイトでは「こんなものが?」と目を疑うような珍品まで出品され、商売が成り立っているのです。

それを考えると、あなたが作ったオリジナルグッズも思わぬところで人気が出る可能性も否定できません。各サイトを活用するには手数料が掛かりますが、興味があればぜひチャレンジしてみましょう。

フリーマーケットで似顔絵を描いて稼ぐ

フリーマーケットや有名観光スポットなどで、似顔絵制作をしている人を見かけたことはありませんか?彼らのように、訪問者の似顔絵を手描きで描いてお金をもらうこともイラストレーターの仕事として十分成り立ちます。

似顔絵は、インターネットを使ったコンテンツ販売のように、一度作って登録するれば不労収入を生んでくれるわけではありません。その都度描かなければお金になりませんが、あなたが人物画を描くことが得意であれば、取り組んでみても良いです。

デザインコンペに応募する

自治体が出す公募やクラウドソーシングのデザインコンペに応募して、報奨金を狙う方法もあります。近年はコンペを募集するクライアントが増加しており、消費者ニーズに合わせて下記のようなコンペに特化したサイトも出始めています。

  • 登竜門
  • 公募ガイド

また、先に紹介したパンダグラフィックスにも、コンペ案件が多数掲載されています。イラスト市場は需要が高いため、強豪なライバルも多く採用を勝ち取るのは至難の技です。しかし、例え落選してもコンペに参加することで、どんな作品が採用されやすいのか市場の動向を見極める力を養うことができます。

学校や企業に講師として雇ってもらう

イラストを描き方を人にレクチャーしたい場合は、あなたの身近にいる知人や友人、学校などの教育機関へ直接声をかけてみてください。

また、稀ですがクラウドソーシングや求人サイトでも、イラスト制作の講師を募集していることがあります。

この他、先に紹介したように、イラストを描く方法を商品化して売り出すこともできます。詳細は上述のnoteを活用して稼ぐ項目を参考にしてください。

【体験談】副業イラストレーターを経験して良かったこと

最後に、私の副業イラストレーターの体験談をご紹介します。私は過去に、本業とは別に副業でもイラストレーターの仕事を手がけたことがあります。

短期間ではありましたが、その仕事を経験して良かったことをこちらでシェアします。あなたの創作活動の一助となれば幸いです。

デザインセンスが向上する

イラストを描く仕事は、デザインスキルを伸ばすことができます。私は過去の経験で、それが身にしみてわかりました。

私が経験したイラストレーターの仕事内容は、呉服店の着物のデザインを描くことでした。私はこれまで、着物はおろかファッションデザインすらも手がけたことがなく、業務を完遂できるか不安だったことを覚えています。

しかし、未知の分野を手がけるのは不安が大きい分、非常に楽しいものでした。私は着物に関する資料をできるだけ集めて、クライアントの要望を意識しながら着物のデザイン案をいくつも描いていきました。

その甲斐あって、業務は無事に完遂。デザイン料は5,000円と安価ではありましたが、デザインの幅が広がり、この経験が今の本業にも生かされています。

もしあなたが、経験したことがないジャンルのイラスト業務を任されたら、恐れずに請け負ってみてください。最初は不安かもしれませんが、経験することで自己成長につなげることができます。

好きなことでお金が稼げると幸福感が湧く

私は副業イラストレーターの経験から、好きなことでお金が稼げることの幸福感を味わうことができました。

私もイラストを描くのが好きな人間です。幼少期から、1日中絵を描いて楽しんでいたので、子供の頃の夢は絵を描く仕事に就くことでした。

その夢が実現した時は、この上ない幸福感を味わった記憶があります。プロの世界は、時に厳しい現実を見ることもありますが、本当に好きな仕事ならどんな壁も乗り越えることができると確信しています。

他のデザイン業にも応用できる

イラストを描くスキルは、他のデザイン業務にも応用ができると私は考えています。

イラストを描く時は、ただ闇雲にペンを走らせて好き勝手に作品を作るわけではありませんよね?良作を残すために、作品のコンセプトを第一に考え、次に全体の構図、色の配色などを計算しながら作品作りを進めていくわけです。

それは、どのデザイン業務も同じことです。私が手がけるDTP(卓上出版)はもちろん、Webデザインやインテリアデザイン、ファッションデザインでも本質的な部分は変わりありません。

あなたも、イラストレーターの仕事を通じて他のデザイン業務に関心を持つこともあるかもしれません。その時は、過去の経験を生かして新たな道に進んでみてくださいね。

イラストレーターを副業として稼ぐ方法まとめ

副業イラストレーターの仕事は千差万別で、楽しみながら稼ぐことができます。例えあなたの作品が趣味と同等のクオリティであっても、人によってはそれが価値あるものに感じられ、そこからビジネスが生まれるきっかけとなることもあるのです。

ここで、イラストレーターの副業について、おさらいをしておきましょう。

  1. イラストを描く副業9選
    • LINEスタンプの作成
    • 印刷物やWebサイトなどの挿絵や素材作成
    • SNS用のアイコン作成
    • 商品用のパッケージのデザイン作成
    • 動画コンテンツ用のイラストや漫画の作成
    • オリジナルキャラクターや似顔絵作成
    • ロゴやシンボルデザイン
    • イラスト入りオリジナルグッズ作成
    • イラスト作成の技術を教える
  2. 副業イラストレーターとしての稼ぎ方
    • LINEスタンプへ登録して稼ぐ
    • イラストAC等の素材サイトへ登録して稼ぐ
    • クラウドソーシングから仕事を受注する
    • スキルサイトから仕事を受注する
      • ココナラ ※自分の得意や強みを出品して収入が得られる。オンラインのみ。登録無料、出品無料
      • SKIMA ※個人間でイラストを売買できるサイト
      • ストアカ ※「ビジネス・ITスキル、趣味の習い事」教えたい人と学びたい人をつなぐサイト
      • 【タイムチケット】 ※30分単位で個人の時間の売買ができる
    • noteで自分の作品を販売する
    • 自分のサイトでコンテンツ販売をする
    • コミケやフリマでオリジナルグッズを販売する
    • ヤフオクやメルカリでオリジナルグッズを出品する
    • フリーマーケットなどで似顔絵の作成販売をする
    • デザインコンペに応募する
    • 講師として企業や学校に雇ってもらう
  3. イラストレーターを経験して良かったこと
    • デザインセンスが向上する
    • 好きなことでお金を稼ぐ喜びが味わえる
    • イラスト業務は他のデザイン業に応用できる

イラストレーターの仕事は、多くの可能性をもたらしてくれます。有名作品を手がけられるようになったり、自分の作る作品が思わぬヒット商品となる可能性もあるのです。

あなたが将来、素敵なイラストレーターになれることを、心から祈っています。
なおイラストレーターになるにあたり、副業と本業どちらが良いかついて以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。

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Masuko Kagawa
DTPデザイナーとして印刷会社に勤務しています。2019年で勤続年数16年。冊子やペラものなどの紙媒体の作成が得意です。このほか、イラストレーターやWebデザイナー、Webライターとしても活動中。 いたるところにアンテナを張り巡らせて世の中の動きに注目し、皆さまに魅力溢れる情報をお届けできるよう精進してまいります。
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