接客業をされているあなた。
お疲れ様です。
接客業を辞める予定で、次どうしようかと考えているあなたも。
本当にお疲れ様です。
もう辞めよっかなあ。。
そのお気持ち、凄くわかります。
私も接客業歴が長いので。
将来自分のお店を持ちたいなと思っているのですが、私が裏方をやって、接客担当は別に雇いたいと思ってるぐらいです。。。
接客業って、肉体的にも精神的にも結構大変なお仕事ですよね。
今回は、私が接客業をもうやりたくないと思った理由から最後に行きついた先までを告白します。
本記事でお伝えする内容はこちらです。
- 接客業をもうやりたくないと思った理由
- もうやりたくないのに接客業を続けてしまう事情
- 私が接客業をやりたくなくなった時にしたこと
- 私が他の仕事を試した結果
本記事を読むことにより、接客業に疲れたあなたの心が少しでも軽くなって、未来への一歩を踏み出してもらうことができたら幸いです。
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接客業をもうやりたくないと思った理由
接客業をやりたくないと思う理由はそれぞれあるでしょう。
私にも3つ、もう嫌だと思ったことがありました。
このパートでは、接客業を嫌になってしまった理由について詳しくお話ししていきます。
クレーム対応で疲弊する
接客していく中、1番辛かったのはクレーム対応でした。
「謝罪」という行為は、ただでさえ心に負担をかけるものです。
私の不手際でお客様にご迷惑をおかけしたら、謝罪するのは当然のことです。
しかし、たまに下記のようなことがあり、心が折れました。
- 特に悪いことをしてないはずなのに理不尽に怒られる
- 他のスタッフのミスを被ってクレームを受ける
- 何度も謝罪しているのに長々と説教される
思い出すだけでも辛くなります。
私はこういった辛い思い出を延々と引きずってしまうタイプなのです。
今となっては「よく耐えられていたな」と思いますね。
不規則なシフトに振り回される
24時間営業の店舗で働いていた頃は、シフトが無茶苦茶ということがよくありました。
例えば、朝の6時半から午後2時までで一旦退勤、またその日の夕方5時から夜9時も働くという感じです。
更に誰かが急に休んだら、昼夜問わず呼び出されてしまいます。
何か理由がない限り断れなかったので、休日が消え、連勤になることも多かったです。
おかげで体調を崩してしまうことも度々ありました。
表情を作り続けるストレス
プライベートで悲しい出来事があった日でも、仕事中は笑顔でいなければなりません。
飼い猫が失踪しようが、彼氏と別れようが、お客様には関係ないですからね。
でもそれが、結構辛いんですよ。
心と表情のチグハグ加減が。
作り笑いばかりで疲れたー!接客業は大変だよね…ハワイに飛んで行きたい!!
— kana_s (@kanaxx_o) April 10, 2010
冗談でなく本当に、頬の辺りの筋肉が疲れちゃってピクピクしだすんですよ。。。
そしてある時、ふと「私なんでこんなに笑ってなきゃいけないの?」と考え始めます。
「誰のために」「何のために」と思ったら、ますます悩みました。
接客業をもうやりたくないのについ続けちゃう事情
もうやりたくない、辞めたいと言いつつも、私は約12年も接客業をしていました。
ダラダラと続けてしまった理由はこちらです。
- 接客業を始めて人見知りが少し改善できたのが嬉しかった
- 接客の経験があると、次も接客担当で雇ってもらいやすかった
- 接客業は特別な資格がなくてもできる仕事だから
- 接客業は常に需要があるので、採用されやすかった
接客業をして良かった面もあったのです。
お客様に喜ばれたら嬉しかったですし、人付き合いの楽しさを知れたのは大きな収穫でした。
ただ接客業をすることで負ってしまった傷が多過ぎたのです。
12年かけて、私は接客業の良さを忘れるぐらい疲れました。
私が1番ムカつくのは、自分勝手な理由で来店して気に入らないと怒鳴り散らしたり怒ってきたり嫌味言ってくる人!私も存外自分勝手だけどそれは違うだろって思うし、私も同じ人間なのになんでこんな扱いされんだ?お?って思うの。ホントやりがいないよね、接客業って
— 観音坂いちこ🌸 (@ichikotoui0601) April 5, 2020
私もまさにこれ↑でした。
単純にお金を稼ぐために働くだけで、やりがいを感じない。
でも武器となる能力がないから続けるしかなかった。
だから今では、私自身に対して、以下のように思うようにしています。
- 辛ければ他の場所に逃げてもいいんだよ
- 心と体が壊れるくらいなら辞めていいの
- お金より自分が自分らしく働ける職場が一番
それからというもの、職場で辛いことがあったら、空いた時間に転職や派遣のサイトで仕事を探してます。
辞めても行き先があるってわかるだけでも、心に余裕が持てるので、案外よいですよ。
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- アデコ ※登録はWeb上で完了(来社不要)「ライフスタイル」重視の女性に適した派遣多数あり
もう接客業をやりたくないと思った時、私が行ったこと
接客業を今すぐ辞めたいと思うけど、衝動的に辞めるのはやはり気が引けちゃいますよね。
私の場合は、仕事について考える時間を作りました。
接客業という仕事を見つめ直し、自分がこの先どうしたいのか。
具体的に行ったことがこちらです。
接客業が好きだという人に相談した
接客業を本当に辞めていいのかと、自分の気持ちを整理するために夫や同僚に相談しました。
接客業を好きな人に話を聞くと、自分の適性が浮かび上がります。
そうしたら、接客業が好きだという人には下記のような共通点があるとわかりました。
- お客様の顔を見るのが楽しい
- しんどいことがあっても上手にガス抜きができる
- 何が起きても臨機応変に対応できる
これを聞き、私は最初から接客業に向いてなかったと判断しました。
だって悩みは溜め込むし、頭の回転良くないし、お客様への対応はいつもドキドキしますもの。
相談して本当に良かったです。
向いてないと気付けば、向いている仕事探しに気持ちを切り替えられましたから。
仕事の選択肢を増やせるよう、様々な勉強をした
接客業以外の仕事を探すにあたり、少しでも誇れるものを持っておきたいと思った私。
実際にしたことはこちらです。
- 出勤可能な地域を広げるため、運転免許を取得
- お茶やパン、出版関係など好きな分野のスクールに通ったり資格を取得した
- 基本的なパソコン操作を一通り勉強し直した
- キレイな文字と店頭に飾れるPOP用の文字を練習した
勉強してきたことは仕事だけでなく、プライベートも充実させてくれました。
好きな分野は友人にも教えてあげられるし、文字は夫の仕事(販売業)の手助けにもなりました。
車は子供が3人いる今現在、必須です。
本当に有意義な時間でした。
なお、手書きPOPの学習については、以下の記事をご参考になさってください☟
もう接客業をやりたくなくて他の仕事を試した結果
接客業を辞め、他のお仕事に就いた私ですが、そこでも何かと思うことはありました。
このパートでは、他業種を試した感想をお伝えします。
飲食店の調理担当
結論から言うと、最高でした!
引越しや出産で今はもう勤めていないのですが、可能ならば続けたかったです。
求人情報誌の「新店特集」というものを見てこの仕事に就きました。
お店のオープン作業って、楽しいんですよ。
スタッフ全員が同時にお仕事スタートだから、変なプレッシャーも無いし。
全員が初めて出会う人だから、良好な人間関係も築きやすいです。
接客はもちろんしなくていいので(お客様に挨拶はもちろんしますけど)、あの頃のストレスとはお別れ!
全く人と話をしないわけでは無いけど、その絶妙なバランスが良かったです。
デメリットとしては、手が荒れがちだったり、たまに火傷や切り傷を作ってしまうことくらいでしたね。
製造
人と接しない仕事といえば、やはり工場での流れ作業かなと考え、働いてみました。
実際本当に黙々と、延々と同じ作業を続けていくんですよ、工場って。
人と話すことがほとんどないので、接客業の時のようなストレスは無くなりました。
流れ作業は、接客業のように想定外のことがあまり起こらないので、淡々とできるのがいいところですね。
ただ、「正確且つ手早くやらなきゃ」というプレッシャーとは常に戦ってました。
ちなみに製造業は、人材派遣会社に登録して紹介してもらいましたよ。
職場と自分との直接的な契約がなく、人材派遣会社がやってくれるのは楽でしたね。
なお、工場などでの派遣の仕事については、【派遣の軽作業】おすすめの仕事を3つ厳選!でもそれってきつい?で詳しく解説しています。
どうぞご参考になさって下さい。
内職
クラウドソーシングサイトで内職の応募をし、仕事をしたことがあります。
具体的には、お手紙の代筆、通販サイトの出品代行などをしていました。
クオリティーと納期を守ればあとはフリーなので、ノンストレスでした。
資格もスキルも必要なしのお仕事ばかりですしね。
お家の中で、誰にも文句言われず仕事ができるなんて幸せですよ。
ただやはり簡単にできる分、報酬は少なめでしたけど。
フリーランスの仕事については、主婦が選ぶフリーランスの仕事5選!簡単な在宅ワークがおススメで詳しく解説しています。
どうぞご参考になさって下さい。
接客業をもうやりたくないと思っているあなたへ
もう接客業はやりたくないと思いつつ、続けていた私。
自分に向いている仕事なのか、本当に好きでやっている仕事なのか。
私は少し立ち止まって考えることで、結果いい方向へ向かいました。
あなたの今後に少しでもお役に立てたら幸いです。
ここで本記事の内容をまとめておきます。
- 「クレーム対応」「不規則なシフト」「作り笑い」がしんどく、接客業をやりたくなくなった
- 接客業をやりたくなくても続けていたのは、資格がなくてもできたし、採用されやすかったから
- 接客業が好きな人に相談したら、自分がいかに接客業に向いていないかわかった
- 接客業を辞める下準備として、資格を取ったり、知識を深めたりした
- 接客業以外の業種を試した結果、接客業時代のストレスはあっさり消えた
人には向き不向きがありますし、それで転職することって全然悪いことじゃないと私は思います。
私は接客業から転職して、心も体も元気になりました。
職場が変わるだけで自分がこんなにも変わるなんて思ってもなかったです。
あなたも少し立ち止まって、気持ちを整理して、体と心を大事にしてあげてくださいね。
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